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最強職は勇者?いいえ、武器職人です

てるてる

1章 王国編 11話 過去の過ち

なんでだ...?

俺は凛の魔法で完全に人としての形を
留めないくらいまで壊されたんじゃないのか?

凛は手加減していて、俺が勝手に想像による
幻肢痛を感じていただけなのか?

わからない。とりあえず、体を動かそう。
手を着く。

ぴちゃ、

「え?」

手を置いた場所を見る。

そこには、およそ人1人分の血液が
大きな血溜まりを作っていた。

「ひぅ!」
反射的に声が漏れる。元々、
血を見るのは怖かった。

ドラマ手術のシーンがあれば必ず目を背けた。

何故か?自分の殺戮衝動を抑えれない・・・・・からだ。

俺は、本当は豊海高校に1年からいた訳ではない。

元々通っていた高校で揉め事をおこしたから
転校してきたのだ。

その揉め事は今でも覚えている。

俺のいた高校は私立清乱高校といった。

入学から2ヶ月後、クラス内で派閥ができ、
いじめの対象ができた。

俺は空気のように過ごした。

ある時、いじめられている子が
クラスカーストトップのやつに切れた。

それは、悲痛な叫びだった。無関心を装っていた
俺の心を揺さぶる程に。

当然、そんなことをしてただで済むわけがない。

取り巻きがいじられっ子の両肩をキメる。

そして、いじめっ子による暴力が始まった。

腹を膝で打ち、顎を掌打で跳ねあげ、
上がった顔目掛けて拳を打ち下ろす。

次第にいじめられっ子の制服が赤く染まり始める。

そこまで行って、俺がキレた。

席を立ち、取り巻きの横につく。

そして、目に指を突き入れる。もう片方には

回し蹴りを鼻に叩き込んだ。

片方は失明、もう片方は鼻骨骨折。どちらも
重症である。

そこで登場いじめっ子。大ぶりな右ストレートを
放ってくる。

流し、鳩尾と顎に1発づついれ、胸倉を掴み、
背負い投げを打つ。身長180超える身長が
机の密集する場所に叩きつけられる。

机に罅が入ったことから、その威力が
どれほどのものなのかがわかる。

当然、そいつは意識が朦朧とし、
立つことすらままならない状態だった。

普通は・・・ここまでやれば気が済むだろう。

でも、俺は普通じゃ..なかった...

頭の中に声が浮かんでくる。

殺せ───って


結果、俺は市内の精神病院へ送られ、
俺が殺しかけたやつらは入院した。

俺はその後引越し、
今の高校、豊海高校に通うことになったのだ。

当然、次に暴力行為をした場合には少年院送りだ。

そして、月日が流れ、今、変な世界に来て、無能だと罵られて、殺されかけた。

もう、疲れた。

慣れないキャラを演じるのも、衝動を抑えるのも。


「さてと、まずはここがどこかの確認。
それと食料の確保だな。」

全ての枷を外した。
ここにいるのは、1匹の血に飢えた獣だ。

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