Piece full Story 【Season1】
#03 絶望の中
時は宇宙船が大気圏を突破する前。
宇宙船内部にて、外を眺める凛華。
「ねえシーラ、これってどこに向かって落ちる予定?
私の計算が間違ってなければこの星滅ぶわよ?」
「安心してください、あなたの計算は間違って…ああ!!」
「シーラ?どうしたの!?」
「やばいです!このままだと大陸に衝突します!!」
「パラシュートは!?」
「来る途中で言ったように付いておりません!燃料も残っておりません!」
「バカ!!どうすんのよコレ!!」
「祈るしかありませんね」
「死ね!!」
「機体が大気圏に突入しました」
(あぁ、ようやくここまでたどり着いたのに私って、この星ごと死んでしまうのね)
「やはりエントロピーの法則は正しかった…」
「そうでも無いみたいですよ?星の様子を見る限り、かなり厚い大気の層で覆われています」
「バカね、それだと衝撃がもっと広がってしまうじゃない…」
「安心してください、何故か落下予測地点の森が動いています」
「だから何なの?安心できる要素皆無よね、ってうわ!?なんか浸水してるわよ!?なんかドロドロしてるし…」
「これは着地の衝撃に備えてるだけなので、気にしなくて結構です」
「いや気になるわアホ…ゴボゴボ……」
宇宙船内部にて、外を眺める凛華。
「ねえシーラ、これってどこに向かって落ちる予定?
私の計算が間違ってなければこの星滅ぶわよ?」
「安心してください、あなたの計算は間違って…ああ!!」
「シーラ?どうしたの!?」
「やばいです!このままだと大陸に衝突します!!」
「パラシュートは!?」
「来る途中で言ったように付いておりません!燃料も残っておりません!」
「バカ!!どうすんのよコレ!!」
「祈るしかありませんね」
「死ね!!」
「機体が大気圏に突入しました」
(あぁ、ようやくここまでたどり着いたのに私って、この星ごと死んでしまうのね)
「やはりエントロピーの法則は正しかった…」
「そうでも無いみたいですよ?星の様子を見る限り、かなり厚い大気の層で覆われています」
「バカね、それだと衝撃がもっと広がってしまうじゃない…」
「安心してください、何故か落下予測地点の森が動いています」
「だから何なの?安心できる要素皆無よね、ってうわ!?なんか浸水してるわよ!?なんかドロドロしてるし…」
「これは着地の衝撃に備えてるだけなので、気にしなくて結構です」
「いや気になるわアホ…ゴボゴボ……」
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