トライアングルラブ

美乃坂本家

第4話 なんてたってアイドル降臨

入学式から、二日目、大輝たちのクラスに、転校生がやってきた。

「はじめまして、今度、春海高校に転校してきました、更科 はるかです。よろしくお願いますします。」
はるかは、そういって、ペコっと頭を下げた。

クラスメイトの雄大が、涼介に言った。
「おい、更科 はるかって元KGBのアイドルじゃないか?」
大輝「そ、そうか?」

雄大は、
「俺、ファンだったから、間違いない。」

そういえば、外見が、違う。ミニスカートだ。
ちなみに、ここの高校は、服装は、自由。個性を発揮できる子が、優れている。

大輝「けど、タイプじゃねえ。」
嘘だった。大嘘だ。好みだ。
しかし、後ろの2人に警戒していた。

振り向くのも、怖い。学習能力も、ついてきた。

すると、あすか「本当に、タイプじゃないの?可愛いじゃない?先生も美人で、恵まれてるわねえ。」

「罠だ、コイツは、すぐに、俺を引っ掛ける」と
大輝は、こころの中で、つぶやいてみた。

ここはひとつ、我慢だ。アタックすべきは、時を選べだ。大輝は、ひとつ大人になった。

放課後、大輝は、はるかと一緒にいた。いつもの2人は、体育館の倉庫にいたので、そのことを、知らなかった。

「はるか、今日、俺ん家来ない!いろいろ、この町のこと、教えてあげるよ。」

大輝「ごめんなさい、今日は、用事があるの。また、今度誘ってね。」

大輝
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は、振られた。そりゃ、しょうがない。アイドルだもの。男は、星の数だけある。

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