無属性魔法を極めた俺は異世界最強!?
19話
通常魔力というものは魔法を発動させるためのエネルギー源であり、そのまま自分の魔法適正の属性に変換せずに使用する事は出来ない。
しかし俺の予想が合っているのなら体内の魔力を感じ、操作できる俺は体外でも同じことが出来るかもしれないのだ。
根拠としてゴブリンの拳が弾かれたという事実がある。
あの時俺は魔力を一点に集めていた。そして身体中の魔力を一点に集めていたのだから漏れ出した魔力があってもおかしくは無い。
何が言いたいかって体外に放出されていた魔力が俺の腕を守ったのでは無いか、と思うのだ。
両腕を折られて絶叫を上げているレッドゴブリンに注意を払いながら俺がこれまでの事を考察していると
「ユウ、大丈夫か!?」
そう言いながら玄太が駆け寄ってきた。
「あぁ、何とも無い」
「ユウもそうだが俺の心配もしろよ」
俺と玄太が安全の確認をしているとレッドゴブリンに重いっきり吹っ飛ばされていた真一が復帰してきた。
「悪いな、いろいろ急展開すぎて周りが見えてなかった」
三人が集まり緊迫した空気が緩む。
「それはそうと一つ試してみたいことがあるんだ」
俺は二人にそう告げ、未だ発狂をして苦しみのたうちまわっているゴブリンに掌を向けた。
「お前、遠距離魔法は使えないんじゃなかったのか?」
あきらかに魔法を発動させようとしている俺の体勢に真一は疑問を吐いたが俺はその疑問を無視して掌に魔力を集め始めた。
・・・よし、こんなもんで良いか。
魔力を集めた掌からは微かに魔力のこぼれ落ちている感覚がする。
だけどこれで完成では無い。
俺はこぼれ落ちている魔力をかき集めて銃弾ほどの大きさにした。
これが・・・・・属性に変換していない魔力!
銃弾程の大きさに凝固している魔力の塊は超高密度で目視できるほどとなっていた。
ほのかに紫の光を放っている魔力の塊は思わず見惚れてしまうほど美しい。
だがレッドゴブリンの叫び声をいつまでも聞いているわけにもいかず、俺はその銃弾をレッドゴブリンの脳に向けて放った。
「バスッ!」
そんな音を立てて銃弾がレッドゴブリンの脳天を貫くと、突然叫び声が鎮まり「ドスッ」とゴブリンの倒れた音が辺りに響いた。
しかし俺の予想が合っているのなら体内の魔力を感じ、操作できる俺は体外でも同じことが出来るかもしれないのだ。
根拠としてゴブリンの拳が弾かれたという事実がある。
あの時俺は魔力を一点に集めていた。そして身体中の魔力を一点に集めていたのだから漏れ出した魔力があってもおかしくは無い。
何が言いたいかって体外に放出されていた魔力が俺の腕を守ったのでは無いか、と思うのだ。
両腕を折られて絶叫を上げているレッドゴブリンに注意を払いながら俺がこれまでの事を考察していると
「ユウ、大丈夫か!?」
そう言いながら玄太が駆け寄ってきた。
「あぁ、何とも無い」
「ユウもそうだが俺の心配もしろよ」
俺と玄太が安全の確認をしているとレッドゴブリンに重いっきり吹っ飛ばされていた真一が復帰してきた。
「悪いな、いろいろ急展開すぎて周りが見えてなかった」
三人が集まり緊迫した空気が緩む。
「それはそうと一つ試してみたいことがあるんだ」
俺は二人にそう告げ、未だ発狂をして苦しみのたうちまわっているゴブリンに掌を向けた。
「お前、遠距離魔法は使えないんじゃなかったのか?」
あきらかに魔法を発動させようとしている俺の体勢に真一は疑問を吐いたが俺はその疑問を無視して掌に魔力を集め始めた。
・・・よし、こんなもんで良いか。
魔力を集めた掌からは微かに魔力のこぼれ落ちている感覚がする。
だけどこれで完成では無い。
俺はこぼれ落ちている魔力をかき集めて銃弾ほどの大きさにした。
これが・・・・・属性に変換していない魔力!
銃弾程の大きさに凝固している魔力の塊は超高密度で目視できるほどとなっていた。
ほのかに紫の光を放っている魔力の塊は思わず見惚れてしまうほど美しい。
だがレッドゴブリンの叫び声をいつまでも聞いているわけにもいかず、俺はその銃弾をレッドゴブリンの脳に向けて放った。
「バスッ!」
そんな音を立てて銃弾がレッドゴブリンの脳天を貫くと、突然叫び声が鎮まり「ドスッ」とゴブリンの倒れた音が辺りに響いた。
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