転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 1018
聖女・ミレナパウスがどれだけ対応できる? いや、もしかしたらどこまででもいけるのか? そんなわけはない……とか思いつつも、時々この黒煙の中から見える光……それが走るたびに顔を覗かせる聖女・ミレナパウスは戦場に似つかわしくないくらいの美しさを放ってる。そしてそれは俺たちの様な魔法を知らない者たちにしたら、この戦場でそれだけの余裕がある事をみせてる彼女なら……と思ってしまう。そもそも魔法も……そして俺たちにとっては勇者たちだってそもそも底なんてみえない。だからもしかしたら……もしかしら本当に全然大丈夫? それだけの余裕がある様にみえる。
俺は空の敵、そして地上の敵それぞれに対応してる。そこら中に剣があるんだから、それを使って時々空中の敵にもなげてるが、目の前の敵にも対応しないといけないのは厄介だ。それに空の敵は強化されてないから脅威度的には低いといっても爆発はとても厄介で無視できるレベルじゃない。けど地上の砂獣は強化されてて空の砂獣よりもより厄介。どっちに対応するのか……どうしたらいいのか、実際今は自己判断にゆだねられてる。
ここで部隊を上手く動かせる指揮官とかがいたら、もしかしたらもっと違うことになるのかもしれないが、けどこの戦場では全てを把握できるような……そんなことは無理に近い。なにせ爆煙で様子が分かりづらくなってる。それにもともとデカい砂獣が入り乱れてるんだ。埋め尽くしてるといっていい。俺たちだって頑張って倒してる。けど、それでも砂獣の数が減ってるようには見えない。
だから連携といってもそれは近くのそれこそ10メートル範囲くらいでしかできない。でもそれもこの爆煙がない時だ。今はそれこそ爆煙のせいで五メートルくらいしか見えない。そうなるとますます戦場を把握するなんてできないだろう。
一応なんとか俺は聖女・ミレナパウスを見つけてるが、向こうはきっとこっちになんて気づいてない。そして気を抜くとすぐに見失う。聖女・ミレナパウスの魔法は無差別だから俺たちが見えてようと見えて無かろうとか関係なく治すだろうが、この状況じゃ、いざという時に聖女・ミレナパウスを守るなんてこともできない。俺たちが今戦えてるのはこの武器と、そして聖女・ミレナパウスの存在が大きい。だからこそ、彼女を見失うのは不味いとおもってる。けど地上……そして空からの攻撃……これらが断続的に続いてる状態だと、彼女に追いつくのも難しい。
「まっ――!?」
聖女・ミレナパウスになんとか気づいてもらおうと声を出そうとした。けどその瞬間、足元からミミズの様な砂獣が出てきた。砂を飲み込んで一気に吸い込んでいく。それによって体が吸い込まれる。けど間一髪、剣を口に差し込んで出て来たミミズと共に上にあがる。そんなミミズに対して聖女・ミレナパウスが光の光線を打ち込んで倒してくれた。そして運が良かったのか、俺はちょうど聖女・ミレナパウスの目の前に着地することができた。これで要である彼女を守れる。
俺は空の敵、そして地上の敵それぞれに対応してる。そこら中に剣があるんだから、それを使って時々空中の敵にもなげてるが、目の前の敵にも対応しないといけないのは厄介だ。それに空の敵は強化されてないから脅威度的には低いといっても爆発はとても厄介で無視できるレベルじゃない。けど地上の砂獣は強化されてて空の砂獣よりもより厄介。どっちに対応するのか……どうしたらいいのか、実際今は自己判断にゆだねられてる。
ここで部隊を上手く動かせる指揮官とかがいたら、もしかしたらもっと違うことになるのかもしれないが、けどこの戦場では全てを把握できるような……そんなことは無理に近い。なにせ爆煙で様子が分かりづらくなってる。それにもともとデカい砂獣が入り乱れてるんだ。埋め尽くしてるといっていい。俺たちだって頑張って倒してる。けど、それでも砂獣の数が減ってるようには見えない。
だから連携といってもそれは近くのそれこそ10メートル範囲くらいでしかできない。でもそれもこの爆煙がない時だ。今はそれこそ爆煙のせいで五メートルくらいしか見えない。そうなるとますます戦場を把握するなんてできないだろう。
一応なんとか俺は聖女・ミレナパウスを見つけてるが、向こうはきっとこっちになんて気づいてない。そして気を抜くとすぐに見失う。聖女・ミレナパウスの魔法は無差別だから俺たちが見えてようと見えて無かろうとか関係なく治すだろうが、この状況じゃ、いざという時に聖女・ミレナパウスを守るなんてこともできない。俺たちが今戦えてるのはこの武器と、そして聖女・ミレナパウスの存在が大きい。だからこそ、彼女を見失うのは不味いとおもってる。けど地上……そして空からの攻撃……これらが断続的に続いてる状態だと、彼女に追いつくのも難しい。
「まっ――!?」
聖女・ミレナパウスになんとか気づいてもらおうと声を出そうとした。けどその瞬間、足元からミミズの様な砂獣が出てきた。砂を飲み込んで一気に吸い込んでいく。それによって体が吸い込まれる。けど間一髪、剣を口に差し込んで出て来たミミズと共に上にあがる。そんなミミズに対して聖女・ミレナパウスが光の光線を打ち込んで倒してくれた。そして運が良かったのか、俺はちょうど聖女・ミレナパウスの目の前に着地することができた。これで要である彼女を守れる。
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