転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 710
勇者はよくやってる。なにせ鬼と勇者の力の差はそれこそ一つの世界くらい違う。そもそもがそれだけの力を内包してる鬼という存在がバグってると言っていいだろう。そんな鬼相手に善戦してるんだから勇者は成長してる。
もちろんそれは色々な要因があるだろう。でも助けられるというのもその人の人徳というか力と言ってもいいと思う。うまく関係を構築できないと、誰からも助けられなくて孤立無援で人生終了ってあり得るしね。
その点、勇者は色々な力を借りていると思う。それを卑怯なんて私は思わない。凄いなーって思う。それこそが勇者の才能というか……ね。
けどこのままだとやばいのも確かだ。なにせ本当にあの存在は格が違う。空獣よりかは落ちるけど、それでもあの鬼は世界を壊せるだけの力をもってるからね。てか何なら奴というか鬼という存在が世界を再構築してるんだから、ある意味で神に等しい力をもった神の代行者とも言えるかもしれない。
それを一つの存在で打ち倒すというのはなかなかに現実的じゃない。じゃあ私はなんなんだって事になりそうではあるが……G-01はそれこそ進みすぎた科学が魔法と融合してしまった域の向こう側のテクノロジーだからね。
多分だけどG-01を作った人々はそれこそ神をも超えるテクノロジーを有してたんだろう。だからこそ、G-01は周囲の力を貪欲に吸収して更に成長することが出来る。最初はそれこそ鬼に対して逃げるだけだったわけだしね。
でも上手くやって、鬼の力を取り込むことで、アップグレードを果たしたG-01は鬼にも対抗できるほどになった。
(勇者もどうやらそれを狙ってるね)
勇者は接近戦をしかけてる。あれだけアホみたいに力を溢れさせてる黄金の鬼である。実際下手な奴があれに近づくと、それだけで死ぬだろう。それだけの理不尽な力を持ってる。てかその証拠に、あの鬼の周囲の砂……アイツの輝きとは逆に黒くくすんでる。砂がくすむってなんだよって感じだが、多分だけど世界としての存在を枯らしてると思われる。だって私が遠くからドローンでその砂をスキャンしたところ、もう砂と表示されないのだ。
表示されるのは『屑』である。なんの約にも立たない屑。私がアズバインバカラとジャルバジャルの間に作った施設にあれをぶっこんでも多分何も生まれない……それが葛だろう。いろんな物質を打ち込んで様々な物に変換出来る施設でも、屑は何にもならない。
そういう物になってしまってる。
「ああいう特性もあったんだね」
そんな感想が出てくる。宵ではあんなの意識しなかった。たしかに鬼はエネルギーを溢れさせてたが、宵には屑になる物なんてなかった。だって宵には世界が分解されてるからだ。それにG-01はそもそもそこらの物よりも強固だしね。エネルギーに当てられて屑になる――なんてことはない。でもアイツラが宵から出てくると……世界はああなるってことだ。
そして勇者も危ない。勿論勇者も対応策を取ってる。聖なるエネルギーでその身を覆ってる。でもエネルギーの量では圧倒的に鬼が多い。ちんたらやってたら、護るだけでエネルギーを使い果たしてしまうだろう。
でもだからって攻撃に振りすぎると守りが弱くなる。なかなかに厳しい戦いだ。何か変わるきっかけがあるとすれば……変異した教会の奴が乱入することかな? まあ横から鬼に噛みついて、そのまま身体を崩して言っただけなんだけど……
勇者は「いまのは?」とかいう反応で終わってる。なにせあっという間だったからね。鬼は普通に勇者と戦ってたし、はっきり言って変異した教会のやつなんて歯牙にも掛けてなかった。一体何が目的だったのか……でもどうやらその牙はたしかに鬼に食い込んでたらしい。
もちろんそれは色々な要因があるだろう。でも助けられるというのもその人の人徳というか力と言ってもいいと思う。うまく関係を構築できないと、誰からも助けられなくて孤立無援で人生終了ってあり得るしね。
その点、勇者は色々な力を借りていると思う。それを卑怯なんて私は思わない。凄いなーって思う。それこそが勇者の才能というか……ね。
けどこのままだとやばいのも確かだ。なにせ本当にあの存在は格が違う。空獣よりかは落ちるけど、それでもあの鬼は世界を壊せるだけの力をもってるからね。てか何なら奴というか鬼という存在が世界を再構築してるんだから、ある意味で神に等しい力をもった神の代行者とも言えるかもしれない。
それを一つの存在で打ち倒すというのはなかなかに現実的じゃない。じゃあ私はなんなんだって事になりそうではあるが……G-01はそれこそ進みすぎた科学が魔法と融合してしまった域の向こう側のテクノロジーだからね。
多分だけどG-01を作った人々はそれこそ神をも超えるテクノロジーを有してたんだろう。だからこそ、G-01は周囲の力を貪欲に吸収して更に成長することが出来る。最初はそれこそ鬼に対して逃げるだけだったわけだしね。
でも上手くやって、鬼の力を取り込むことで、アップグレードを果たしたG-01は鬼にも対抗できるほどになった。
(勇者もどうやらそれを狙ってるね)
勇者は接近戦をしかけてる。あれだけアホみたいに力を溢れさせてる黄金の鬼である。実際下手な奴があれに近づくと、それだけで死ぬだろう。それだけの理不尽な力を持ってる。てかその証拠に、あの鬼の周囲の砂……アイツの輝きとは逆に黒くくすんでる。砂がくすむってなんだよって感じだが、多分だけど世界としての存在を枯らしてると思われる。だって私が遠くからドローンでその砂をスキャンしたところ、もう砂と表示されないのだ。
表示されるのは『屑』である。なんの約にも立たない屑。私がアズバインバカラとジャルバジャルの間に作った施設にあれをぶっこんでも多分何も生まれない……それが葛だろう。いろんな物質を打ち込んで様々な物に変換出来る施設でも、屑は何にもならない。
そういう物になってしまってる。
「ああいう特性もあったんだね」
そんな感想が出てくる。宵ではあんなの意識しなかった。たしかに鬼はエネルギーを溢れさせてたが、宵には屑になる物なんてなかった。だって宵には世界が分解されてるからだ。それにG-01はそもそもそこらの物よりも強固だしね。エネルギーに当てられて屑になる――なんてことはない。でもアイツラが宵から出てくると……世界はああなるってことだ。
そして勇者も危ない。勿論勇者も対応策を取ってる。聖なるエネルギーでその身を覆ってる。でもエネルギーの量では圧倒的に鬼が多い。ちんたらやってたら、護るだけでエネルギーを使い果たしてしまうだろう。
でもだからって攻撃に振りすぎると守りが弱くなる。なかなかに厳しい戦いだ。何か変わるきっかけがあるとすれば……変異した教会の奴が乱入することかな? まあ横から鬼に噛みついて、そのまま身体を崩して言っただけなんだけど……
勇者は「いまのは?」とかいう反応で終わってる。なにせあっという間だったからね。鬼は普通に勇者と戦ってたし、はっきり言って変異した教会のやつなんて歯牙にも掛けてなかった。一体何が目的だったのか……でもどうやらその牙はたしかに鬼に食い込んでたらしい。
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