転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 611
とりあえず、どうやってあの橋を抜けるか……が目下の課題だ。ここをバレずに行くってなかなかに厳しい。それに、イシュリ君が目立つ。実際、まだイシュリ君のことがどれだけの人たちに広がってるのか……私はわかってない。だから聞こう。
『その子のこと、彼らは知ってるんですか?』
「いや、奴らはしらないだろう。この子のしでかしたことを知ってるのはそれこそ宮殿に務める一部の者達だけだ。つまりはそれだけのことをしたということだがな」
おじさんはそう言って少しだけイシュリくんに視線を向ける。それはつまりは、たとえこの人がイシュリ君がやったことが自分の意志ではなくて、このサソリのせいだと言ったとしても、きっと許されることはないだろう。最悪のタイミングで最悪なことをしたとして、きっと命を取られる。既にその運命しかこの子にはないと言うことか……全ては教会の思惑なのにね。
『そうですか……まあでも今は彼らがイシュリ君のことを知らないのなら都合がいいです。少しの間、こちらに彼を預けてください』
「それは……」
『今更、私がその子になにかするとでも?』
「それは思ってないが……」
『責任を感じてるのなら、助けられたあとにでもいっぱい感じてください』
私がそう言うと、彼は「それもそうだな」と言ってイシュリ君をこっちに渡してきた。よしよし、私はドローンでイシュリ君を受け取って、彼に対して光学迷彩をかける。まあけど、これならおじさんにもかけて、二人て透明になって……と思うだろう。
「それを私にもかければいいのではないか? 近くには居るんだろう?」
キョロキョロとしながらおじさんがそんなふうに言う。まあそう思うのも無理はない。けどさ……透明には透明なりの不便さってやつがある。もしもそこに扉とかあったらさ、独りでに開いたら不自然じゃん。
やっぱりちゃんとした立場の協力者がいるのなら、その人について行くことで、楽にそこを突破できるっていうね……
『――ということで、ふたりとも透明になると面倒なこともあります。あなたは疑われてはないのですから、普通に通れますよね? それならそのままのほうが都合がいいです。私はこの子を連れて後ろにいますから普通に橋を通ってください』
「そういうことならわかった」
理解してくれて助かる。彼はただ堂々としてくれてたらそれでいい。というわけで早速の作戦を実行することにした。
『その子のこと、彼らは知ってるんですか?』
「いや、奴らはしらないだろう。この子のしでかしたことを知ってるのはそれこそ宮殿に務める一部の者達だけだ。つまりはそれだけのことをしたということだがな」
おじさんはそう言って少しだけイシュリくんに視線を向ける。それはつまりは、たとえこの人がイシュリ君がやったことが自分の意志ではなくて、このサソリのせいだと言ったとしても、きっと許されることはないだろう。最悪のタイミングで最悪なことをしたとして、きっと命を取られる。既にその運命しかこの子にはないと言うことか……全ては教会の思惑なのにね。
『そうですか……まあでも今は彼らがイシュリ君のことを知らないのなら都合がいいです。少しの間、こちらに彼を預けてください』
「それは……」
『今更、私がその子になにかするとでも?』
「それは思ってないが……」
『責任を感じてるのなら、助けられたあとにでもいっぱい感じてください』
私がそう言うと、彼は「それもそうだな」と言ってイシュリ君をこっちに渡してきた。よしよし、私はドローンでイシュリ君を受け取って、彼に対して光学迷彩をかける。まあけど、これならおじさんにもかけて、二人て透明になって……と思うだろう。
「それを私にもかければいいのではないか? 近くには居るんだろう?」
キョロキョロとしながらおじさんがそんなふうに言う。まあそう思うのも無理はない。けどさ……透明には透明なりの不便さってやつがある。もしもそこに扉とかあったらさ、独りでに開いたら不自然じゃん。
やっぱりちゃんとした立場の協力者がいるのなら、その人について行くことで、楽にそこを突破できるっていうね……
『――ということで、ふたりとも透明になると面倒なこともあります。あなたは疑われてはないのですから、普通に通れますよね? それならそのままのほうが都合がいいです。私はこの子を連れて後ろにいますから普通に橋を通ってください』
「そういうことならわかった」
理解してくれて助かる。彼はただ堂々としてくれてたらそれでいい。というわけで早速の作戦を実行することにした。
「ファンタジー」の人気作品
-
暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが-
4.9万
-
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~-
7万
-
クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!-
4.8万
-
異世界支配のスキルテイカー ~ ゼロから始める奴隷ハーレム ~-
2.3万
-
妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~-
1.6万
-
劣等眼の転生魔術師 ~ 虐げられた元勇者は未来の世界を余裕で生き抜く ~-
1.1万
-
勇者になれなかった俺は異世界で-
2.4万
-
引きこもりLv.999の国づくり! ―最強ステータスで世界統一します―-
2.3万
-
転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】-
5.5万
書籍化作品
-
スノーホワイトは年下御曹司と恋に落ちない-
111
-
【コミカライズ】寵愛紳士 ~今夜、献身的なエリート上司に迫られる~-
516
-
【書籍化、コミカライズ】殿下、あなたが捨てた女が本物の聖女です-
36
-
悪役令嬢の怠惰な溜め息-
162
-
二度追放された冒険者、激レアスキル駆使して美少女軍団を育成中!-
-
848
-
-
婚約破棄してやろうじゃないの………-
21
-
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~-
70818
-
【書籍化】王宮を追放された聖女ですが、実は本物の悪女は妹だと気づいてももう遅い 私は価値を認めてくれる公爵と幸せになります【コミカライズ】-
103
-
僕は御茶ノ水勤務のサラリーマン。新宿で転職の話をしたら、渋谷で探索者をすることになった。(書籍版・普通のリーマン、異世界渋谷でジョブチェンジ)-
4

コメント
コメントを書く