転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 416
夜から宵へと移り変わる。その様子はいつ見てもこう……ぞわぞわとするというか……そんな感じがある。何せその光景は異常そのものなのだから。
宵の度に世界は作り替えられている。人々は宵を認識してないが、そんな風にまことしやかに語り継がれてたわけだけど、私たち世界の外から来た者達にはこの世界の法則は適用されない。だからこそよいにも起きてられるわけだけど……そして真しやかに言われてた宵での世界の崩壊と再生、それが真実だとわかった。
地面は崩れて、空は落ちてくる。世界の境目はなくなり、全てが粒のような光りへとなって漂い出す。そのなかで無事なのはそれぞれの都市と、そしてテントが無事なだけだ。なんか結界なのか、そう言う物が周囲に張られてて守ってるんだよね。
でも不思議なことに、都市自体にはそんな物を張ってるわけじゃないって事だ。そんなことが出来るなら、砂獣対策のために使うだろうしね。
そもそも一般には魔法なんて広まってない。中央が独裁してるからね。でも何故か人々の居る場所……というか寝る場所? は護られるみたいな法則があるみたい。
勿論野ざらしじゃ駄目みたいだけどね。実際協会が独自の技術を使って作ったとか言うテントを見せてもらったけど……あれのどこが独自技術なのか私にはハテナだった。
勇者も魔王もそうみたいだけどね。私たちには認識出来ないようなこの世界の独自技術が使われてるのかもしれないけどね。でもそうじゃなかったら、協会は何の変哲もないテントを高値で売り出してることに……そのくらい何の悪びれなく協会ならしそうだけど。
「さて、出てきたね」
崩壊した世界にはとてつもない怪物が居る。それが何なのかはわかんないが、とりあえず「鬼」と呼んでる。鬼はこの宵にしか出てこなくて、崩壊した世界を何にやらやってる。
てか多分元に戻してるのもこいつらだと思う。宵の初めはせっせと光を集めてて、それぞれが食ったりなんか投げたりしてキャッチボールしてたりする。
そして宵が終わりに近づくと、スクラム組んで溶けるようにしてその背中からいつもの世界が構築される……みたいな?
「おっと……」
私は伸ばされた鬼の腕をよける。何せこいつら見境無いからね。護られてる都市とかテントは襲わないけど、其れ以外は全部に手を伸ばすのだ。
そして捕まったら最後、食われたらいくら何でもG-01でも無事では済まない。なにせ鬼達はめっちゃデカい。スケール感がバグってるからね。山とか、星とかのスケール感してる。つまりはG-01なんて鬼にとっては赤子……いや虫みたいなものだ。
だからこいつに捕まることはあってはならない。けど、捕まえられない私へと押し寄せてくるんだよね。前がそうだった。宵が終わるまでの追いかけっこは本気で死ぬかと思った。
「でも、今回はもっと上手くやるよ」
私は同じような状況に慌てる女ではない。さあばちこい! とか思ってると、何やら鬼が集まってる。けどこっちには来ない。なにやら話し合ってる? すると集まってる中の何人かの鬼の色が白くなっていった。一体何が? そう思ってると、その白い鬼の頭を黒い鬼が握って潰したかと思うと、粘土のようにこねくり回す。
そして他の鬼達も……だ。
「何これ?」
『今日は図工の時間のようですよ』
「面白い冗談ね……」
でも実際、そんな感じになってる。いやちゃんといつも通りにやってる鬼達も居るけど、なんか近くの鬼達は白くなった鬼をこねくり回して何か作ってる?
そしてそれは次第に昆虫のような何か……だとわかってきた。てかかなり詳細だな。デカいから細かく作れるのかもしれないけど、めっちゃ奴ら器用だよ。
『あれは、もしかして砂獣の型なのでは無いですか?』
「砂獣をこいつらが作ってるって事?」
『確証はありませんが』
まあけど確かに砂獣って昆虫の形してるのが多いし、今鬼達が作ってるのも昆虫に見える。でもあんまり見たことない形ではあるけど……それに実際砂獣っていっても昆虫型だけでは無かったのも事実なんだよね。
やっぱり情報が足りないね。恐ろしいけど、ちょっと近づく?
宵の度に世界は作り替えられている。人々は宵を認識してないが、そんな風にまことしやかに語り継がれてたわけだけど、私たち世界の外から来た者達にはこの世界の法則は適用されない。だからこそよいにも起きてられるわけだけど……そして真しやかに言われてた宵での世界の崩壊と再生、それが真実だとわかった。
地面は崩れて、空は落ちてくる。世界の境目はなくなり、全てが粒のような光りへとなって漂い出す。そのなかで無事なのはそれぞれの都市と、そしてテントが無事なだけだ。なんか結界なのか、そう言う物が周囲に張られてて守ってるんだよね。
でも不思議なことに、都市自体にはそんな物を張ってるわけじゃないって事だ。そんなことが出来るなら、砂獣対策のために使うだろうしね。
そもそも一般には魔法なんて広まってない。中央が独裁してるからね。でも何故か人々の居る場所……というか寝る場所? は護られるみたいな法則があるみたい。
勿論野ざらしじゃ駄目みたいだけどね。実際協会が独自の技術を使って作ったとか言うテントを見せてもらったけど……あれのどこが独自技術なのか私にはハテナだった。
勇者も魔王もそうみたいだけどね。私たちには認識出来ないようなこの世界の独自技術が使われてるのかもしれないけどね。でもそうじゃなかったら、協会は何の変哲もないテントを高値で売り出してることに……そのくらい何の悪びれなく協会ならしそうだけど。
「さて、出てきたね」
崩壊した世界にはとてつもない怪物が居る。それが何なのかはわかんないが、とりあえず「鬼」と呼んでる。鬼はこの宵にしか出てこなくて、崩壊した世界を何にやらやってる。
てか多分元に戻してるのもこいつらだと思う。宵の初めはせっせと光を集めてて、それぞれが食ったりなんか投げたりしてキャッチボールしてたりする。
そして宵が終わりに近づくと、スクラム組んで溶けるようにしてその背中からいつもの世界が構築される……みたいな?
「おっと……」
私は伸ばされた鬼の腕をよける。何せこいつら見境無いからね。護られてる都市とかテントは襲わないけど、其れ以外は全部に手を伸ばすのだ。
そして捕まったら最後、食われたらいくら何でもG-01でも無事では済まない。なにせ鬼達はめっちゃデカい。スケール感がバグってるからね。山とか、星とかのスケール感してる。つまりはG-01なんて鬼にとっては赤子……いや虫みたいなものだ。
だからこいつに捕まることはあってはならない。けど、捕まえられない私へと押し寄せてくるんだよね。前がそうだった。宵が終わるまでの追いかけっこは本気で死ぬかと思った。
「でも、今回はもっと上手くやるよ」
私は同じような状況に慌てる女ではない。さあばちこい! とか思ってると、何やら鬼が集まってる。けどこっちには来ない。なにやら話し合ってる? すると集まってる中の何人かの鬼の色が白くなっていった。一体何が? そう思ってると、その白い鬼の頭を黒い鬼が握って潰したかと思うと、粘土のようにこねくり回す。
そして他の鬼達も……だ。
「何これ?」
『今日は図工の時間のようですよ』
「面白い冗談ね……」
でも実際、そんな感じになってる。いやちゃんといつも通りにやってる鬼達も居るけど、なんか近くの鬼達は白くなった鬼をこねくり回して何か作ってる?
そしてそれは次第に昆虫のような何か……だとわかってきた。てかかなり詳細だな。デカいから細かく作れるのかもしれないけど、めっちゃ奴ら器用だよ。
『あれは、もしかして砂獣の型なのでは無いですか?』
「砂獣をこいつらが作ってるって事?」
『確証はありませんが』
まあけど確かに砂獣って昆虫の形してるのが多いし、今鬼達が作ってるのも昆虫に見える。でもあんまり見たことない形ではあるけど……それに実際砂獣っていっても昆虫型だけでは無かったのも事実なんだよね。
やっぱり情報が足りないね。恐ろしいけど、ちょっと近づく?
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