転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 407
「ポニー!」
「うわ!? ポニ子はいつもいきなり現れるわね」
なぜかコクピット内にポニ子がわくように現れた。湧くように……というのは別に比喩じゃない。本当に床から湧くように出てきたからね。てかどうやって入ってきてるのか謎ではある。でもポニ子はここに居るからね。そもそもが私の力を混ぜて特殊なポニになったポニ子だからね。まあ……だからかなってなんとなく思ってる。
「どうしたの? 私は忙しいんだけど?」
「ポニポニ、ポーニポーニ!」
ふむふむ……私はなんとなくポニ子が言ってる事がわかる。それによると――
『姉さん! 自分も何かやりたいっす!』
――的なことをいってる。まあ口調は私が適当に補正しただけだよ。ポニ子には常にネナンちゃんにつけてるからね。実際ポニ子に戦闘力って奴は期待してない。でも守るくらいは出来る。だからそれて十分なんだよ。
てかネナンちゃんはサンクチュアリ第一候補者だ。その重要性をポニ子はわかってないね。サンクチュアリは私たちが求める最重要な物? というか存在というか力? だからその護衛はとっても大切なミッションなんだよ!
「ポニ子、貴方の任務はとても重要なのです。ネナンちゃんははっきり言って、私たちにとっては王族なんかよりも重要度は高いの。その護衛じゃ不満だっていうの?」
「ぽにぽに~」
(そんなことはないです~! ごめんなさいごめんなさい~)
といってると思う。するとそそくさと退散するようにポニ子は消えていった。多分アズバインバカラへと戻ったんだろう。てかその能力何? まあいっか……ポニ子に関してはあんまり考えても仕方ないのだ。
私は一足飛びでアズバインバカラから出た。そして更に力を貯めて砂を蹴る。
「いっくぞおおおお!!」
ジャンプして飛んだ頂点付近で、私はブースターを一気にふかす。流石に人を抱えてはこれ使えなかったわけだけど、G-01単体で移動するのなら遠慮なんていらない。なるべく早く、勇者の元へ駆けつけるためにも自重はしない。私は空を一直線に駆ける。
まあブースターでも完全に飛べてるわけじゃない。ただ緩やかに落ちてるだけ。でもそれも力を使って僅かにG-01の腕に羽のような揚力を発生させる部分を伸ばすことで上手く落ちていけるようにする。
これも私のたゆまぬ努力で出来るように成ったことだ。確かにブースターをふかし続けると速い。でもその分エネルギーの消費が激しいからね。それで空っぽになるようなちんけな総量はしてないけど……でも空中でもっと自由に動くためにもこういうのは必要だったのだ。それにちょっと腕の装甲を伸ばすだけで飛行効率が20パーセントは変わるのである。
やらないよりはやった方がいい。飛距離も飛躍的に伸びるしね。更にどうにかして広域を殲滅出来る兵器を作れないか……私は考える。なにせ今、特上のエネルギーである都市核が五つもあるからね。
「うわ!? ポニ子はいつもいきなり現れるわね」
なぜかコクピット内にポニ子がわくように現れた。湧くように……というのは別に比喩じゃない。本当に床から湧くように出てきたからね。てかどうやって入ってきてるのか謎ではある。でもポニ子はここに居るからね。そもそもが私の力を混ぜて特殊なポニになったポニ子だからね。まあ……だからかなってなんとなく思ってる。
「どうしたの? 私は忙しいんだけど?」
「ポニポニ、ポーニポーニ!」
ふむふむ……私はなんとなくポニ子が言ってる事がわかる。それによると――
『姉さん! 自分も何かやりたいっす!』
――的なことをいってる。まあ口調は私が適当に補正しただけだよ。ポニ子には常にネナンちゃんにつけてるからね。実際ポニ子に戦闘力って奴は期待してない。でも守るくらいは出来る。だからそれて十分なんだよ。
てかネナンちゃんはサンクチュアリ第一候補者だ。その重要性をポニ子はわかってないね。サンクチュアリは私たちが求める最重要な物? というか存在というか力? だからその護衛はとっても大切なミッションなんだよ!
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