転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 160
「失礼しよう」
そう言ってラパンさんが来たのはなんと昼頃だった。それまで彼女フェアとは予想以上に仲良く……仲良くなったかな? 沢山の身の上話を聞いたし、こっちも俺の世界の事を色々と喋った。沢山の冒険譚だ。それをフェアは目を輝かせて効いていた。もっと早くラパンさんには来て欲しかったが、彼がとても忙しいのも知ってる。だからワガママを言うつもりはない。それにズンジャイサンバの件はどう見積もっても、そんなに急務ではないんだろう。
いや、フェアに取っては急務だけど、アズバインバカラ視点で見るとそうでもないって事だ。なにせズンジャイサンバはここからかなり離れてる。介入とか出来る訳もない。兵を送る? 無謀だし、街との関係とかが俺にはどうなってるかわからないが、きっとややこしいだろう。それにズンジャイサンバに行くには最近滅びた街を通ることになる。それはリスクがありすぎる。結局の所、話を聞いてズンジャイサンバの現状を知る以外に、ラパンさんにはやれる事は無いのでは? と思える。
「勇者殿、客人のもてなしを任せてしまって済まない」
「いえ、そもそもアレが連れてきたので」
アレと言うのはジゼロワン殿だ。だが、ラパンさん達にはジゼロワン殿のはタダの大きな使い魔……くらいに思って貰ってるから、必然的にジゼロワン殿のやったことは俺達の意思の様になってしまう。この状況はどうにかしない。てか勝手に動くのは見られてるんだし、ある程度の自律的な行動をしてるって思って欲しい。ジゼロワン殿も結局厄介な事は全て俺達に……というか俺に投げれるからって、自由にしすぎだ。
「そちらのお嬢さんがズンジャイサンバの?」
「『ウェイファエア』です。フェアとお呼びください」
随分と落ち着きを取り戻してた彼女だけど、流石にアズバインバカラの領主のラパンさんを前に再び緊張してる。まあ無理もない。俺達はかなり気さくに接してるが、事実上、彼は偉い。それこそ、一般人なんてラパンさんの鶴の一声で処刑くらいは簡単だろう。そんな事をする人ではないが……
「ではフェア、ズンジャイサンバで何が起きてるか、話して貰えないだろうか? 辛い事だろうが、頼む」
そういってラパンさんは頭を下げる。それにフェアはビックリしてる。なにせ街のトップがただの一般人に頭を下げてるんだ。それは驚くだろう。でもそう言う事が出来る人がこの人だ。この街はだからこそ、こんなに健全に発展してるんだろう。ラパンさんは凄く有能で、そして情に深い。なによりもこの街をだれよりも愛してる。だからこそ、俺達もここにとどまってる所あるしな。本当なら次々と街を転々とした方が良いはずだった。でも関わってしまったからな。
そしてこの人の力になってやりたいとも思ってしまう。そういうのはきっと人を引き付けるカリスマ的な物なんだと思う。俺は「この人なら大丈夫」と言う意味を込めて、フェアの手を強く握ってあげる。勿論痛くない程度にだ。
「わかりました。ズンジャイサンバの事、知って欲しいです」
そう言ってフェアは彼女の街で何があったのか……話し出した。
そう言ってラパンさんが来たのはなんと昼頃だった。それまで彼女フェアとは予想以上に仲良く……仲良くなったかな? 沢山の身の上話を聞いたし、こっちも俺の世界の事を色々と喋った。沢山の冒険譚だ。それをフェアは目を輝かせて効いていた。もっと早くラパンさんには来て欲しかったが、彼がとても忙しいのも知ってる。だからワガママを言うつもりはない。それにズンジャイサンバの件はどう見積もっても、そんなに急務ではないんだろう。
いや、フェアに取っては急務だけど、アズバインバカラ視点で見るとそうでもないって事だ。なにせズンジャイサンバはここからかなり離れてる。介入とか出来る訳もない。兵を送る? 無謀だし、街との関係とかが俺にはどうなってるかわからないが、きっとややこしいだろう。それにズンジャイサンバに行くには最近滅びた街を通ることになる。それはリスクがありすぎる。結局の所、話を聞いてズンジャイサンバの現状を知る以外に、ラパンさんにはやれる事は無いのでは? と思える。
「勇者殿、客人のもてなしを任せてしまって済まない」
「いえ、そもそもアレが連れてきたので」
アレと言うのはジゼロワン殿だ。だが、ラパンさん達にはジゼロワン殿のはタダの大きな使い魔……くらいに思って貰ってるから、必然的にジゼロワン殿のやったことは俺達の意思の様になってしまう。この状況はどうにかしない。てか勝手に動くのは見られてるんだし、ある程度の自律的な行動をしてるって思って欲しい。ジゼロワン殿も結局厄介な事は全て俺達に……というか俺に投げれるからって、自由にしすぎだ。
「そちらのお嬢さんがズンジャイサンバの?」
「『ウェイファエア』です。フェアとお呼びください」
随分と落ち着きを取り戻してた彼女だけど、流石にアズバインバカラの領主のラパンさんを前に再び緊張してる。まあ無理もない。俺達はかなり気さくに接してるが、事実上、彼は偉い。それこそ、一般人なんてラパンさんの鶴の一声で処刑くらいは簡単だろう。そんな事をする人ではないが……
「ではフェア、ズンジャイサンバで何が起きてるか、話して貰えないだろうか? 辛い事だろうが、頼む」
そういってラパンさんは頭を下げる。それにフェアはビックリしてる。なにせ街のトップがただの一般人に頭を下げてるんだ。それは驚くだろう。でもそう言う事が出来る人がこの人だ。この街はだからこそ、こんなに健全に発展してるんだろう。ラパンさんは凄く有能で、そして情に深い。なによりもこの街をだれよりも愛してる。だからこそ、俺達もここにとどまってる所あるしな。本当なら次々と街を転々とした方が良いはずだった。でも関わってしまったからな。
そしてこの人の力になってやりたいとも思ってしまう。そういうのはきっと人を引き付けるカリスマ的な物なんだと思う。俺は「この人なら大丈夫」と言う意味を込めて、フェアの手を強く握ってあげる。勿論痛くない程度にだ。
「わかりました。ズンジャイサンバの事、知って欲しいです」
そう言ってフェアは彼女の街で何があったのか……話し出した。
「ファンタジー」の人気作品
-
暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが-
4.9万
-
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~-
7万
-
クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!-
4.8万
-
異世界支配のスキルテイカー ~ ゼロから始める奴隷ハーレム ~-
2.3万
-
妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~-
1.6万
-
劣等眼の転生魔術師 ~ 虐げられた元勇者は未来の世界を余裕で生き抜く ~-
1.1万
-
勇者になれなかった俺は異世界で-
2.4万
-
引きこもりLv.999の国づくり! ―最強ステータスで世界統一します―-
2.3万
-
転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】-
5.5万
書籍化作品
-
恋と遺伝子~相性98%のおためし同居生活~-
89
-
没落貴族の俺がハズレ(?)スキル『超器用貧乏』で大賢者と呼ばれるまで-
267
-
【コミカライズ配信中!】 婚約破棄後の悪役令嬢~ショックで前世の記憶を思い出したのでハッピーエンド目指します!~-
1280
-
悪役令嬢は趣味に没頭します-
2819
-
年下御曹司は白衣の花嫁と極夜の息子を今度こそ! 手放さない-
150
-
【書籍化】婚約者に「あなたは将来浮気をしてわたしを捨てるから別れてください」と言ってみた-
-
0
-
-
冷たい部長の甘い素顔【コミカライズ連載中】-
971
-
僕は御茶ノ水勤務のサラリーマン。新宿で転職の話をしたら、渋谷で探索者をすることになった。(書籍版・普通のリーマン、異世界渋谷でジョブチェンジ)-
4
-
汚名を着せられ婚約破棄された伯爵令嬢は、結婚に理想は抱かない【コミカライズ】-
7

コメント
コメントを書く