転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 47
驚いた。何せ真っ先に起き上がったのがジャル爺さんだったからだ。あの枯れた爺さんが一番に立ち上がるとはマジで思ってはなかった。やっぱり思い……か? それがきっと大きいんだと思う。思いがあれば……立ち上がることが出来る。思いがあれば……奇跡だって起こせる。きっとそうなんだろう。ジャル爺さんのおかげか、他の皆も頑張ってる。これなら……なんとか目標だった二桁に届きそう。
「よっと」
俺は砂獣の攻撃をかわしつつ聖剣を振るう。抵抗なく砂獣は俺の聖剣によって切り刻まれる。力なんて必要ない……それくらい俺と砂獣には力の差がある。だから余裕を持って対応することが出来るんだけどな。それなりに数は減らすが、あんまり減らしすぎないのも大変だ。まあ幾ら減らしてもどんどんと追加されてるから、問題ないような気はするか。
「うははははははははは! イケるイケるぞおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
テンションハイになってるジャル爺さん。まあでもあの人の場合はしょうが無いだろう。何せここにいる砂獣は彼の仇も同然だ。このジャルバジャルという街を滅ぼした奴らなんだからな。その仇に今、自身で反撃できてるんだ。それでテンション上がらないなんてないよな。やっぱり自身の手でそれが出来るって事は大きいと思う。ジャル爺さんはそれこそ、それを諦めてたんじゃないだろうか。
何せ彼は高齢だ。自身の限界だって感じてたと思う。だからこそ、サポート的な事を考えてたはず。でも今、彼は事実……砂獣へと自身で挑んでる。俺や魔王と違って、そのやり方は危なっかしい。でも……
「戦いの経験が無いわけじゃないみたいだな……てか……結構凄いぞ?」
ジャル爺さんは蟻の形をした砂獣の突進を借りてる剣で受け流したり、ちゃんと関節部分とかを狙って切りにいってる。俺や魔王はそこら辺全く考えなくも良いけど、流石に現地の彼等はそうはいかない。まあ俺達もただ力押しだけしてるのはどうかと思わないとな――とは思う。見てて思う。あれは素人の動きじゃない。ちゃんと戦いを知ってる……戦ってきた奴の動き……ジャル爺さんはただの爺さんかと思ってた。運良く生き残った運が良い爺さん……と思ってたんだが、どうやら彼も若い頃は戦士だったみたいだ。それが軍属なのか、それとも賞金稼ぎだったのかはわからない。だけど……ジャル爺さんはかなりのテクニシャンみたいに見える。
変に曲がったその剣で上手く攻撃を受け流してるし、その構えもなかなかに独特だ。体を横にかまえて、剣を握ってない奉納では後ろに回して腰に密着させてる。足運びもなかなかに興味深い。あまり体重を掛けてないようにしてる? 滑るように移動してるように見える。そして最小限の動きで砂獣の懐に入り込み、砂獣の複数ある足を切り刻んでいく。そして足をなくした砂獣は砂に胴体から落ちる。そして頭ではなく、頸の付け根を切り裂いた。
強度が上がった砂獣への完璧な対処と言えるその動きに俺は感心したよ。
「よっと」
俺は砂獣の攻撃をかわしつつ聖剣を振るう。抵抗なく砂獣は俺の聖剣によって切り刻まれる。力なんて必要ない……それくらい俺と砂獣には力の差がある。だから余裕を持って対応することが出来るんだけどな。それなりに数は減らすが、あんまり減らしすぎないのも大変だ。まあ幾ら減らしてもどんどんと追加されてるから、問題ないような気はするか。
「うははははははははは! イケるイケるぞおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
テンションハイになってるジャル爺さん。まあでもあの人の場合はしょうが無いだろう。何せここにいる砂獣は彼の仇も同然だ。このジャルバジャルという街を滅ぼした奴らなんだからな。その仇に今、自身で反撃できてるんだ。それでテンション上がらないなんてないよな。やっぱり自身の手でそれが出来るって事は大きいと思う。ジャル爺さんはそれこそ、それを諦めてたんじゃないだろうか。
何せ彼は高齢だ。自身の限界だって感じてたと思う。だからこそ、サポート的な事を考えてたはず。でも今、彼は事実……砂獣へと自身で挑んでる。俺や魔王と違って、そのやり方は危なっかしい。でも……
「戦いの経験が無いわけじゃないみたいだな……てか……結構凄いぞ?」
ジャル爺さんは蟻の形をした砂獣の突進を借りてる剣で受け流したり、ちゃんと関節部分とかを狙って切りにいってる。俺や魔王はそこら辺全く考えなくも良いけど、流石に現地の彼等はそうはいかない。まあ俺達もただ力押しだけしてるのはどうかと思わないとな――とは思う。見てて思う。あれは素人の動きじゃない。ちゃんと戦いを知ってる……戦ってきた奴の動き……ジャル爺さんはただの爺さんかと思ってた。運良く生き残った運が良い爺さん……と思ってたんだが、どうやら彼も若い頃は戦士だったみたいだ。それが軍属なのか、それとも賞金稼ぎだったのかはわからない。だけど……ジャル爺さんはかなりのテクニシャンみたいに見える。
変に曲がったその剣で上手く攻撃を受け流してるし、その構えもなかなかに独特だ。体を横にかまえて、剣を握ってない奉納では後ろに回して腰に密着させてる。足運びもなかなかに興味深い。あまり体重を掛けてないようにしてる? 滑るように移動してるように見える。そして最小限の動きで砂獣の懐に入り込み、砂獣の複数ある足を切り刻んでいく。そして足をなくした砂獣は砂に胴体から落ちる。そして頭ではなく、頸の付け根を切り裂いた。
強度が上がった砂獣への完璧な対処と言えるその動きに俺は感心したよ。
「ファンタジー」の人気作品
-
暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが-
4.9万
-
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~-
7万
-
クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!-
4.8万
-
異世界支配のスキルテイカー ~ ゼロから始める奴隷ハーレム ~-
2.3万
-
妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~-
1.6万
-
劣等眼の転生魔術師 ~ 虐げられた元勇者は未来の世界を余裕で生き抜く ~-
1.1万
-
勇者になれなかった俺は異世界で-
2.4万
-
引きこもりLv.999の国づくり! ―最強ステータスで世界統一します―-
2.3万
-
転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】-
5.5万
書籍化作品
-
神島古物商店の恋愛事変~その溺愛は呪いのせいです~-
125
-
【書籍化、コミカライズ】殿下、あなたが捨てた女が本物の聖女です-
36
-
勇者パーティーを追い出された死霊魔術師はリッチになって魔王軍で大好きな研究ライフを送る-
4
-
えっ、転移失敗!? ……成功? 〜ポンコツ駄女神のおかげで異世界と日本を行き来できるようになったので現代兵器と異世界スキルで気ままに生きようと思います〜-
1980
-
継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》-
15256
-
「お前ごときが魔王に勝てると思うな」とガチ勢に勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい-
4123
-
暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが-
49991
-
劣等眼の転生魔術師 ~ 虐げられた元勇者は未来の世界を余裕で生き抜く ~-
11128
-
【書籍化】勤め先は社内恋愛がご法度ですが、再会した彼(上司)とまったり古民家ぐらしを始めます。-
317

コメント
コメントを書く