転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)
運命という世界線を壊せ 1059
なんとか自分とアイで黒い光線を防いだわけだが、当然の様に扉の化け物はその数を増やしだした。あんまりふざけるなよ……と言いたい。それにあいつはその黒い光線を撃ってもエネルギーの減少がみられない。
そんなことがあるか? と思う。我らでさえ……あのG-01殿でさえ大きな力を使うとそのエネルギーは減っていくだろう。なのに……あの扉から出てる化け物にはそれがないのだ。
普通の概念とは根本的に違う存在……そんな風に感じられる。実際、今なら自分達へはこの世界のエネルギーが供給されてるわけで……それを効率よく使うことが出来るのなら、対抗できる気はする。でも……
(悔しいな……自分たちはまだ……そこまで行けてないんだ)
そういう事である。この世界でなら、そこまで苦戦するなんて事……もうそこまで……とかおもってたが、それが奢りだった。別に訓練とかを怠ってたわけじゃない。皆に指導する傍らで、自身もこの体……そしてこの世界の力をどうなじませるか……それをやってたんだ。ノアとのシンクロ率を上げたりしてた。でもそれでもエネルギーの変換効率というのは一朝一夕で上がるものではないらしい。そもそもがそんなことが簡単に出来るのなら、様々なエネルギーが混ざり合ったりしてしまう。世界がどういう風に隔たってるのか……それは実際よくわからないが……エネルギーというのは混ざらないようになってる。
けど、感覚ではその違いはよくわからない。ただ体が拒絶反応を示す……と言う感じだ。いや、体ではないのかもしれない。なにせこの体自体は元の自分の体じゃすでにない。この体はG-01殿がくれたもの。だからこそ、元の体よりも高性能になってる。だから拒絶してるのはこの体ではなく……もっと言うと自身の魂……みたいなものかも。
なにせこの体は本当に高性能だ。無理がきくし、この体だから、別のエネルギーを受け入れることが出来るのかもしれない。元の体では考えれらないくらいのエネルギーだって受け入れることが出来て、そしてそれを扱うための強度だって十分にある。それだけの強さが間違いなくある。
実際別の世界のエネルギーを生身で受け入れたことがないから、実際どうなるのかなんてのはわからない。でもきっと碌なことにはならないだろうことは想像に難くない。むしろこの程度……体にガタがくる……程度ならましなのかもしれない。生身だったら、それこそ毒にしかならない……とかありえる。G-01殿が様々な世界のエネルギーを使えるからこそ、自分たちもその特性を引き継いでるのかも。
それでも自分たちがこんなに苦しむことになってるのは偏に『ユグドラシルシステム』とかいうのの有無だろう。それがG-01殿の中核のシステムになってる。でもだからこそ、それを自分達にも搭載する……なんてのはできない。
(G-01殿が再び動いてくれれば……)
きっとあの扉の化け物だってどうにかできるだろう。それまでどうにか時間を稼ぐしかない。あの黒い光線……それを強制的に与えられてるこの世界の力を使って落とし続ける!!
(大丈夫……死にはしないさ)
きっと……多分。この体がどうしようもないほどになったとしても……きっと魂は保護してくれるし、この体は多分G-01殿が治してくれる。だから……無茶のその先……それを見て見よう。
そんなことがあるか? と思う。我らでさえ……あのG-01殿でさえ大きな力を使うとそのエネルギーは減っていくだろう。なのに……あの扉から出てる化け物にはそれがないのだ。
普通の概念とは根本的に違う存在……そんな風に感じられる。実際、今なら自分達へはこの世界のエネルギーが供給されてるわけで……それを効率よく使うことが出来るのなら、対抗できる気はする。でも……
(悔しいな……自分たちはまだ……そこまで行けてないんだ)
そういう事である。この世界でなら、そこまで苦戦するなんて事……もうそこまで……とかおもってたが、それが奢りだった。別に訓練とかを怠ってたわけじゃない。皆に指導する傍らで、自身もこの体……そしてこの世界の力をどうなじませるか……それをやってたんだ。ノアとのシンクロ率を上げたりしてた。でもそれでもエネルギーの変換効率というのは一朝一夕で上がるものではないらしい。そもそもがそんなことが簡単に出来るのなら、様々なエネルギーが混ざり合ったりしてしまう。世界がどういう風に隔たってるのか……それは実際よくわからないが……エネルギーというのは混ざらないようになってる。
けど、感覚ではその違いはよくわからない。ただ体が拒絶反応を示す……と言う感じだ。いや、体ではないのかもしれない。なにせこの体自体は元の自分の体じゃすでにない。この体はG-01殿がくれたもの。だからこそ、元の体よりも高性能になってる。だから拒絶してるのはこの体ではなく……もっと言うと自身の魂……みたいなものかも。
なにせこの体は本当に高性能だ。無理がきくし、この体だから、別のエネルギーを受け入れることが出来るのかもしれない。元の体では考えれらないくらいのエネルギーだって受け入れることが出来て、そしてそれを扱うための強度だって十分にある。それだけの強さが間違いなくある。
実際別の世界のエネルギーを生身で受け入れたことがないから、実際どうなるのかなんてのはわからない。でもきっと碌なことにはならないだろうことは想像に難くない。むしろこの程度……体にガタがくる……程度ならましなのかもしれない。生身だったら、それこそ毒にしかならない……とかありえる。G-01殿が様々な世界のエネルギーを使えるからこそ、自分たちもその特性を引き継いでるのかも。
それでも自分たちがこんなに苦しむことになってるのは偏に『ユグドラシルシステム』とかいうのの有無だろう。それがG-01殿の中核のシステムになってる。でもだからこそ、それを自分達にも搭載する……なんてのはできない。
(G-01殿が再び動いてくれれば……)
きっとあの扉の化け物だってどうにかできるだろう。それまでどうにか時間を稼ぐしかない。あの黒い光線……それを強制的に与えられてるこの世界の力を使って落とし続ける!!
(大丈夫……死にはしないさ)
きっと……多分。この体がどうしようもないほどになったとしても……きっと魂は保護してくれるし、この体は多分G-01殿が治してくれる。だから……無茶のその先……それを見て見よう。
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