異世界にクラス転移された時いじめられてる奴後で大体復讐してくる
おにぎりの為に威嚇する俺
11
「おい!アマテラス!みてくれよ!この前の亀が面白いくらい脆いぞ!」
「ふふ、楽しそうで何よりです」
この前の亀にリベンジを挑んだのだが甲羅はボールペンにより突き刺さってそのまま亀は死んでいく、昨日の白米を食べてからなんだかとても調子が良い、すこぶる最高潮だ
「よし、いっちょ中ボスに挑んでみようぜ」
「行きましょう」
絶好調の俺は魔法の精度も良く3階層、4、5と次々進んでいった
「うわぁ、並んでるよ…」
中ボス部屋の前まで来たのだがそこにはかなりの列ができていた
「おそらく中ボスは稀に宝箱を落とすのでそれ狙いで周回しているのでしょう」
異世界でも周回勢はいるんだね
「1回は戦いたいし…並ぶか」
気は乗らないけど絶好調のうちに中ボス戦いたいし、多分アマテラスいたら勝てるけどカンストだし
「おそらく1時間くらいでしょ」
「まあ、待つのは慣れてる」
チラホラ周りの冒険者がアマテラスを見ているが話しかける勇気はないようで安心している、こんなところで揉め事は面倒くさすぎる
「ご主人様、まだ時間がありますしこれ食べますか?」
アマテラスが袋から包みを取り出した
「これは…おにぎり!食べます」
ホカホカで塩の効いたおにぎり、普段昼ごはんを食べないのだがおにぎりを見ただけでお腹が空いた
「まだまだありますので遠慮せずおかわりしてくださいね」
ガツガツとおにぎりを頬張る俺、それを遠目で見ている他の冒険者、絶対あげないからなと言う無言の威圧をしたおかげか誰も近寄ってこなかった、ただの威圧ではなく魔力を放出したおかげかもしれない
おにぎりのためだけに魔力を消費したのは俺が初めてだろう、少し地面が凍ってしまったがすぐ溶かした
5つ食べたあたりでやめておいた、これからボス戦だし流石に動けないくらい食べるわけにはいかないからね
アマテラスも1つだけおにぎりを食べたようだ
そしてついに順番が回ってきた
「よし、行こう」
「はい」
ゴゴゴゴと大きな扉が開き俺たちは中に入った
バタンと閉まった瞬間、目の前に魔物が現れた
「あれは…ミノタウロスですね」
牛のような上半身に人間のような下半身、いわゆる化け物ってやつ、ゴブリンとかも化け物だけど
「アイスショット」
多数の氷の飛礫がミノタウロスに向かう
「効いてないですね」
ミノタウロスの鋼鉄のような身体は氷の飛礫など弾くようだ
「ガアアアアア!」
どうやら先程の魔法で怒ったようで斧を振り回し突っ走ってきた
ガキンッ
「ご主人様に傷はつけさせません」
あんなムキムキのミノタウロス相手に片手で抑えるアマテラス、あの細腕でどれだけ力があるのか知りたいけど知りたくない
「アマテラス、避けろよ」
シュッとボールペンをミノタウロスに向かって投げる、アマテラスは綺麗に避けてミノタウロスに突き刺さった
「貫通はしない、と逆に好都合だ」
今まで貫通したり一撃だったりで試せなかったことがある
「アイスショック」
ボールペンと繋がっている糸を伝って魔力がミノタウロスに流れる
「ガアア…ア…ア」
ピタッとミノタウロスが固まりバタッと倒れた
「ご主人様、何をしたのですか?」
ああ、外見だけだとただミノタウロスが倒れただけだもんな分からないのも無理はない
「糸を伝って魔力を流しボールペンの先からミノタウロスの血を凍らせた」
「それは…凄いですね、そんな事思いつきもしませんでした」
血を凍らせたら身体機能全てが止まる、もちろん心臓も止まるから即死だ
ミノタウロスがボールペンを自分で取り除かないようにするため凍らせて固めておいた部分だけを溶かし、ボールペンをミノタウロスから引き抜く
血は凍っているためボールペンが汚れているとかはなく綺麗な状態だった、刃こぼれ的な傷もない
「宝箱はないようです」
「それは残念、かといってまた並ぶのはちょっと勘弁したいし今日はそのまま帰ろうか」
「そうですね」
次からはこの階層まで飛ばせるわけだしそこまで急いで攻略もしてないしまず攻略する気はない、あくまでもお金集めをして家を買うと言う目標のもとである
その目的を達成したら俺はダラダラするんだ、アマテラスにお世話してもらうんだ
「では素材があればこの台に乗せてください」
「この台に乗りますかね?」
「アマテラス、流石に無理だと思うよ?」
アマテラスが袋から先程のミノタウロスを取り出す
「え?これはミノタウロス?」
「すいません、この台に乗りそうにないので解体場に案内していただけませんか?」
まずあの小さな袋からどうやってあの巨体を取り出したのかと言いたくなるし小さなアマテラスが片手でミノタウロスを持ち上げてるのもなんだかシュールである
「あっはい…こちらです」
受付の人は少し固まって何やら考えるのを辞めたようだ
そして解体場にいた人たちもあの巨体を目にして驚きそしてさらに追い討ちのように倒した魔物を次々と取り出すアマテラスに職員の人たちは放心状態であった
ついには俺たちが倒したんじゃないと思われたようで冒険者カードを見せろと言ってきたがカードにもしっかり討伐魔物が記されていたためまた固まってしまった
俺たち以外にもこのくらいなら倒せるだろうと思ったのだがどうやらこれだけの素材を持ち帰ってきたのは俺たちだけらしい、安い素材とかは普通無視して捨てるらしい、アマテラスはアイテムボックスがあるから片っ端から回収してたし捨てるという選択肢はなかった
「え?ブロンズ?」
ミノタウロスの討伐推奨階級はゴールドらしく俺たち2人ともブロンズだった為それでまた固まってしまった、職員の人たち固まりすぎ
そういえばこんだけ魔物を持ち込んだら結構ランク上がるんじゃねと思ったがアマテラスがこう言った
「依頼を1つもこなしていないのでランクは上がりませんよ」
あっそう…
「おい!アマテラス!みてくれよ!この前の亀が面白いくらい脆いぞ!」
「ふふ、楽しそうで何よりです」
この前の亀にリベンジを挑んだのだが甲羅はボールペンにより突き刺さってそのまま亀は死んでいく、昨日の白米を食べてからなんだかとても調子が良い、すこぶる最高潮だ
「よし、いっちょ中ボスに挑んでみようぜ」
「行きましょう」
絶好調の俺は魔法の精度も良く3階層、4、5と次々進んでいった
「うわぁ、並んでるよ…」
中ボス部屋の前まで来たのだがそこにはかなりの列ができていた
「おそらく中ボスは稀に宝箱を落とすのでそれ狙いで周回しているのでしょう」
異世界でも周回勢はいるんだね
「1回は戦いたいし…並ぶか」
気は乗らないけど絶好調のうちに中ボス戦いたいし、多分アマテラスいたら勝てるけどカンストだし
「おそらく1時間くらいでしょ」
「まあ、待つのは慣れてる」
チラホラ周りの冒険者がアマテラスを見ているが話しかける勇気はないようで安心している、こんなところで揉め事は面倒くさすぎる
「ご主人様、まだ時間がありますしこれ食べますか?」
アマテラスが袋から包みを取り出した
「これは…おにぎり!食べます」
ホカホカで塩の効いたおにぎり、普段昼ごはんを食べないのだがおにぎりを見ただけでお腹が空いた
「まだまだありますので遠慮せずおかわりしてくださいね」
ガツガツとおにぎりを頬張る俺、それを遠目で見ている他の冒険者、絶対あげないからなと言う無言の威圧をしたおかげか誰も近寄ってこなかった、ただの威圧ではなく魔力を放出したおかげかもしれない
おにぎりのためだけに魔力を消費したのは俺が初めてだろう、少し地面が凍ってしまったがすぐ溶かした
5つ食べたあたりでやめておいた、これからボス戦だし流石に動けないくらい食べるわけにはいかないからね
アマテラスも1つだけおにぎりを食べたようだ
そしてついに順番が回ってきた
「よし、行こう」
「はい」
ゴゴゴゴと大きな扉が開き俺たちは中に入った
バタンと閉まった瞬間、目の前に魔物が現れた
「あれは…ミノタウロスですね」
牛のような上半身に人間のような下半身、いわゆる化け物ってやつ、ゴブリンとかも化け物だけど
「アイスショット」
多数の氷の飛礫がミノタウロスに向かう
「効いてないですね」
ミノタウロスの鋼鉄のような身体は氷の飛礫など弾くようだ
「ガアアアアア!」
どうやら先程の魔法で怒ったようで斧を振り回し突っ走ってきた
ガキンッ
「ご主人様に傷はつけさせません」
あんなムキムキのミノタウロス相手に片手で抑えるアマテラス、あの細腕でどれだけ力があるのか知りたいけど知りたくない
「アマテラス、避けろよ」
シュッとボールペンをミノタウロスに向かって投げる、アマテラスは綺麗に避けてミノタウロスに突き刺さった
「貫通はしない、と逆に好都合だ」
今まで貫通したり一撃だったりで試せなかったことがある
「アイスショック」
ボールペンと繋がっている糸を伝って魔力がミノタウロスに流れる
「ガアア…ア…ア」
ピタッとミノタウロスが固まりバタッと倒れた
「ご主人様、何をしたのですか?」
ああ、外見だけだとただミノタウロスが倒れただけだもんな分からないのも無理はない
「糸を伝って魔力を流しボールペンの先からミノタウロスの血を凍らせた」
「それは…凄いですね、そんな事思いつきもしませんでした」
血を凍らせたら身体機能全てが止まる、もちろん心臓も止まるから即死だ
ミノタウロスがボールペンを自分で取り除かないようにするため凍らせて固めておいた部分だけを溶かし、ボールペンをミノタウロスから引き抜く
血は凍っているためボールペンが汚れているとかはなく綺麗な状態だった、刃こぼれ的な傷もない
「宝箱はないようです」
「それは残念、かといってまた並ぶのはちょっと勘弁したいし今日はそのまま帰ろうか」
「そうですね」
次からはこの階層まで飛ばせるわけだしそこまで急いで攻略もしてないしまず攻略する気はない、あくまでもお金集めをして家を買うと言う目標のもとである
その目的を達成したら俺はダラダラするんだ、アマテラスにお世話してもらうんだ
「では素材があればこの台に乗せてください」
「この台に乗りますかね?」
「アマテラス、流石に無理だと思うよ?」
アマテラスが袋から先程のミノタウロスを取り出す
「え?これはミノタウロス?」
「すいません、この台に乗りそうにないので解体場に案内していただけませんか?」
まずあの小さな袋からどうやってあの巨体を取り出したのかと言いたくなるし小さなアマテラスが片手でミノタウロスを持ち上げてるのもなんだかシュールである
「あっはい…こちらです」
受付の人は少し固まって何やら考えるのを辞めたようだ
そして解体場にいた人たちもあの巨体を目にして驚きそしてさらに追い討ちのように倒した魔物を次々と取り出すアマテラスに職員の人たちは放心状態であった
ついには俺たちが倒したんじゃないと思われたようで冒険者カードを見せろと言ってきたがカードにもしっかり討伐魔物が記されていたためまた固まってしまった
俺たち以外にもこのくらいなら倒せるだろうと思ったのだがどうやらこれだけの素材を持ち帰ってきたのは俺たちだけらしい、安い素材とかは普通無視して捨てるらしい、アマテラスはアイテムボックスがあるから片っ端から回収してたし捨てるという選択肢はなかった
「え?ブロンズ?」
ミノタウロスの討伐推奨階級はゴールドらしく俺たち2人ともブロンズだった為それでまた固まってしまった、職員の人たち固まりすぎ
そういえばこんだけ魔物を持ち込んだら結構ランク上がるんじゃねと思ったがアマテラスがこう言った
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