異世界にクラス転移された時いじめられてる奴後で大体復讐してくる

かおす

精霊召喚

3

「やった!完成だぁ!」

はっ!やばい、精神的に辛すぎて幼児化してた

「あとは魔力を注げば…」

魔法陣を描くだけでレベルがかなり上がったしMP量とかわからないけどいけるだろ

「うぐっ、なんか身体の中にある何かが抜けていく感覚」

まだなのか、もうそろそろ限界だぞ

魔法陣がどんどん光り輝いていく

「うわ、眩し!」

こんだけ眩しいのは教室での召喚以来だな

「初めまして、ご主人様わたくしは天照大神と申します」

この前見た姫より美人な黒髪ロングで小柄な体型、そして巫女服

物凄いツッコミどころ満載なんだけどまずこの質問か

「えっと精霊なんだよね?」

「はい、精霊です」

えっと天照大神だっけ?確か日本の女神じゃなかったか?精霊なの?

「えっと天照大神は何か出来る?」

「呼びにくいならアマテラスとでもお呼びください、戦闘なら主に刀を使用します、非戦闘なら家事全般」

おお、刀を使えるのか本当になんか日本っぽい

あと家事ができるのはデカイ、この先家を買っても家事が出来なきゃだらた出来んからな


「なるほど、ちなみに刀って俺でも使える?」

この先なにがあるかわからないし自分の身は自分で守らないと、ただ職業的に前衛出来なさそう

「可能です」

「使えるのか?職業合ってないのに?」

「職業はその手の天才なだけで他のこともできます」

「なるほど」

戦士でも別に魔法は使えるし魔法使いでも別に剣は使えるということか

「あとアマテラスはステータスとかあるの?」

「あります、どうぞ見てください」

フッと目の前にアマテラスのステータスが現れた

天照大神
レベル99
精霊

「強っ!レベルカンストかよ」

「精霊は全員カンストしています」

え、異世界人の意味よ…なんか俺TUEEEE的なことクラスの誰かがやるって言ってたよな?

「ただし職業勇者のみレベルの上限がありません」

1人だけ本当にチートだった!

「とりあえず最終目的は本当の家に帰ることだけどとりあえず家を買おう、その為にはお金を稼がないと」

「ご主人様、お金を稼ぐなら冒険者が適切かと」

冒険者かなんかこう男の憧れ的なやつだよな、でもその分危ないしどうせ最初の方は地味でめんどくさい依頼ばっかだしな

「まあしょうがない、とりあえず冒険者になるか」

「明日の迷宮攻略はどうしましょう?」

「なんで迷宮の事知ってんの?!俺言ったっけ?」

「ご主人様のことは大体把握しております」

そういえば異世界人ってのも知ってたよな

「じゃあ迷宮はパスで、どうせ行かなくてもバレないでしょ」

「了解致しました、では明日冒険者ギルドに行きましょう」

「でも俺、城から出たことないからどこに何があるか分からな…」

「大丈夫です、既に街の地図は把握済みです」

「あっそう…」

こやつ有能すぎやしませんかね

「じゃあ今日はもう暇だし散歩でもするか」

最近太陽の光に当たってない気がするし久しぶりに暇だし

「それではわたくしは明日の準備をしてきます、ご主人様これを」

アマテラスの腰にかけてある刀を俺に渡してきた

「えっ?それアマテラスのだろ?いいの?」

てかいきなり使いこなせる気がしないんだけど

「ご主人様は身を守るものがありませんので」

「じゃあ遠慮なく借りるよ」

へぇ、結構軽いんだな

紅色の鞘で巫女服に合っていたから後で返さないとな、小柄な体型のアマテラスに合わせて刀も小さめだしほんとアマテラス専用武器みたいだし

「では行ってきます」

部屋の窓を開けて飛び降りた

ここ四階くらいの高さあるんだけど大丈夫なのだろうかと思ったが綺麗に着地して街の屋根の上を飛んでいる

「あれ、俺も出来る様になるのだろうか」

そんな事を思ってしまった

久しぶりに外に出た

「ブースト!スラッシュ!」

「ダイヤモンドダスト!」

うわぁ…痛々しい、中二病の集まりかよ…でもしっかり魔法や斬撃みたいなの飛んでるし

そういえば知樹の奴がいない、また影で虐められているのだろうか

「よーし、ちゃんとやってるな」

あっこの前の騎士団長だ

「明日の訓練を兼ねて模擬戦をしようと思う、もちろん対戦相手は俺だ」

模擬戦というとみんなが喜び、対戦相手がこのおっさんだと聞くとピシッと固まった

「なんだ?誰もいないのか?」

みんな目を逸らす

「じゃあお前相手になれ」

「…え?」

***

「相手が降参するかこちらが無理と判断したら負けとします」

どうしてこうなった

「なあ、あいつ確か雪っていったよな?今まで前衛職の訓練にいなかったよな?」

「サボってた罰だ」

いえ、後衛職です

「あの、手加減とか…」

「手加減などせん、全力で行く」

ですよねーなんかこのおっさん怒ってるもん、サボってたと思ってるらしい

「構え」

構えとか言われても刀ってどう構えればいいの?あのおっさんみたいに前に剣を構えればいいの?

[ご主人様、聞こえますか?]

[えっ?何?アマテラスの声が頭の中から聞こえてくるんだけど]

[念話です、時間がありません、少しご主人様の身体を借りてもよろしいでしょうか?]

[よく分からないけどこの状況を打破できるならどうぞ]

[ありがとうございます]

「どうした?構えないのか?」

「これがわた…俺の構えなので」

どうやらアマテラスが俺を操作しているようだ

「では模擬戦開始」

しかし両名とも動かない

俺の構えは刀を掴んでいるだけ、そのまま向かうのは難しいというのは初心者な俺でも分かる

「そっちから来ないならこっちから行くぞ!」

痺れを切らしておっさんが突っ込んできた

まだアマテラスは刀を抜かない

ギリギリのところで刀を抜き剣とぶつかる

「っ!そんな細い剣で!」

ただもとの俺の身体では身体能力がおっさんと違いすぎる為力比べでは押されている

「大気中の水よ 氷となりて 敵を撃て アイスショット」

俺の後ろに氷の飛礫が多数出現し、おっさんに向かっていった

おいまて、俺はそんな魔法知らないぞ

「くっ!貴様魔法を!」

おっさんは一度下がって氷の飛礫を避ける

「…今」

下がった瞬間、アマテラスは凄まじい速さでおっさんに追いつく

「なっ!くそ!」

おっさんは剣を俺に向かって振った

ガキンッ!

アマテラスは刀の柄の部分で受け止め、刀の切先を首前に突きつける

「まだ、やりますか?」

「俺の負けだ、降参だよ」

本当に勝っちゃったよ

「勝者、雪!」

「…」

「…」

どうやら歓声とかはないらしい、驚いて声も出てないようだ、まあ俺も驚いているけど

「それでは、わた…俺はこの辺で」

俺は自分の部屋に戻った

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