異世界にクラス転移された時いじめられてる奴後で大体復讐してくる
いじめは無視に限る
2
さて、寝心地は良くなかったがゲームも何もないせいで徹夜とかがなく朝早く起きられた
ただ風呂がないのは許せないことだと思う、なんだよ水浴びって冷たいし風邪引くかと思ったよ
「あの、本が沢山ある場所ってありますか?」
近くに居たメイドさんに聞いた
「書庫ならこちらです」
景気良く案内してくれた
そしてズラーと並ぶ本
「この中から目的のもの見つけるのか…だるっ」
この大量の本を管理している人は…居なさそうだ、自分で見つけよう
俺は目の前にあった本を適当にとり、ペラペラめくってみた
「…読めねぇ」
見たこともない字が書いてあるし、アルファベットに似ているけどなんか違う感じがするし
「まず字を覚える所からなのか…もう嫌だ帰りたい」
てかどうやって覚えよう…まず何かしら日本語訳みたいなのが欲しいんだけど
そんなことを考えていたら何やら奥の方でキラリと本が光った気がした
「…こ…ち…」
え?なんか声が聞こえた気がするんだけど、ホラー?いや、異世界だし本当に幽霊?怖っ!
俺は恐る恐る光った本を手に取る
「え?これ日本語訳?辞書?」
どうやらこの世界の日本語訳辞書てきなやつのようだ
「なんか知らんがこれで文字がわかる」
俺はその辞書で字を覚えることにした
***
「腹減った」
気づけばあたりは暗い、俺は基本1日1食だから昼も食べない
「とりあえず昨日の食事場所行くか」
俺が長い廊下を歩いていると外から声が聞こえてきた
「ほらほら、せっかくこの俺が稽古つけてあげてんだからさぁ!もっと頑張れよ!」
いじめ現場をたまたま見つけてしまった
異世界で武器を持つようになりいじめもエスカレートしている
てかもう3体1でボコボコにしてるだけじゃん
「こら!何やってるの!」
「ちっ!行こうぜ!」
そして異世界でも駆けつける北岸
「知樹君、今治すね この者を癒せ ヒール」
おお、初めて魔法見た、なんか詠唱するところ黒歴史が蘇りそうになるけど
「あ、ありがとう北岸さん」
「知樹君はもっとしっかりしないとダメだよ」
「う、うん」
これ以上は盗み聞きしないでおこう、
俺は昨日と同じ席について食事をした、まだあまり人がいなかったがさっきのいじめっ子3人組は居た
やっぱり日本人は濃い味がいいよなぁ、なんか味が薄くてあまり美味しくないしパンは硬いし米なんて無いしでも食べないと倒れるからなぁ
きちんと栄養バランスも考えて多めに食べた
「おい、真白?お前の職業なんだ?」
うわ、いじめの対象がいないからか次にいじめやすそうな俺をターゲットにしやがった
「…もぐもぐ」
こういうのは無視に限る
「おい!聞いてんのか!」
「…もぐもぐ」
食事中は静かにしろよな、マジで
「ちっ、つまらねぇ行こうぜ!」
やっとどっか行ってくれた、これからまた本の解読が始まるんだから無駄な頭を使わせるなよな
あっこの謎肉結構味濃い、もっと食べよ
そして書庫
ふぅ、ひとまず一通りの文字は覚えた
眠くはないが寝ないと後で身体が思うように動かなくなるしかといって部屋まで戻るの面倒いしもう床で寝るかここ誰も来ないし大丈夫だろ
よく考えたらここずっと明るいけどなんでだ?電気とかないしそこらの廊下は暗いぞ?まあいいやそんな考えてる頭は残ってない
「いってぇ…」
ダメだった、床で寝たら身体中が痛いやっぱりちゃんとした場所で寝ないとダメだ
今何時なのだろうか、深夜なのは分かるがまだ朝まで時間がありそうだ
「眠くないし本探すか」
少し寝たし大丈夫だろ
そして1週間が経った
「やっと見つけた…疲れた…もうこれ以上頑張りたくない」
食堂てきな場所と書庫を行ききするだけの毎日、たまにいじめの現場を見たりするがそれを見る気力もなかった
何冊漁ったのだろうか、100は超えてるだろうけどまあいいやそんなこと
ちなみに文字は完璧に覚えた
・精霊召喚
精霊を召喚するには魔法陣を描く必要がある、そしてそれ相応の触媒もしくはMPがいる
どんな精霊が出現するかは完全ランダムであり一度召喚すると戻すことはできない
召喚者の技量で複数召喚することも可能である
なんとも長ったらしい説明だったので適当に略した
「え、この魔法陣描くの?だるすぎるだろ」
それはもう細かく且つ巨大でめんどくさい極まりない
「触媒って説明がまずダメだよな、なんだよ触媒ってどうやって作るんだよ」
MPでもいけるらしいけどレベル1が足りるわけないし
…ん?レベル1?
レベル12
真白雪
精霊召喚師
なんかレベル上がってるんだけど、魔物的なやつ倒さなくてもレベルって上がるんだ
そういえばレベルは経験値で上がるってどこかの本で書いてあった気がする、経験値って文字を覚えるだけでももらえるものなの?なら恐らく外で特訓している野郎はかなりレベルアップしているだろうし魔法の勉強とやらも上がるんだろうな
今は夕方くらい、魔法陣どこで描こう…書庫は場所が足りなさそうだし自分の部屋ならいけるか?
「ギリギリいけそうだけどこれ間違えたらやばいよな、慎重にいかないと」
えっとここは少し曲がりくねってて…
ああ!ここ間違えた!
ここをこうして、こうだったよな?
そんなこんなで3週間近くが経過した
「明日、迷宮に腕試しに行こうと思う」
なんだよ、全員が招集されたから一大事かと思えばそんなことかよ
「うおー!ついに迷宮か!」
「魔物と戦えるかな?」
なにやらクラスの野郎は騒いでいるけどこちとらやっと魔法陣が完成しそうなんだよ
「知樹君、大丈夫?」
「あ、うん、僕もそれなりに特訓したし」
北岸が知樹のこと心配しているっぽいけどそれが逆効果なんだよなぁ、クラスの野郎どもが睨んでるの気づかないのか?
「では、明日の準備を怠るなよ!解散」
よし、魔法陣を完成させるか
さて、寝心地は良くなかったがゲームも何もないせいで徹夜とかがなく朝早く起きられた
ただ風呂がないのは許せないことだと思う、なんだよ水浴びって冷たいし風邪引くかと思ったよ
「あの、本が沢山ある場所ってありますか?」
近くに居たメイドさんに聞いた
「書庫ならこちらです」
景気良く案内してくれた
そしてズラーと並ぶ本
「この中から目的のもの見つけるのか…だるっ」
この大量の本を管理している人は…居なさそうだ、自分で見つけよう
俺は目の前にあった本を適当にとり、ペラペラめくってみた
「…読めねぇ」
見たこともない字が書いてあるし、アルファベットに似ているけどなんか違う感じがするし
「まず字を覚える所からなのか…もう嫌だ帰りたい」
てかどうやって覚えよう…まず何かしら日本語訳みたいなのが欲しいんだけど
そんなことを考えていたら何やら奥の方でキラリと本が光った気がした
「…こ…ち…」
え?なんか声が聞こえた気がするんだけど、ホラー?いや、異世界だし本当に幽霊?怖っ!
俺は恐る恐る光った本を手に取る
「え?これ日本語訳?辞書?」
どうやらこの世界の日本語訳辞書てきなやつのようだ
「なんか知らんがこれで文字がわかる」
俺はその辞書で字を覚えることにした
***
「腹減った」
気づけばあたりは暗い、俺は基本1日1食だから昼も食べない
「とりあえず昨日の食事場所行くか」
俺が長い廊下を歩いていると外から声が聞こえてきた
「ほらほら、せっかくこの俺が稽古つけてあげてんだからさぁ!もっと頑張れよ!」
いじめ現場をたまたま見つけてしまった
異世界で武器を持つようになりいじめもエスカレートしている
てかもう3体1でボコボコにしてるだけじゃん
「こら!何やってるの!」
「ちっ!行こうぜ!」
そして異世界でも駆けつける北岸
「知樹君、今治すね この者を癒せ ヒール」
おお、初めて魔法見た、なんか詠唱するところ黒歴史が蘇りそうになるけど
「あ、ありがとう北岸さん」
「知樹君はもっとしっかりしないとダメだよ」
「う、うん」
これ以上は盗み聞きしないでおこう、
俺は昨日と同じ席について食事をした、まだあまり人がいなかったがさっきのいじめっ子3人組は居た
やっぱり日本人は濃い味がいいよなぁ、なんか味が薄くてあまり美味しくないしパンは硬いし米なんて無いしでも食べないと倒れるからなぁ
きちんと栄養バランスも考えて多めに食べた
「おい、真白?お前の職業なんだ?」
うわ、いじめの対象がいないからか次にいじめやすそうな俺をターゲットにしやがった
「…もぐもぐ」
こういうのは無視に限る
「おい!聞いてんのか!」
「…もぐもぐ」
食事中は静かにしろよな、マジで
「ちっ、つまらねぇ行こうぜ!」
やっとどっか行ってくれた、これからまた本の解読が始まるんだから無駄な頭を使わせるなよな
あっこの謎肉結構味濃い、もっと食べよ
そして書庫
ふぅ、ひとまず一通りの文字は覚えた
眠くはないが寝ないと後で身体が思うように動かなくなるしかといって部屋まで戻るの面倒いしもう床で寝るかここ誰も来ないし大丈夫だろ
よく考えたらここずっと明るいけどなんでだ?電気とかないしそこらの廊下は暗いぞ?まあいいやそんな考えてる頭は残ってない
「いってぇ…」
ダメだった、床で寝たら身体中が痛いやっぱりちゃんとした場所で寝ないとダメだ
今何時なのだろうか、深夜なのは分かるがまだ朝まで時間がありそうだ
「眠くないし本探すか」
少し寝たし大丈夫だろ
そして1週間が経った
「やっと見つけた…疲れた…もうこれ以上頑張りたくない」
食堂てきな場所と書庫を行ききするだけの毎日、たまにいじめの現場を見たりするがそれを見る気力もなかった
何冊漁ったのだろうか、100は超えてるだろうけどまあいいやそんなこと
ちなみに文字は完璧に覚えた
・精霊召喚
精霊を召喚するには魔法陣を描く必要がある、そしてそれ相応の触媒もしくはMPがいる
どんな精霊が出現するかは完全ランダムであり一度召喚すると戻すことはできない
召喚者の技量で複数召喚することも可能である
なんとも長ったらしい説明だったので適当に略した
「え、この魔法陣描くの?だるすぎるだろ」
それはもう細かく且つ巨大でめんどくさい極まりない
「触媒って説明がまずダメだよな、なんだよ触媒ってどうやって作るんだよ」
MPでもいけるらしいけどレベル1が足りるわけないし
…ん?レベル1?
レベル12
真白雪
精霊召喚師
なんかレベル上がってるんだけど、魔物的なやつ倒さなくてもレベルって上がるんだ
そういえばレベルは経験値で上がるってどこかの本で書いてあった気がする、経験値って文字を覚えるだけでももらえるものなの?なら恐らく外で特訓している野郎はかなりレベルアップしているだろうし魔法の勉強とやらも上がるんだろうな
今は夕方くらい、魔法陣どこで描こう…書庫は場所が足りなさそうだし自分の部屋ならいけるか?
「ギリギリいけそうだけどこれ間違えたらやばいよな、慎重にいかないと」
えっとここは少し曲がりくねってて…
ああ!ここ間違えた!
ここをこうして、こうだったよな?
そんなこんなで3週間近くが経過した
「明日、迷宮に腕試しに行こうと思う」
なんだよ、全員が招集されたから一大事かと思えばそんなことかよ
「うおー!ついに迷宮か!」
「魔物と戦えるかな?」
なにやらクラスの野郎は騒いでいるけどこちとらやっと魔法陣が完成しそうなんだよ
「知樹君、大丈夫?」
「あ、うん、僕もそれなりに特訓したし」
北岸が知樹のこと心配しているっぽいけどそれが逆効果なんだよなぁ、クラスの野郎どもが睨んでるの気づかないのか?
「では、明日の準備を怠るなよ!解散」
よし、魔法陣を完成させるか
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