〜雷撃爆伝〜祝福で決まる世界で大冒険

ガブさん愛好会会長

〜技量試験〜④

技量試験当日。カーナルク先輩と戦うためか、凄く楽しみで仕方がない!

「レアくん楽しみなの?」

「うん!どれくらい強いんだろう。」

「そういえばさ、レアくんの魔力大きくなってない?凄くオーラが強いんだけど...。」

気づくの早くね!?

「いや、気のせいだろ。マインちゃん、昨日、こいつ倒れて一日中おひましてたんだぜ?」

いいフォローだけど僕のこと煽ってない?

「おひまとは失礼な!?仕方ないでしょ??」

「悪い悪い。で、勝てそうなのか?勝たないと合格じゃないんだろ?」

「いや、首席者同士の戦いは勝っても負けても合格らしいよ?だから楽しんでくる。」

「ずるいなそれ。俺たちも先輩と戦うからきついんだよなぁ。」

「ね。まぁ頑張ろうよ。」

「僕の試合はみんなの試合が終わってからだからまってるから安心して。」

「頑張ってくる!しっかり見とけよ!」

「みんな行ってらっしゃい!」

さて見ときますか。

「やぁ、レオくん。おはよう。今日はよろしくね?」

「カーナルク先輩、おはようございます!
こちらこそ。よかったら一緒に試合見ませんか?」

「僕も誘おうとしてたから大丈夫。一緒に見よう。僕たちは仲良くなれそうだ。もう少し親しい関係になったらタメ口許可するかもね。」

「できたら仲良くなってほしいですね。でもタメ口は難しいかと...。」

「だね。さて試合が始まるよ?」











結果的に言うと凄くつまらなかった。
僕たち、1年のSクラス組は2年のSクラス組とあたったんだが、全員圧勝で終わった。
2年大丈夫か?ほんとに。


「さて、レオくん。行こうか。」

「はい!わかりました。」












「みんなおつかれ!みんな凄かったよ。先輩を圧倒するなんて。」

「みんな努力したからね。マインちゃんなんて瞬殺だったじゃん。瞬殺。」

「なんかあっけなかったなぁ。私レアくんと戦う方が楽しいよ。」

「お熱いのはまた今度にして?これからでしょ?レオくんの試合。」

「そうだよ。今度はみんなしっかり見ててね!」


さて行くとするか。

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