現代社会にモンスターが湧いた件〜生き残るために強くなります〜
37話 派生職業
『職業『剣士』が『侍』に派生しました』
『スキル【刀術】を取得しました』
『スキル【俊敏強化】を取得しました』
『スキル【抜刀術】を取得しました』
『スキル【斬撃】を取得しました』
新しい職業を選んだ直後、綺麗な声が頭の中に響いてきた。
そして、いつものように既存のスキルや同じ系統のスキルは統合され、ステータスが整理されていく。
『残りの経験値を獲得します』
『レベルが20から22に上がりました』
そして、数秒ほどアナウンスを聞いていたら職業の変更は終わり、残りの経験値を獲得して、さらにレベルが上がった。
「やっぱ日本人と言えば『騎士』よりも『侍』だよな!」
俺が選択肢した職業は『侍』である。
理由はカッコイイから!俺くらいの年頃の男は、そんな理由で決めるだろう。
「お主の事だから、カッコイイという理由で選んだのだろうな.......」
イヴはジト目を向けて、呆れた表情をしていた。
おかしい.......何故そんな目を向けられるのだろうか。
しかし.......
「まぁ、獲得したスキルは良いものだったな」
「うん。強化系スキルを取得できたのは嬉しいね」
未知のスキルと、新しい強化系スキルを取得できたので、かなり嬉しい。
「僕も色んなスキル取得したよ」
「おぉ、良かったじゃん」
「強化系スキル全てと、その他もろもろ取得した!」
ん?聞き間違えだろうか.......強化系スキルを全てと、その他もろもろ取得しただって?.......クソっ!チート野郎め!(女性なので野郎ではない)
「.......色々と思うところはあるけど、取り敢えずステータスの確認しようぜ」
「.......うん?分かった」
これが才能の差だと痛感し、悲しくなってきたので、さっさとステータスの確認を始める。
佐藤 空
レベル22
職業:『侍』
種族:『魔人』
魔力:683
腕力:299(239+60)
防御:295(235+60)
俊敏:311(241+70)
《固有スキル》
【暴食の右腕】
《スキル》
【武術Lv5】【狙撃Lv2】【身体強化Lv6】【俊敏強化Lv1】【集中Lv5】【冷静Lv5】【家事Lv2】【思考速度上昇Lv5】【観察Lv5】【威圧Lv4】【回避Lv6】【斬撃Lv3】【抜刀術Lv1】【鑑定Lv3】
明智 ソフィア
レベル23
職業:『錬金術師』『聖騎士』
種族:『人間』
魔力:736(696+40)
腕力:123(103+20)
防御:127(107+20)
俊敏:127(107+20)
《固有スキル》
【叡智】【魔力操作】【錬金術】
《スキル》
【槍術Lv1】【身体強化Lv1】【魔力強化Lv4】【腕力強化Lv1】【防御強化Lv1】【俊敏強化Lv1】【斬撃Lv1】【闘志Lv1】【思考速度上昇Lv3】【集中Lv4】【家事Lv1】【鑑定Lv5】【収納空間Lv4】
《魔法》
【光魔法】
こうして、ソフィアとステータスを比べると、魔力以外は圧倒的に俺の方が高いように見える。
しかし、30未満だった腕力、防御、俊敏が100を超えているのだ。
ステータスの上がり幅は、ソフィアの方が高いだろう。
「俺も強くなったのは、これを見れば分かるけどさ.......ソフィアさんのスキルの数とか、ステータスの上がり幅がおかしくない?」
「『聖騎士』を選んだからね〜。これも特殊職業だから強いよ.......」
やっぱり、特殊職業とかズルい.......俺も欲しいぞ!
「ふっ.......これで僕も聖なる騎士となったのか」
羨ましいなぁ.......とか思っていたのだが、急に変なポーズをしながら厨二病モードに入ったので、俺の心の中から嫉妬心が一瞬で吹き飛んだ。
本物の変人を見ると、なんとも言えない感情を抱くのは何故なのだろうか?
「ソラ、ソフィア、新しいスキルの検証をしながら帰るぞ」
「「はーい」」
そして、俺たちはダラけた返事をし、新しいスキルを試しながら、研究所へと戻って行ったのだった。
◇
帰宅後.......
「はぁ.......めっちゃ疲れた」
「僕も凄く疲れたよ.......」
ソフィアの答えに思うところがあったので、ジト目を向けながら言う。
「ソフィアさんは何もしてないでしょ.......」
ソフィアの研究室に帰宅後、俺は室内にあるソファーへダイビングした。
ソフィアは、そこら辺で寝そべっている。
「お主ら.......この程度でへばってるとは情けないぞ」
イヴは呆れた目で、主に俺を見てきた。
しかし、その言い方は理不尽にも程があるのではないだろうか?
「うっせ!あの後、リスポーンしたゴブリンジェネラルと何回も戦わせたじゃねぇかよ!そのせいだ!しかも俺一人だったしさ!」
派生職業を選んだ後、本当だったら帰りながら新スキルを試すはずだったのだが、途中でイヴが立ち止まって
「雑魚相手に能力を試しても意味が無いから、もう一度ゴブリンジェネラルと戦わせるか.......ただのゴブリンでは弱すぎるからな」
.......と呟いたのだ。
これを聞いた直後、もちろん俺は全力で逃げた.......一瞬で捕まったけどな!
この後、俺はゴブリンジェネラルと3回も戦わされた。
あ、因みにレベルがめちゃくちゃ上がって、新しいスキルも更に取得しました。
でも、しばらく戦闘はお休みしたい.......。
パーティーメンバー
・佐藤 空
・イヴィル
・明智 ソフィア
『スキル【刀術】を取得しました』
『スキル【俊敏強化】を取得しました』
『スキル【抜刀術】を取得しました』
『スキル【斬撃】を取得しました』
新しい職業を選んだ直後、綺麗な声が頭の中に響いてきた。
そして、いつものように既存のスキルや同じ系統のスキルは統合され、ステータスが整理されていく。
『残りの経験値を獲得します』
『レベルが20から22に上がりました』
そして、数秒ほどアナウンスを聞いていたら職業の変更は終わり、残りの経験値を獲得して、さらにレベルが上がった。
「やっぱ日本人と言えば『騎士』よりも『侍』だよな!」
俺が選択肢した職業は『侍』である。
理由はカッコイイから!俺くらいの年頃の男は、そんな理由で決めるだろう。
「お主の事だから、カッコイイという理由で選んだのだろうな.......」
イヴはジト目を向けて、呆れた表情をしていた。
おかしい.......何故そんな目を向けられるのだろうか。
しかし.......
「まぁ、獲得したスキルは良いものだったな」
「うん。強化系スキルを取得できたのは嬉しいね」
未知のスキルと、新しい強化系スキルを取得できたので、かなり嬉しい。
「僕も色んなスキル取得したよ」
「おぉ、良かったじゃん」
「強化系スキル全てと、その他もろもろ取得した!」
ん?聞き間違えだろうか.......強化系スキルを全てと、その他もろもろ取得しただって?.......クソっ!チート野郎め!(女性なので野郎ではない)
「.......色々と思うところはあるけど、取り敢えずステータスの確認しようぜ」
「.......うん?分かった」
これが才能の差だと痛感し、悲しくなってきたので、さっさとステータスの確認を始める。
佐藤 空
レベル22
職業:『侍』
種族:『魔人』
魔力:683
腕力:299(239+60)
防御:295(235+60)
俊敏:311(241+70)
《固有スキル》
【暴食の右腕】
《スキル》
【武術Lv5】【狙撃Lv2】【身体強化Lv6】【俊敏強化Lv1】【集中Lv5】【冷静Lv5】【家事Lv2】【思考速度上昇Lv5】【観察Lv5】【威圧Lv4】【回避Lv6】【斬撃Lv3】【抜刀術Lv1】【鑑定Lv3】
明智 ソフィア
レベル23
職業:『錬金術師』『聖騎士』
種族:『人間』
魔力:736(696+40)
腕力:123(103+20)
防御:127(107+20)
俊敏:127(107+20)
《固有スキル》
【叡智】【魔力操作】【錬金術】
《スキル》
【槍術Lv1】【身体強化Lv1】【魔力強化Lv4】【腕力強化Lv1】【防御強化Lv1】【俊敏強化Lv1】【斬撃Lv1】【闘志Lv1】【思考速度上昇Lv3】【集中Lv4】【家事Lv1】【鑑定Lv5】【収納空間Lv4】
《魔法》
【光魔法】
こうして、ソフィアとステータスを比べると、魔力以外は圧倒的に俺の方が高いように見える。
しかし、30未満だった腕力、防御、俊敏が100を超えているのだ。
ステータスの上がり幅は、ソフィアの方が高いだろう。
「俺も強くなったのは、これを見れば分かるけどさ.......ソフィアさんのスキルの数とか、ステータスの上がり幅がおかしくない?」
「『聖騎士』を選んだからね〜。これも特殊職業だから強いよ.......」
やっぱり、特殊職業とかズルい.......俺も欲しいぞ!
「ふっ.......これで僕も聖なる騎士となったのか」
羨ましいなぁ.......とか思っていたのだが、急に変なポーズをしながら厨二病モードに入ったので、俺の心の中から嫉妬心が一瞬で吹き飛んだ。
本物の変人を見ると、なんとも言えない感情を抱くのは何故なのだろうか?
「ソラ、ソフィア、新しいスキルの検証をしながら帰るぞ」
「「はーい」」
そして、俺たちはダラけた返事をし、新しいスキルを試しながら、研究所へと戻って行ったのだった。
◇
帰宅後.......
「はぁ.......めっちゃ疲れた」
「僕も凄く疲れたよ.......」
ソフィアの答えに思うところがあったので、ジト目を向けながら言う。
「ソフィアさんは何もしてないでしょ.......」
ソフィアの研究室に帰宅後、俺は室内にあるソファーへダイビングした。
ソフィアは、そこら辺で寝そべっている。
「お主ら.......この程度でへばってるとは情けないぞ」
イヴは呆れた目で、主に俺を見てきた。
しかし、その言い方は理不尽にも程があるのではないだろうか?
「うっせ!あの後、リスポーンしたゴブリンジェネラルと何回も戦わせたじゃねぇかよ!そのせいだ!しかも俺一人だったしさ!」
派生職業を選んだ後、本当だったら帰りながら新スキルを試すはずだったのだが、途中でイヴが立ち止まって
「雑魚相手に能力を試しても意味が無いから、もう一度ゴブリンジェネラルと戦わせるか.......ただのゴブリンでは弱すぎるからな」
.......と呟いたのだ。
これを聞いた直後、もちろん俺は全力で逃げた.......一瞬で捕まったけどな!
この後、俺はゴブリンジェネラルと3回も戦わされた。
あ、因みにレベルがめちゃくちゃ上がって、新しいスキルも更に取得しました。
でも、しばらく戦闘はお休みしたい.......。
パーティーメンバー
・佐藤 空
・イヴィル
・明智 ソフィア
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