伝説となった狩人達

さいぞう

五話


何か楽しい事を見つけ、みんなで騒ごうとする空気の中でも…


親衛隊は参加する事なく、静かに隊長をお守りしている。


わしら見たいに宴会があっても、酒に飲まれたりしない。

酒を断つ者もいたぐらいだ。














おい…
お前らも飲め。














し…しかし……















隊長命令だ!

楽しむ時は楽しめ!

ハハハ!















隊長は、命を賭けて自分を守ろうとするこの親衛隊も…
わしら一般兵の事も。

誰も死なせる気など無い人だった。



だからみんな、自分から死んで行ったのだろう。


この時500人からいた鉄騎は…

80人程まで減っていた。



隊長はもう…

全てを解っていたのかも知れない。


若いわしらには到底気付くはずもない…



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