伝説となった狩人達

さいぞう

七話


その上位の者もまた…
紅龍を任されておる、凄腕の狩人達じゃった。

それは四人での話じゃがのう。

そこへ行くと、トニーはたった一人。



大長老が遊びかなんかで、あの龍を任せるはずがない。

その四人は、それがどういう事か、痛いほど分かっておった。


トニーは酒場のお姉ちゃんを呼び…
その四人にこの店で最高の酒を持って行かせ…

そのまま街を後にした。


あの時、その四人と…
わしも一緒に飲ませてもらってのう。











なあ、じいさん。

さっきの野郎、相当強えなあ。
あんた何千年も生きてるからわかるんだろうなあ。










ふぉ…ふぉ…











邪龍…
あいつに殺られるんじゃねえか?












それはないわい。












じゃあ俺らは?











それもないのう。












ハハハ…
相変わらず厳しいじいさんだな…











じゃが、紅龍は殺られるわい。
いつか誰かにのう…



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