伝説となった狩人達

さいぞう

三話

今から話す、そやつの親父はのう。

シュレイドの戦士達の隊長をしておってな。



やはり、自分が一番強くなければいけない…

そうじゃないと皆を束ねる事など出来ぬと…


日々…修業修業…

その上、龍の討伐にも明け暮れておったよ。





やがて嫁を貰い、子が出来た時…
皆は噂する。










やはり、隊長の御子は強いだろうな!










うむ!次期隊長だ!
今から楽しみだな!









子の親父となっても、この重圧からは逃げられん。

本当は、自分のようになって欲しくないのが…
親心というものじゃろうなあ。



だが、皆の言葉も自分を尊敬してくれるからこそじゃ。




不器用で真っ直ぐな隊長は…



親心を捨てたんじゃよ…






「伝説となった狩人達」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く