伝説となった狩人達

さいぞう

七話


この出会いは…

喧嘩で始まったわ…










覚えてるか?








誰だ。








昔、お前の子分を殺ったのは俺だ。









そうか。
奴らがいじめてたのはお前か。









お前の命令だろうが!

とぼけやがって…

てめえ……ブチブチ…










そう思うならかかって来い。









余裕…

余裕で、彼は負けたわ。

こりゃ…仕方ねえ…
そんな顔してた…








ハア…ハア…

お前くらい強い奴が…
人の人生変える程よぉ…弱いもんいじめるなんてな…

ハア…

生まれ変わったら、必ず殺してやる。









そう言ってね、自分の喉をかっ斬る寸前だった。









勘違いで命を棄てたら、親が泣くぞ?










てめえ…今更…









子分だったが、そんな命令はしていない。

あいつらがいじめてた奴らはな、お前の他にも大勢いる。
噂は色々聞いていたが、俺はもう隣の町にいた。

それに8歳の時にな…

半殺しにして、縁を切っている。









8歳だと!

じ…じゃあ…









真実はいつも…



残酷よね…






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