伝説となった狩人達

さいぞう

二話


あん時はさ、俺から声かけたんだ。


その剣凄いね!
どうやって造ったの?ってね。

じゃあさ、その人…








もらったんです…








って言うのね。
おかしくね?

だって麒麟はさ、人の前には絶対現れないし。
しかも強いしね。
だから俺さ、言ってやったのよ…




あんたさあ…竜人を馬鹿にしてんのぉ?

俺、見た目はかっこいいし、そしてセンスもイケちゃってるから
若く見られるけどさあ。

あんたより三百年ほど年上だよ?


ってね。
そしたらさ。


馬鹿になんかしてませんって怒るのよ。

その麒麟にもらったんだと…



その狩人はマジな顔して言ったんだ…


コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品