伝説となった狩人達

さいぞう

七話

ギルドの連中は一人を除いて……

みんなやられたよ。


インぺリアルソードを受け継いだ、腕の確かな奴らなんだ。


その剣はな…
昔のギルドの生き残りみたいなもんでな。

なかなか造れない業物なんだが、それでも奴には通用しなかった。


さらに…
シュレイドにも対抗できる戦士はいなかった……


さすがに邪龍は…

一筋縄では行かねえよ。
いつの時代もよ……






おい。

ちょっと会わない間に…
情けねえ。
やっぱギルドは糞の集まりだな?






そう、突然だ。

あの闇に向かった、かつての親友が現れた。






あいかわらず…
変わってねえな。







もうほとんど戦意喪失だったのに……

ギルドの精鋭約20人いるよりも……



こいつが来ただけでよ。

一人はまた立ち上がったんだ。



あの黒龍相手にだ。

もう二人しか残ってないのによ……



人間は本当に…

わからん種族だな。

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