30歳になる『私』へ
引きこもり始めました
昔教会にかよっていた
別に神を信じる信じないとかではなく
実家の近所に教会があって誰でも入ってよかったので毎週土曜日に神父さんの話をなんとなく聞いていた
小学校6年間しっかり通って最後は洗礼受けるか受けないかってなって両親が信者って訳でもないし洗礼は受けずに通わなくなった
私自身友達が通っていて家が近かったから遊びに行ってた感覚だったから当時はなんとも思わなかった
そんな私が謎の宗教に勧誘を受けているのであった
でも正直孤独な独り暮らしの田舎者を大人が囲んで
「どう?入ってみない?」
「入ったらきっと君も変われるよ!」
みたいなこと右から左から永遠と言われて断れると思います?
答えはノーですね
こんなに後悔した判断はなかなかない
そしてこの日から僕はよく分からない宗教に入る事になった
それからは地獄だった
私が独り暮らしなのをいいことに会合の溜まり場として使い出された
意味もわからないお祈りを朝仕事行く前に会社の先輩を含めて5~6人で唱える
そのまま会社に行き
会社が終われば夕方からまたお祈りをする
そんな事を繰り返した私はもう限界だった
友達に相談しようとも思ったが恥ずかしい
そこで会社の本社の人に相談することにした
覚悟を決めて家に話があると呼んで
「実は先輩に宗教に入れられて」
すると本社の人が
「よかったじゃないか!実は私も入ってるんだ!頑張っていこう!」
正直詰んだと思った
こうなるともう誰に相談しようにも皆宗教家に見えてきてもう誰にも会いたく無くなった
そしてパチンコに出掛けるのもしんどくなってきていた
そしてある日会合に呼ばれて大きな白紙の紙を渡されて
「ここに自分の携帯に入ってる人の名前と住所と電話番号を書いて」
というヤバい事をさらっと言われたので
もう限界だった私は
「後日書いて提出します」
この日携帯の連絡先をすべて消した
この日から私は携帯の電話帳に誰一人登録しないと決めて未だに誰一人登録していない
そして家に戻りいつもは誰でも入れるように開けてる鍵を閉めて
籠城すると決めた
ここから長い長い引きこもり生活が始まる
まず会社には行けない
誰が宗教家かわからないから批判的な事は言えない
会社が近いので出掛けるのは深夜から早朝
出来る限りの電気はつけない
眠たい場合睡眠薬をのみ家のノック位では起きないほど爆睡できるようにする
そんな抵抗を3週間位続けたある日
3週間も続けていればノックの音くらいじゃなんともない位には動じなくなっていたがその日はノックの後に勝手に鍵が開いた
「おい!お前どういうつもりだ!」
私は先輩に引きずられ職場まで連れていかれた
どうやら会社が借りてる物件なので合鍵を作って開けたらしいもうおしまい
その日はひたすらに怒られた
もう家にもいれない
こんな絶望するならずっと学生がよかったあの頃は楽しかった
その日は職場で泣いてないて終わった
別に神を信じる信じないとかではなく
実家の近所に教会があって誰でも入ってよかったので毎週土曜日に神父さんの話をなんとなく聞いていた
小学校6年間しっかり通って最後は洗礼受けるか受けないかってなって両親が信者って訳でもないし洗礼は受けずに通わなくなった
私自身友達が通っていて家が近かったから遊びに行ってた感覚だったから当時はなんとも思わなかった
そんな私が謎の宗教に勧誘を受けているのであった
でも正直孤独な独り暮らしの田舎者を大人が囲んで
「どう?入ってみない?」
「入ったらきっと君も変われるよ!」
みたいなこと右から左から永遠と言われて断れると思います?
答えはノーですね
こんなに後悔した判断はなかなかない
そしてこの日から僕はよく分からない宗教に入る事になった
それからは地獄だった
私が独り暮らしなのをいいことに会合の溜まり場として使い出された
意味もわからないお祈りを朝仕事行く前に会社の先輩を含めて5~6人で唱える
そのまま会社に行き
会社が終われば夕方からまたお祈りをする
そんな事を繰り返した私はもう限界だった
友達に相談しようとも思ったが恥ずかしい
そこで会社の本社の人に相談することにした
覚悟を決めて家に話があると呼んで
「実は先輩に宗教に入れられて」
すると本社の人が
「よかったじゃないか!実は私も入ってるんだ!頑張っていこう!」
正直詰んだと思った
こうなるともう誰に相談しようにも皆宗教家に見えてきてもう誰にも会いたく無くなった
そしてパチンコに出掛けるのもしんどくなってきていた
そしてある日会合に呼ばれて大きな白紙の紙を渡されて
「ここに自分の携帯に入ってる人の名前と住所と電話番号を書いて」
というヤバい事をさらっと言われたので
もう限界だった私は
「後日書いて提出します」
この日携帯の連絡先をすべて消した
この日から私は携帯の電話帳に誰一人登録しないと決めて未だに誰一人登録していない
そして家に戻りいつもは誰でも入れるように開けてる鍵を閉めて
籠城すると決めた
ここから長い長い引きこもり生活が始まる
まず会社には行けない
誰が宗教家かわからないから批判的な事は言えない
会社が近いので出掛けるのは深夜から早朝
出来る限りの電気はつけない
眠たい場合睡眠薬をのみ家のノック位では起きないほど爆睡できるようにする
そんな抵抗を3週間位続けたある日
3週間も続けていればノックの音くらいじゃなんともない位には動じなくなっていたがその日はノックの後に勝手に鍵が開いた
「おい!お前どういうつもりだ!」
私は先輩に引きずられ職場まで連れていかれた
どうやら会社が借りてる物件なので合鍵を作って開けたらしいもうおしまい
その日はひたすらに怒られた
もう家にもいれない
こんな絶望するならずっと学生がよかったあの頃は楽しかった
その日は職場で泣いてないて終わった
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