30歳になる『私』へ

ノベルバユーザー374720

神なんていない

波ニ乗レ
このキャッチコピーでこの頃の楽しみは
もうすぐ出る
パチスロ
【交響詩篇エウレカセブン】(Sammy)
の稼働開始だけだった
パチスロはパチンコ以上に難しそうだったから導入1ヶ月位前からパチスロの勉強を初めてパチンコよりパチスロになっていた

当時はまだパチンコ店もイベントや設定公開が出来た為に設定の札が刺さっている台やイベント機種なんかに座ってパチスロの勉強をした

私がよく打ったのは
【緑ドン】(ユニバーサル)
【ツインエンジェル2】(Sammy)
【エヴァンゲリオン約束の時】(ビスティ)

夕方から設定札ばかり打っていたから意外と負けも少なく遊べた記憶があるけど多分水道とガスが止まったままだった辺り負けてたんだろうなぁ

エウレカセブン導入の数日前
いつものように先輩から外食に誘われた
正直金もかかるしこの頃は仕事も上の空で全然出来ず怒られてばかりだったので絶対行きたくなかったけどまあ断れる訳もなく

しかしその日は様子が違った
いつもダサい私服の先輩がスーツで現れたのだ
そして先輩は
「飯食べる前にちょっと行きたい所がある」
といつも自転車の先輩が車に乗ってやって来たのでただ事じゃない感じがした

まあここまで来て断るのもおかしいし
と乗り慣れない助手席にのっていつもよりやたらお喋りな先輩が気味悪くも思いながらさほど走らず目的地に着いた

そこは小さい普通の民家だった
なお先輩の家ではない

言われるがまま中に入るとそこにはこんなに人入るのかって位ぎゅうぎゅうに40人くらいの人がいた

すると何故か拍手で迎えられる私は意味もわからぬまま座らされて先輩が前に出て話始めた
話していた内容は全く覚えていないが
1つだけわかった事があった

完全に宗教勧誘だ




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