偽装恋愛でもいいから恋がしたい!
期間限定の恋人
 一ノ瀬さんとの食事の後、私を家まで送ってくれることになった。
「すみません、それにタクシー代まで」
「いえいえ、お気になさらず。それに私も非がありますし。君にお酒を飲ませすぎたからね。」
「君は今日初めてお酒を飲むって聞いて教えてあげたいなぁ…なんてね」
 一ノ瀬さんの笑顔は反則だ。
こんなので堕ちない女の子なんていないと思ってしまった
「…あ、そろそろ俺は仕事に戻らないといけないから……ここで大丈夫?」
「はい」
一ノ瀬さんはタクシーに乗って
「またね」
そう言って去ってしまった。
 ふふふ…今日は色々収穫がありました!
再会できただけでなく連絡先まで交換できるなんて!
期間限定の恋人になるって話をした後必要だろうって連絡先のメモを渡されちゃいました
それってやっぱり期間限定の恋人…だからかな
そう思うと胸が痛くなるけど私は見ないふりをした。
「明日は…バイトあり……か」
「いつも通り頑張ろう!」
───朝
「……頭…痛い」
はじめてお酒飲んで頭痛が……。二日酔いってやつですね
やばいやばいやばい
バイト休みたくないし…何より原因を一ノ瀬さんがお酒を勧めてくれたからだなんて思いたくない
私は猛ダッシュでドラッグストアに行き二日酔いの薬を買いに行った
 一応薬飲む前よりはましになったけどやっぱり慣れていないからか完全には治りきっていない。
「おはよう、さほちゃん…あれ?どうしたの?気分悪いの?」
「ん…大丈夫、だよ」
大学には何とか来たけどやっぱり頭痛があって上手く授業が耳に入ってこない。
それはかほには知られたくなかった。一ノ瀬さんのことを話題に出されそうだったから
あれから「期間限定の恋人」という言葉は私の気持ちを締め上げる
 本当の恋人になりたかった…なんて切実な思いに背を向ける
助けて貰った身なんだからお返ししたいと思ったのは私だ
今更くよくよできない
「そだ!あの後一ノ瀬さんとどうなった」
(うっ……)
「えっと、ね…」
「恋人?になった」
「え?!展開早すぎ!やるじゃん!!」
「あはは…まあ、ね」
一応「期間限定の恋人」である事を避けて言ったが…かほにはバレて……いなかった
でもなんだか騙してるみたい……
ちゃんと説明した方がいいのかな
「それでそれで!どこまで行ったの?」
「えっ……/////」
「初な反応!まだキッスもしてないのね!」
「うっ……」
やっぱりかほにバレてるんじゃないかな
「すみません、それにタクシー代まで」
「いえいえ、お気になさらず。それに私も非がありますし。君にお酒を飲ませすぎたからね。」
「君は今日初めてお酒を飲むって聞いて教えてあげたいなぁ…なんてね」
 一ノ瀬さんの笑顔は反則だ。
こんなので堕ちない女の子なんていないと思ってしまった
「…あ、そろそろ俺は仕事に戻らないといけないから……ここで大丈夫?」
「はい」
一ノ瀬さんはタクシーに乗って
「またね」
そう言って去ってしまった。
 ふふふ…今日は色々収穫がありました!
再会できただけでなく連絡先まで交換できるなんて!
期間限定の恋人になるって話をした後必要だろうって連絡先のメモを渡されちゃいました
それってやっぱり期間限定の恋人…だからかな
そう思うと胸が痛くなるけど私は見ないふりをした。
「明日は…バイトあり……か」
「いつも通り頑張ろう!」
───朝
「……頭…痛い」
はじめてお酒飲んで頭痛が……。二日酔いってやつですね
やばいやばいやばい
バイト休みたくないし…何より原因を一ノ瀬さんがお酒を勧めてくれたからだなんて思いたくない
私は猛ダッシュでドラッグストアに行き二日酔いの薬を買いに行った
 一応薬飲む前よりはましになったけどやっぱり慣れていないからか完全には治りきっていない。
「おはよう、さほちゃん…あれ?どうしたの?気分悪いの?」
「ん…大丈夫、だよ」
大学には何とか来たけどやっぱり頭痛があって上手く授業が耳に入ってこない。
それはかほには知られたくなかった。一ノ瀬さんのことを話題に出されそうだったから
あれから「期間限定の恋人」という言葉は私の気持ちを締め上げる
 本当の恋人になりたかった…なんて切実な思いに背を向ける
助けて貰った身なんだからお返ししたいと思ったのは私だ
今更くよくよできない
「そだ!あの後一ノ瀬さんとどうなった」
(うっ……)
「えっと、ね…」
「恋人?になった」
「え?!展開早すぎ!やるじゃん!!」
「あはは…まあ、ね」
一応「期間限定の恋人」である事を避けて言ったが…かほにはバレて……いなかった
でもなんだか騙してるみたい……
ちゃんと説明した方がいいのかな
「それでそれで!どこまで行ったの?」
「えっ……/////」
「初な反応!まだキッスもしてないのね!」
「うっ……」
やっぱりかほにバレてるんじゃないかな
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