だからわたくしはデレたくないんです!
久しぶりのデート
今日はいよいよデート当日です!天気もよく体調も万全です。ちょっと緊張しますが、めいっぱい楽しむことにしましょう。意識すると疲れちゃいますからね。
いつもより早く起きて、あらかじめ準備していた服を着ます。メイドに髪をセットしてもらって、、よし!完璧です。えへへ、アレン様は喜んでくれるでしょうか?
「お、おはようございます」
うぅ〜やっぱり意識してしまいます。顔を見れません。
「………」
「アレン様?」
アレン様の様子がおかしかったので不思議に思います。どうかしたのでしょうか?
「す、すみません、あまりにもティアラが、、その、なので、見とれてしまいました」
「!!そ、そうですか、あ、ありがとうございます……」
お互い気まずい空気になってしまいました。嬉しくてにやけないようにするので必死でわたくしも変な表情になってしまいます。
照れくさくて周りを見てみると召使い達が生あたたかい目でわたくし達を向けてるのがわかります。うぬぬ、こっちは必死だと言うのに呑気なものですね。
朝食の味はよく分かりませんでした。
「まずは図書館に行くんでしたっけ?」
「そうですね。といっても目的は楽しむためですから、、わたくしはアレン様といられるだけで、、って今のはなしです!えっと、そう!せっかく王都に住んでいるのですから、色々見てみたいのです!図書館は単純に行ってみたかったところでもありますし」
「あはは、じゃあ私から離れないようにしてくださいね」
あ、手を繋ぐのは決定なんですか、、まぁ腕組みよりはマシと考えましょう。アレン様は自然とわたくしの手を握ります。いつもは力強く剣を握っているだろう手はわたくしに対してはとても優しく包み込みます。
「王都はやっぱり人が多いですね、あと、道行く人々がわたくし達を見ている気がします」
今日着ている服は特に貴族用のきらびやかな物ではなく出かけても目立たない平民の服を着ているはずなんですが、、その中で一番似合うのは選びましたけど、目立つ要素なんてどこにも……って、そうかアレン様と一緒だからですか!
アレン様はどう頑張ってもカッコイイですからね、、結婚してもなお妾の申し込みが絶えないほどに。
「きっとみんなティアラが美しいから一度見てしまうのかもしれませんね」
そ、そんなこと言って、、わたくしが本当のことを言うとまるでわたくしがアレン様のことをとてもかっこよく思っていることになってしまうのでここは我慢です。
「わたくし達の振る舞いが貴族らしいのかもしれませんね」
街を歩いてるだけでも色々興味深いものが見えてキョロキョロしてしまいます。
「アレン様アレン様、あれはなんですか?変な格好の人がいます」
「あぁ、あれは芸人ですよ、人々を楽しませることを仕事としてる人です。街で披露してるのもありますけど劇場でやってるのもありますよ」
そんな人がいるんですね。なんだか面白そうです。
「せっかくだから見ていきましょうか」
デートプランは考えたものの、きっちり決めてある訳では無いので大丈夫でしょう。
「アレン様!ナイフを持って、危ないです」
「あ〜、ちゃんと練習してるので大丈夫だと思いますよ」
すごいです!きっととてつもない努力をしてきたのでしょうね。ちょうどお金を入れるところがあるので努力を称えて入れておきましょう。
っと、ちゃんと拍手は忘れません。
 「アレン様、わたくしが入れてもよろしいですか?」
「ティアラが喜んでくれたので奮発しましょうか」
アレン様は金貨を手渡してくれます。
「とっても面白かったです!これからも頑張ってくださいね」
「あ、ありがとうございます!」
いい物が見れました!やっぱり外は楽しいものが沢山ですね。
しばらく歩いて、図書館に到着します。
「おおお!すごいです!本が沢山!っと、すみません、騒がしかったですね」
「ここなら色んな種類の本を見ることが出来ますよ。お金を払えば借りることも出来ます」
借りれるんですか!?なるほど!これは今度一人だけでも図書館に通えるように頼んでみましょうか。
「い、行ってみてもいいですか?」
「ふふ、ここまで本に目を輝かせるなんてティアラはほんとに勉強好きですね」
アレン様が退屈かもしれませんが、そこはわたくしもちゃんと考えてます。
「アレン様今日はせっかくなので一緒にお勉強しましょうか」
アレン様のことだから既に勉強してることかもしれませんが、、
「わたくし文学も好きですが、歴史も大好きなんですよ!もう既にサンノット家にまつわる歴史は勉強しました」
「私はあんまり本は読まないんですよね。ずっと剣と習い事で忙しかったですから」
あ、そうでした。わたくしみたいにずっと家で暇してる訳ではなかったので当然ですね。それじゃあ一緒にお勉強してもつまらないかもしれないです。
「うーん、それでは図書館にはまた今度メイドを連れてわたくしだけで行くことにしますね」
「いいんですか?」
「アレン様のお休みは少ないですからね。他に行くところもあるので今日は大丈夫です」
ということで図書館をでて(気になった本は借りてきました!)次はお昼ご飯を食べにレストランに行きます。
「今回はあらかじめ決めてあるから迷わなくていいですね」
あわよくばもっとイチャイチャしたいですね!ってわたくしはなんてはしたないことを考えて、、で、でももうわたくし達は夫婦なのですし?き、キスだって、、
今も手を繋いでますし、、腕組みはその、胸があたってしまうのでまだできないです。
「ティアラ?大丈夫ですか?」
「えへへ〜、もしかしたらアレン様に〜はっ!あ、いや、その、えっと、なんでもないです!ぁぁ声に出てしまってました」
妄想がふくらんでついつい声にでて、、しかも聞かれて、、うぅ
「そ、そうですか、、」
あぁ〜!アレン様に変に思われてしまいました!ここからなんとか挽回しなければなりませんね
いつもより早く起きて、あらかじめ準備していた服を着ます。メイドに髪をセットしてもらって、、よし!完璧です。えへへ、アレン様は喜んでくれるでしょうか?
「お、おはようございます」
うぅ〜やっぱり意識してしまいます。顔を見れません。
「………」
「アレン様?」
アレン様の様子がおかしかったので不思議に思います。どうかしたのでしょうか?
「す、すみません、あまりにもティアラが、、その、なので、見とれてしまいました」
「!!そ、そうですか、あ、ありがとうございます……」
お互い気まずい空気になってしまいました。嬉しくてにやけないようにするので必死でわたくしも変な表情になってしまいます。
照れくさくて周りを見てみると召使い達が生あたたかい目でわたくし達を向けてるのがわかります。うぬぬ、こっちは必死だと言うのに呑気なものですね。
朝食の味はよく分かりませんでした。
「まずは図書館に行くんでしたっけ?」
「そうですね。といっても目的は楽しむためですから、、わたくしはアレン様といられるだけで、、って今のはなしです!えっと、そう!せっかく王都に住んでいるのですから、色々見てみたいのです!図書館は単純に行ってみたかったところでもありますし」
「あはは、じゃあ私から離れないようにしてくださいね」
あ、手を繋ぐのは決定なんですか、、まぁ腕組みよりはマシと考えましょう。アレン様は自然とわたくしの手を握ります。いつもは力強く剣を握っているだろう手はわたくしに対してはとても優しく包み込みます。
「王都はやっぱり人が多いですね、あと、道行く人々がわたくし達を見ている気がします」
今日着ている服は特に貴族用のきらびやかな物ではなく出かけても目立たない平民の服を着ているはずなんですが、、その中で一番似合うのは選びましたけど、目立つ要素なんてどこにも……って、そうかアレン様と一緒だからですか!
アレン様はどう頑張ってもカッコイイですからね、、結婚してもなお妾の申し込みが絶えないほどに。
「きっとみんなティアラが美しいから一度見てしまうのかもしれませんね」
そ、そんなこと言って、、わたくしが本当のことを言うとまるでわたくしがアレン様のことをとてもかっこよく思っていることになってしまうのでここは我慢です。
「わたくし達の振る舞いが貴族らしいのかもしれませんね」
街を歩いてるだけでも色々興味深いものが見えてキョロキョロしてしまいます。
「アレン様アレン様、あれはなんですか?変な格好の人がいます」
「あぁ、あれは芸人ですよ、人々を楽しませることを仕事としてる人です。街で披露してるのもありますけど劇場でやってるのもありますよ」
そんな人がいるんですね。なんだか面白そうです。
「せっかくだから見ていきましょうか」
デートプランは考えたものの、きっちり決めてある訳では無いので大丈夫でしょう。
「アレン様!ナイフを持って、危ないです」
「あ〜、ちゃんと練習してるので大丈夫だと思いますよ」
すごいです!きっととてつもない努力をしてきたのでしょうね。ちょうどお金を入れるところがあるので努力を称えて入れておきましょう。
っと、ちゃんと拍手は忘れません。
 「アレン様、わたくしが入れてもよろしいですか?」
「ティアラが喜んでくれたので奮発しましょうか」
アレン様は金貨を手渡してくれます。
「とっても面白かったです!これからも頑張ってくださいね」
「あ、ありがとうございます!」
いい物が見れました!やっぱり外は楽しいものが沢山ですね。
しばらく歩いて、図書館に到着します。
「おおお!すごいです!本が沢山!っと、すみません、騒がしかったですね」
「ここなら色んな種類の本を見ることが出来ますよ。お金を払えば借りることも出来ます」
借りれるんですか!?なるほど!これは今度一人だけでも図書館に通えるように頼んでみましょうか。
「い、行ってみてもいいですか?」
「ふふ、ここまで本に目を輝かせるなんてティアラはほんとに勉強好きですね」
アレン様が退屈かもしれませんが、そこはわたくしもちゃんと考えてます。
「アレン様今日はせっかくなので一緒にお勉強しましょうか」
アレン様のことだから既に勉強してることかもしれませんが、、
「わたくし文学も好きですが、歴史も大好きなんですよ!もう既にサンノット家にまつわる歴史は勉強しました」
「私はあんまり本は読まないんですよね。ずっと剣と習い事で忙しかったですから」
あ、そうでした。わたくしみたいにずっと家で暇してる訳ではなかったので当然ですね。それじゃあ一緒にお勉強してもつまらないかもしれないです。
「うーん、それでは図書館にはまた今度メイドを連れてわたくしだけで行くことにしますね」
「いいんですか?」
「アレン様のお休みは少ないですからね。他に行くところもあるので今日は大丈夫です」
ということで図書館をでて(気になった本は借りてきました!)次はお昼ご飯を食べにレストランに行きます。
「今回はあらかじめ決めてあるから迷わなくていいですね」
あわよくばもっとイチャイチャしたいですね!ってわたくしはなんてはしたないことを考えて、、で、でももうわたくし達は夫婦なのですし?き、キスだって、、
今も手を繋いでますし、、腕組みはその、胸があたってしまうのでまだできないです。
「ティアラ?大丈夫ですか?」
「えへへ〜、もしかしたらアレン様に〜はっ!あ、いや、その、えっと、なんでもないです!ぁぁ声に出てしまってました」
妄想がふくらんでついつい声にでて、、しかも聞かれて、、うぅ
「そ、そうですか、、」
あぁ〜!アレン様に変に思われてしまいました!ここからなんとか挽回しなければなりませんね
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