インペリウム『皇国物語』

funky45

ちょこっとあらすじ『ドラストニア編まで』

 王国ドラストニア編


・情勢兼あらすじ
 ドラストニア王国では『ドラストニア』と『アズランド』の二つの王家によって国に騒乱が惹き起こり、それによって諸外国との関係も悪化。統治者であったドラストニア国王が逝去したことで王族による王位継承者争いが勃発。乱れた国内を安定させるために王位継承者第二位の『ラインズ』とホブゴブリンの執政官『セルバンデス』は死に際に残した王の遺言に従い、ある人物を王位継承者としたために各地を翻弄。
 そして奇しくも現代社会からこの地に飛ばされた『ロゼット』と出会い王の遺言と全く同じ人物であったために王位継承者として迎えられたのだった。




・王国『ドラストニア』
 ユーロピア大陸と呼ばれる東大陸中部に位置する有数の国家。農業、畜産業、鉄鋼業と幅広く産業が発展しており広大な土地を利用し農業の分野で栄えている。二百年ほどの歴史をもち当時は二つの王家『ドラストニア』と『アズランド』によって統治されていたが時代の流れによって『ドラストニア』が政治を担い、武家でもあった『アズランド』は軍事を司るように変濁。


・ドラストニア王家
 王家自体は百年以上前から存在し、かつてユーロピア大陸で大戦が巻き起こった際に時の王が尽力し命と引き換えに平定した。その後も融和路線を続けたことで諸外国からの強い信頼を獲得、優れた統治を認められ『皇』という称号を得る。そのため王家でありながら皇を持ち、その子供達もしくは血筋の者達は皇子、皇女と呼ばれる。


『国王派』
 先代国王からなる現政権を担っている派閥。継承者二位のラインズ皇子、執政官セルバンデスを筆頭に多くの人材に恵まれており国王の遺言通りにロゼットを擁立すべきと主張している。彼女の存在はまだ幼い少女ということもあり対立派閥の長老派にも秘匿とし、国王派内部でも一部の人間しか知らされていない。


『長老派』
 先々代国王に重用されていた人材派閥でいわゆる『元老院』。現政権の失策を狙い政権を取る為に対立構造を生み出す。表向きは融和路線を目指し、『国境』を無くすことを掲げて、平和を主と考えている中で政権を得るためならば軍事力を取り込むことも厭わない。唯一の血族でもある継承者三位のシャーナル皇女を筆頭にポスト公爵、ロブトン大公と次々と王位継承者を引き込んでいる。


・アズランド王家
 元は武家で武力に長けた人材で構成された王家。政治的な人材が豊富であり、後のドラストニア王家と時の王が盟友関係を結び、幾度となく戦乱の危機を脱する。
 軍事力を司るだけあり総兵力だけでも一国で諸外国を相手取れるだけの力を備えている。内部もアズランドに忠義を尽くす派閥とドラストニアに忠義を尽くす派閥とで分裂している。







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