前世で世界最強だった俺は、また世界最強になろうと思う

つかっちゃ

宴(カオス)


わああああああやらかしたああああああああ!!!

もしかしたら気づいていた方もいるかも知れませんが国王の名前完全に間違えていましたッッッッ!!!

それまでの話は修正しましたがここでも書いておきます。

国王はマリクです:(´ºωº`):


少しネタバレになりますが
今まで書いていたレオナルドは国王は国王でも獣王国の国王で使う予定なのでややこしくなってしまいますがご了承下さい(*;ω人)






















飲めや騒げやのお祭り状態のカオスなパーティーになっているが国王もほろ酔い状態なのかにこにこしているだけで特に何も言わない。時折ティオスに絡んでは



「ふむぅ……ルーチェたん可愛過ぎない?こう、小動物的な可愛さというか癒やされる系の可愛さとか」
「知らんがな。と言うかさっきからそればかり言ってて飽きないのか?」



と娘に対する惚気をこれでもかとティオスに吐き出していた。気のせいかさっきより酔がまわっている様だ。
ティオスははっきり言ってダルいし関わりたくないと思っているが仮にも国王。酔った勢いで何を言い出すのか分かったものじゃないのでしっかり返事はするのだが。

ここでもしも無視して酔った国王がキレて「切腹じゃあッッッ!!!!」と言ったとしても断る事が出来無いので仕方なく相槌だけは打っているのだ。


現在は宰相が居ないので国王を抑える人が居らず、ならば執事やメイド達にサポートしてもらおうかと思っていたのだが、それを言ってみると



「国王様は聡明な方です。私達はそれを見守っているだけで良いのです」


と言う身も蓋もない事を言ってやんわりとこちらにその役割を押し付けてきたのだが今思うと聞いたあのメイドや執事達は国王が絡み酒だと言うことを知っていて面倒くさいから押し付けちゃえ☆という感じで押し付けてきた事が分かった。



あの使用人達め、後で憶えてろよ





「─────それでな、初めて名前を呼ばれた時は───────」




と、考え事をしているとマリクは今度はルーチェの幼い時の事を話し始めていた。
あとどの位ここにいれば良いのだろうと無心になり始めていたティオスに、救世主が現れた。



「あなた、ティオス君が困っているでしょう?」



奥の方から優雅に出てきたのはルーチェを更に美しくした姿の女性─────もといカミーラ王妃だった。


「ティオス君、ごめんなさいね。あの人ったら酔ったら絡み酒になる事をすっかり忘れていたわ」
「いえ、大丈夫ですよ。心遣いありがとう御座います」
「貴方もクラスメイト達と積もる話もあるでしょう、さぁ、お行きなさい」
「はい、失礼します」



そう言ってマリクの魔の手から逃げさせてくれた時にはティオスにはカミーラがまさしく女神に見えていた。心の中で感謝の言葉を言いつつその場を離れるとクラスメイト達の方に向かっていった。






******









グアン達は未だにカインが吐いていた場所を掃除していた。その近くには地面に転がされているカインがいた。まだ具合が悪いのか耳が地面にべちゃぁという感じにしなしなになっていた。

ルーチェがカインに酔い止めの魔法をかけようか迷っているがリエスが側で毒を吐いていた。


「あのゲロ吐き狼王子は自業自得よ。頭を冷やすためにもそのままにしておくべきよ」
「ゲロ吐き狼王子とはな。獣王国の民たちがこの姿を見たら幻滅しそうだ」
「あらティオス、国王様の相手は?」
「カミーラ王妃が変わってくれた」
「うちの父様がすみません…」
「いやいい…と言いたいが確かに大変だった。ルーチェの可愛さについて延々と話していたからな」
「本当にすみません…」
「いや、こちらとしてはルーチェの可愛い所も聞けたし満足だ。小さい頃に城の中で魔法を使って────」
「あーあーあーあーあー!!!!!!もう!父様はなんてことを話してくれてるんですか!!それは恥ずかしいので言わないで下さい……!」
「お、おお、そんなにダメージが入るとは知らずに…」
「……ふふ………父様には後でたっぷりとOHANASHIをしておかないといけない様ですね…………」



どうやらルーチェが隠しておきたかった事まであの国王は話していたらしい。
学園ではルーチェは「聖王女プルム・プリンセッサ」という二つ名を持っていたほど誰にでも優しく抱擁するかの如く接していたのに今のルーチェはどこからどう見ても闇を放っていた。





カオスな宴はまだまだこれからだった。

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