前世で世界最強だった俺は、また世界最強になろうと思う

つかっちゃ

第一歩

転生してかれこれ2年。



…………え?一気に飛び過ぎだって?







うっさいよ畜生め。





前世の記憶があるというか普通に意識ある中、トイレにも行けず自分で飯も禄に食えない。

誰だって自分が糞尿を垂れ流している絵面なんか思い出したくないだろう?



いや、まだこれはマシだ。
問題は食事の方だ。



自分の母の乳にしゃぶりついている所まできっちり記憶にインプットされている。


何が哀しくてこんな羞恥プレイをせにゃならんのだ。





うっ……今思い出しても頭痛がする………







まあそれももう過去の産物だ。
2歳にもなれば立って歩ける程度の筋肉はついている。まだ魔力が操れないのであと一年はこの軟弱で貧弱な体で生活をしないといけ無いのが辛いが我慢あるのみ。

今では一人で飯も食えるしトイレにも行ける。


母マリンや父マティスは俺が一人で何かをする度に狂喜乱舞して居るのが誠に滑稽である。

体の年齢はさておき精神は326歳だからな。



前世では身体を鍛え過ぎて人間の寿命を大幅に超越して324歳まで生きることが出来た。



そのおかげで世界最強まで上り詰めることが出来たから良かったのだが。








******









3歳になった。マリンとマティスに朝、めちゃくちゃにめでたがれたあと、一人で家の裏手にある少し広くなっている場所に来た。
勿論鍛錬の為である。



まずは魔力だ。
魔力は言わずもがな体の一部だ。
小さいうちは伸びしろがあるが成長するに連れて段々とその伸びしろは小さくなっていく。

例えるならば身長だな。




そんでまあその魔力は3歳になると同時に体に宿る。どういう原理で宿るのかは分からないが、まあ3歳なるの微弱な魔力が感じられるようになる。


大抵のガキンチョは7歳になってやっと感じられるらしいが。


魔力だがどうやって伸ばしていくのかと言うと、まずは体内で魔力を循環させる所から始まる。
体内を極めたら体外で、そして自然に存在する魔力をも操る。

まあこの辺は基本だな。



まずは体内にある魔力を感じ取る事が先決だ。


精神を研ぎ澄ませて、全神経を体内に巡らせる。





………おっ、発見。しかも3歳にしては飛び抜けて多いんじゃないかこれ?


他の3歳児の魔力量を仮に1と置くと今の俺の魔力は3.5程度だ。

これは鍛えがいのある体に生まれたようだ。




それじゃあ体内循環を始める。
最初はへその辺りにあるからそれをちょっとずつ上に上にと動かすイメージをする。


………今胸の辺りか?




それにしても初めてだからか全然魔力制御が効かない。これは鍛錬あるのみだし急いでもしかたない。


30分程度粘ったが今日は胸のあたりまでしか循環させる事が出来なかった。まあこれからだろう。



******



次は筋肉だ。

いくら魔法で身体強化が出来ると言ってもそれに耐えられる身体、筋肉がなければ話になら無い。
だから今のうちから基礎を作っておく。早いに越した事は無いからな。



まだ3歳だし腕立て伏せを10回、一分休憩、また10回。これを1セットとして毎日20セットでいいだろう。


現状これが限界だろう。
体が悲鳴を上げるギリギリまで鍛える。
これも世界最強を目指す上で避けて通れない道だ。





これから毎日繰り返し身体を少しずつ作っていこう。



世界最強となる男、ティオスの第一歩だ。


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