神を凌駕する者

ぱぴこ

修行②

「という訳で頑張ってくれ。」
「と、父さん。取り消す事は……」
僕は今、麦にも縋りたい状況だ。頼むから何とかなってく…
「出来ないな。それに戦いたいって言ってた奴は確か闘神のザックだったから余計無理だ。」
何でこんな事になったんだろう……。
もう現実を見たくないんですけど。
「そう心配するな。聖騎士パラディンに手っ取り早くなれるかもしれないぞ?」
もういいから…聖騎士パラディンはもういいから…
「期限は二年、そのうち24年・・・を修行、1年をヘルデス山にするつもりだったが予定を変更する。残りの1年は神界で最も危険な場所で生活してもらおうか。」
ん?何かハードルアップしてる気が・・・
「じゃあ行くぞ。メリーナ、よろしく頼む。」
「分かりました。」
「ちょ、姉さん!助け…」
「ん?シルクなら今日の朝に家を出て、お前が10歳になるまで王立剣魔学院に行ってるから帰ってこないぞ?」
「そ、そんな…」
「よし、じゃあレッツゴー 」
 
そして、目の前にできた穴に僕と父さんと母さんは入っていった。


すみません。話の構成上、すんごい短くなってしまいました。今日中に、もう一話出します。

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