悪人ベルト
8話
「なぁ、なんで闇属性は秘密しないといけないんだ?」
「この話をすると長くなるからまずは風呂にでも入ってこい。」
「分かった、後で教えてくれよな」
「あぁ、勿論だ。全部教えてやるよ」
 そう言ってイードは風呂場を後にした。
 さて入るかと思い服を脱ごうとした時ベルトが邪魔で上の服が脱げないことに気がついた。従来のベルトとは違い留め具もなく外せれない。
「おいベルト、俺の体から離れてくれ。これじゃあ風呂に入れない。」
 しかし反応がない。まるでしかばねのようだ...。
「いやいやいや!そんなこと思ってる場合じゃない!」
「イツキどうした?そんなに叫んで」
 イードが心配して声をかけてきた。
「いや、大丈夫!少し小指を角に当てただけ!」
 優しくしてくれたイードに嘘をつくのはどうか...と少し罪悪感も感じながらも苦し紛れの嘘をついた瞬間、ベルトが微かに紫に鈍く光った。
「え?!なんだこりゃ?!」
「やっぱなんかあったんだろ?大丈夫か?」
「大丈夫だから気にしなくていいぞ!まぁ風呂に入ってくるからまた後で!」
「あぁ、わかった」
 少し疑問を抱えたような声がした後ベルトに問いかけた。
「んん、あぁ、おはようだす。
   今、AMPが1溜まっただすよ。」
「なんであれで...あ!そうか俺自身が罪悪感を感じる程度のことをしたら溜まるのか?」
 我ながらここまでいい閃きが出来るなんて流石天才と思っていた時ベルトから声がかけられた
「はぁ、やっぱ今回のご主人様はポンコツそうだす。」
「うるせぇよ、てかこのベルトのけてくれ、風呂に入れない。」
「はじめに説明したと思うだすけどそれ取り外し不可能だすよ。そのくらいしっかり覚えてて欲しいだす。」
「あぁ、そんなこともあったな。なら少し緩めてくれ、じゃないと服脱げない」
「それくらいなら出来るだすよ。ほらだす。」
 すると体のラインに沿ってひっついていたベルトが少し緩み服が脱げた。
「ありがとな。また風呂入っているとき話聞かせてくれよ。」
「わかっただす。」
 まずは桶のようなもので体の汚れを少し落とし家のより少し熱めのお湯につかる。やはり温泉は気持ちいいな。なんて思って一時浸かっていると下から
「ごぼぼぼぼ、ご、ご主人様、はやく、ごぼぼぼ、ぼくちんの顔を、出すだす!」
「ん?あぁ、お前ちゃんと生きてんだな。」
 風呂に入ったことでリラックスしそう呑気に考えていたら。ベルトに切れられた。
「さっさと空気吸わせろだす!」
 こいつ今まだ失礼だったから少しからかってやろうと思い嫌味をいった。
「お願いするときの態度ってどんなのだったかな??」
 ブチッという音が聞こえたがベルトが
 「ごぼぼっ、わかった、わかっただす!空気を、ごぼぼぼぼ、吸わせて、欲しいだす。」
「よくできました。じゃあ立ってやるよ」
 よっこらしょと声を吐き出し、腰を持ち上げ風呂場に立ち上がった。
「はぁ、はぁ、はぁ、ご主人様これは流石にやりすぎだすよ?」
 少し切れ気味のベルトを相手にするのはめんどくさかった。
次回明かされるAMPのたまり方と闇属性魔法の危険性とは...。
次回もお楽しみに!
「この話をすると長くなるからまずは風呂にでも入ってこい。」
「分かった、後で教えてくれよな」
「あぁ、勿論だ。全部教えてやるよ」
 そう言ってイードは風呂場を後にした。
 さて入るかと思い服を脱ごうとした時ベルトが邪魔で上の服が脱げないことに気がついた。従来のベルトとは違い留め具もなく外せれない。
「おいベルト、俺の体から離れてくれ。これじゃあ風呂に入れない。」
 しかし反応がない。まるでしかばねのようだ...。
「いやいやいや!そんなこと思ってる場合じゃない!」
「イツキどうした?そんなに叫んで」
 イードが心配して声をかけてきた。
「いや、大丈夫!少し小指を角に当てただけ!」
 優しくしてくれたイードに嘘をつくのはどうか...と少し罪悪感も感じながらも苦し紛れの嘘をついた瞬間、ベルトが微かに紫に鈍く光った。
「え?!なんだこりゃ?!」
「やっぱなんかあったんだろ?大丈夫か?」
「大丈夫だから気にしなくていいぞ!まぁ風呂に入ってくるからまた後で!」
「あぁ、わかった」
 少し疑問を抱えたような声がした後ベルトに問いかけた。
「んん、あぁ、おはようだす。
   今、AMPが1溜まっただすよ。」
「なんであれで...あ!そうか俺自身が罪悪感を感じる程度のことをしたら溜まるのか?」
 我ながらここまでいい閃きが出来るなんて流石天才と思っていた時ベルトから声がかけられた
「はぁ、やっぱ今回のご主人様はポンコツそうだす。」
「うるせぇよ、てかこのベルトのけてくれ、風呂に入れない。」
「はじめに説明したと思うだすけどそれ取り外し不可能だすよ。そのくらいしっかり覚えてて欲しいだす。」
「あぁ、そんなこともあったな。なら少し緩めてくれ、じゃないと服脱げない」
「それくらいなら出来るだすよ。ほらだす。」
 すると体のラインに沿ってひっついていたベルトが少し緩み服が脱げた。
「ありがとな。また風呂入っているとき話聞かせてくれよ。」
「わかっただす。」
 まずは桶のようなもので体の汚れを少し落とし家のより少し熱めのお湯につかる。やはり温泉は気持ちいいな。なんて思って一時浸かっていると下から
「ごぼぼぼぼ、ご、ご主人様、はやく、ごぼぼぼ、ぼくちんの顔を、出すだす!」
「ん?あぁ、お前ちゃんと生きてんだな。」
 風呂に入ったことでリラックスしそう呑気に考えていたら。ベルトに切れられた。
「さっさと空気吸わせろだす!」
 こいつ今まだ失礼だったから少しからかってやろうと思い嫌味をいった。
「お願いするときの態度ってどんなのだったかな??」
 ブチッという音が聞こえたがベルトが
 「ごぼぼっ、わかった、わかっただす!空気を、ごぼぼぼぼ、吸わせて、欲しいだす。」
「よくできました。じゃあ立ってやるよ」
 よっこらしょと声を吐き出し、腰を持ち上げ風呂場に立ち上がった。
「はぁ、はぁ、はぁ、ご主人様これは流石にやりすぎだすよ?」
 少し切れ気味のベルトを相手にするのはめんどくさかった。
次回明かされるAMPのたまり方と闇属性魔法の危険性とは...。
次回もお楽しみに!
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コメント
オナ禁マッスル
悪人ベルトかわいい❤