万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?
食後の運動
「さて、夕食も終わった事だし、食後の運動に付き合ってもらうわよラガス!」
「えぇ・・・・・・なんで俺なんですか? ミーシャさんやメリルもいるじゃないですか」
というか、晩御飯を食べ終わった後には普通に動きたくない。
焚火があるから視界はそこまで悪くは無いけど、それでも日中と比べれば暗い。
「何言ってるのよ。二人よりラガスの方が強いじゃない」
「いや、確かにそうかもしれないけど、俺の戦闘スタイルとミーシャさんとメリルの戦闘スタイルは違う訳なんですから、俺だけでなく二人とも戦った方が良いと思いますよ」
そもそも俺の戦闘スタイルは特殊だがら、俺と戦ったところで大会に出場してくる子供達への対策にはならない筈だ。
「確かにラガスの戦い方は特殊だけど、それ以外の戦い方が出来ない訳じゃないでしょ」
・・・・・・まぁ、一緒に訓練する日も多いから知っているのは当たり前か。
長剣の訓練は勿論欠かさない。
ただ、趣味程度に槍に短剣、大剣、斧の訓練も行っている。
出来る事が多い事に越した事はない。
でも本当に趣味程度に訓練しているため、長剣程錬度は高くない。
まぁそれでも訓練の甲斐もあって全てアビリティは手に入れた。
槍と短剣に至ってはレベルは二まで上がっている。
「・・・・・・はぁーーーー、分りましたよ。訓練の相手はしまう。ただしアビリティで使用できる技はと魔法のアビリティの使用は禁止。その条件でいいなら相手しますよ」
「勿論それでいいわ。というか、あなた相手に魔法のアビリティなんて使っていたら倒してくれって言っている様な物だから、基本的に使おうとは思わないわよ」
という事は武器だけを使って戦うって事は母さんみたいな戦闘スタイルを試すのか。
まぁ、魔法をメインに使う人にとってそれが出来る出来ないでは大きく変わって来る。
それがどのレベルまで上達しているのか、少し見させてもらうか。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。あ、相変わらず対人戦は恐ろしく強いわね」
「まぁ・・・・・・否定はしません。ただ、クレア姉さんも棍の扱い方は確実に上達していると思います。体術、短剣の扱いも実践で使えるかと言われれば断言は出来ませんが意表を突くには十分かと」
「その短剣を奪われて自分の武器にしたあんたに言われてもそこまで自信は持てないわね。ただ、無駄じゃないって事が分かっただけでも良い収穫だったわ」
いやいやいや、棍に短剣を使い、そこに蹴りまで加えて来るクレア姉さんはかなり斜め上に言ってると思うんだが。
確かにまだ技術レベルは低いかもしれないけど、日ごろから体幹をサボらず鍛えているから重心がぶれていない。
「にしても、掠りもしなかったのは少し悔しいわね。接近戦ではラガスの方が遥かに強いのは解っていたけど、それでももう少し善戦できると思っていたのだけれどね」
魔弾は確かに遠距離用のアビリティだけど、その他の三つは接近戦と遠距離戦のどちらも行ける。
音魔法も遠距離戦寄りだけど、接近戦用の魔法が無い訳では無い。
そんで武器関係のアビリティなら長剣や槍より体術の方がレベルが高い。
だからいくら体格差があっても接近戦ではそう簡単に負けられないな。
「クレアは目標が高すぎるぞ。現時点でお前の接近戦での強さを考えれば十分だ。母さんの様な戦闘スタイルを目指すのは悪くない。ただお前の本業の方を忘れるな。まだ・・・・・・諦めていないんだろう」
「ええ、勿論よお父様。あれを諦める気は全くないわ」
「あれって・・・・・・なるほど。本当にクレアは頑張り屋さんね」
あれってなんだ? 本業でクレア姉さんが目指す技能・・・・・・分からんな。
「ミーシャさん、クレア姉さんがいうあれって何なんですか?」
「えっと・・・・・・そのままは言えませんけど、その技能を習得すればクレア様の戦いの幅は広がるかと思いますよ」
戦いの幅が広がるねぇ・・・・・・基本属性魔法のアビリティは習得していないから解らないな。
「えぇ・・・・・・なんで俺なんですか? ミーシャさんやメリルもいるじゃないですか」
というか、晩御飯を食べ終わった後には普通に動きたくない。
焚火があるから視界はそこまで悪くは無いけど、それでも日中と比べれば暗い。
「何言ってるのよ。二人よりラガスの方が強いじゃない」
「いや、確かにそうかもしれないけど、俺の戦闘スタイルとミーシャさんとメリルの戦闘スタイルは違う訳なんですから、俺だけでなく二人とも戦った方が良いと思いますよ」
そもそも俺の戦闘スタイルは特殊だがら、俺と戦ったところで大会に出場してくる子供達への対策にはならない筈だ。
「確かにラガスの戦い方は特殊だけど、それ以外の戦い方が出来ない訳じゃないでしょ」
・・・・・・まぁ、一緒に訓練する日も多いから知っているのは当たり前か。
長剣の訓練は勿論欠かさない。
ただ、趣味程度に槍に短剣、大剣、斧の訓練も行っている。
出来る事が多い事に越した事はない。
でも本当に趣味程度に訓練しているため、長剣程錬度は高くない。
まぁそれでも訓練の甲斐もあって全てアビリティは手に入れた。
槍と短剣に至ってはレベルは二まで上がっている。
「・・・・・・はぁーーーー、分りましたよ。訓練の相手はしまう。ただしアビリティで使用できる技はと魔法のアビリティの使用は禁止。その条件でいいなら相手しますよ」
「勿論それでいいわ。というか、あなた相手に魔法のアビリティなんて使っていたら倒してくれって言っている様な物だから、基本的に使おうとは思わないわよ」
という事は武器だけを使って戦うって事は母さんみたいな戦闘スタイルを試すのか。
まぁ、魔法をメインに使う人にとってそれが出来る出来ないでは大きく変わって来る。
それがどのレベルまで上達しているのか、少し見させてもらうか。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。あ、相変わらず対人戦は恐ろしく強いわね」
「まぁ・・・・・・否定はしません。ただ、クレア姉さんも棍の扱い方は確実に上達していると思います。体術、短剣の扱いも実践で使えるかと言われれば断言は出来ませんが意表を突くには十分かと」
「その短剣を奪われて自分の武器にしたあんたに言われてもそこまで自信は持てないわね。ただ、無駄じゃないって事が分かっただけでも良い収穫だったわ」
いやいやいや、棍に短剣を使い、そこに蹴りまで加えて来るクレア姉さんはかなり斜め上に言ってると思うんだが。
確かにまだ技術レベルは低いかもしれないけど、日ごろから体幹をサボらず鍛えているから重心がぶれていない。
「にしても、掠りもしなかったのは少し悔しいわね。接近戦ではラガスの方が遥かに強いのは解っていたけど、それでももう少し善戦できると思っていたのだけれどね」
魔弾は確かに遠距離用のアビリティだけど、その他の三つは接近戦と遠距離戦のどちらも行ける。
音魔法も遠距離戦寄りだけど、接近戦用の魔法が無い訳では無い。
そんで武器関係のアビリティなら長剣や槍より体術の方がレベルが高い。
だからいくら体格差があっても接近戦ではそう簡単に負けられないな。
「クレアは目標が高すぎるぞ。現時点でお前の接近戦での強さを考えれば十分だ。母さんの様な戦闘スタイルを目指すのは悪くない。ただお前の本業の方を忘れるな。まだ・・・・・・諦めていないんだろう」
「ええ、勿論よお父様。あれを諦める気は全くないわ」
「あれって・・・・・・なるほど。本当にクレアは頑張り屋さんね」
あれってなんだ? 本業でクレア姉さんが目指す技能・・・・・・分からんな。
「ミーシャさん、クレア姉さんがいうあれって何なんですか?」
「えっと・・・・・・そのままは言えませんけど、その技能を習得すればクレア様の戦いの幅は広がるかと思いますよ」
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