豚になりたかった俺は...

オナ禁マッスル

6話 ウルージ

俺が必死に走って山の頂上に行くと当然のようにオーガ族のユウキがいた。

「そんなに必死に走らなくてもわてがワープで連れていこうと思っていたのに。走る修行がしたかったのか?でもオークならこの程度の距離屁でもないのかな?」とガハハと笑われる。

俺が先にそれを言えよと思っているとオーガ族のユウキは「疲れてるところ悪いが、早速飛び降りてもらえるか?」

俺は別にそんなに疲れてたわけでもなかったので

「分かった。」と言い山から飛び降りる。

ドスン!と物凄い音とともに俺は地面に体を激突させた。漫画のように地面に穴が空いたりはしていないが。なかなかの衝撃だ。

しかし俺の体には傷一つ着いていない。

ワープで降りてきたオーガ族のユウキは「この程度ではお前のウルージの限界は見れないか。」と言う。

俺が「こんな衝撃でも傷一つつかないなんてウルージ強すぎませんか?」と言うと

オーガ族のユウキは「そうだな。だが、ウルージの強さはそれだけでは無い。今の衝撃を放出してみてくれ。」と言う。

言われたとおり放出しようとするもののそもそもやり方が全然わからない。なので「どうすれば放出できるんですか?」と尋ねると

オーガ族のユウキは「別のウルージ使いが言うには一点に力を集中させ、一気に解き放つ感じらしい。やってみてくれ。」と答えてくれた。

俺が言われたとおりにやろうとすると「離れてやれ。お前が飛び降りた山のふもとにでも解放してみろ。」と言う。

言われたとおりに山のふもとを向きながら力を手に集中させ、一気に解き放った。

するとドガン!という音と共に山に大きなヒビが入る。

その様子を見てオーガ族のユウキは「これ程とは。」と呟く。

俺が「さっきの衝撃的にこんなもんじゃないですか?」と言うと

オーガ族のユウキは「ウルージでは吸収した衝撃を放出する時はある程度軽減されてしまうと他のウルージ使いは言っていたんだ。だが、お前は明らかに衝撃を全部放出していた。」と言った。

俺の能力はそんなに凄かったのか。と思っているとオーガ族のユウキは「だが、お前の能力の限界はまだ見えていない。次の衝撃を浴びに行くぞ。」と言う。

俺はまだ見ぬ衝撃にワクワクしているとオーガ族のユウキが「では行こう。我々革命軍の本部へ。私たちの最大火力を耐えられるか試してみよう。」と言う。
 
次回、革命軍の本部にある最大の火力限とは!?
ぜってぇ見てくれよな。

コメント

  • 吉川ルナ

    ウルージ強すぎ説

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