豚になりたかった俺は...

オナ禁マッスル

2話 オーク

目覚めると俺は薄暗い洞窟の中にいた。

「ここはどこだ...?」と呟くと謎の男が「ここは我々ゴブリンの住む洞窟です。」と言う。

「なんで俺がゴブリンの洞窟にいるんだ?」と尋ねると「あなたが森の中で眠っているのを見つけて私がここまで運びました。」とゴブリンが答える。

「なんでゴブリンが俺を助けるんだ?」と聞くと

「偉大なるオークである貴方様を助けない理由などございません。」と答える。

「オークだと...?」

と言いながら近くにあった水たまりを覗いてみるとそこには緑色の肌で巨大な男が映っていた。

なんでオークなんだ。俺は豚になることを望んでいたのに...!
というかなぜ俺はオークなのにこんなにイケメンなんだ。と思い困惑しているとゴブリンが「如何しましたか?まさかこの洞窟がお気に召しませんでしたか?」と慌てながら俺に尋ねる。

「いや、何でもない。ちょっと考え事をしてただけだ。」と俺は答える。

そしてゴブリンは俺に「いつオークの里にお連れ致しましょうか?あなたほどの美貌を持つオークは私も見たことがありません。さぞ高貴な方なのでしょう?」と尋ねる。

だが俺はオークの里など知らないし元は人間なので答えあぐねていると

ゴブリンは「まさか家出ですか?」と俺に尋ねる。

めんどくさかったので俺は「そうだ。オークの考え方は俺に合わないんでな。」と答える。

するとゴブリンは「ならば私たちと共に革命を起こしませんか?」と俺を誘う。

オークについて何も知らない俺はとりあえず革命に付き合うことにしたのだった。

コメント

  • 吉川瑠奈

    革命?!
    次が気になるドン

    1
  • 水野真紀

    いや2個作品あるやんー
    俺も3個ぐらいあるけどー

    1
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