創作に役立たない、「映画の感想」

しーとみ@映画ディレッタント

感度3000倍の元祖! 『バーバレラ』

冒頭から、ジェーン・フォンダ演じるバーバレラが全裸で登場する。
期待せずにはいられない。

バーバレラの目的は、兵器開発を進める博士を地球へ連れて帰ること。
彼の研究は、世界を終わらせる可能性を秘めていた。

だが、目的地直前で、バーバレラの船は墜落。
バーバレラは子どもたちに捕らえられる。
彼らの操る人形に、服を食われてしまう。

そこを、通りすがりのハンターに助け出される。
お礼はストレートに「セクロス!」
「手を重ね合わせるだけで快感を得る方法がある」
ところが、いかにもSFっぽい。
だが、野蛮人なので普通にいたす。

事後シーンが、実に分かりやすい。
サービスなのかどうかよく分からないシーンなのも、妙な笑いがこみ上げてくる。

圧巻は、敵に捕まったときの拷問方法だ。

シンセサイザーと繋がったオルゴールのような箱に入れられ、感度をアップされる。

エロゲで言う「感度3000倍」というやつだ。

服を一枚一枚没収され、シンセサイザーの音色に合わせて感度が上がっていく。
バーバレラも汗をかきながら耐える。
見た感じ、耐えてなくて、酔いしれているのかも知れない。

エロシーンなのだが、実にバカバカしい。
古き良き時代のレトロフューチャー作品だ。

吹き替えだとドロンジョさまが主人公を演じている。
こっちも見たい!


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