創作に役立たない、「映画の感想」

しーとみ@映画ディレッタント

ドーモ、バットマンです 『ニンジャバットマン』

怪人が作ったタイムマシンで戦国時代に転送されてしまったバットマンが、各国を支配する大名と化した悪党をシバキに行く話。

くぎゅうううう!
ハーレイ・クインがくぎゅうというだけで、もう視聴確定!

前半たった5分で分かるシナリオ。
全く口頭説明がないのにどんなことが起きているか分かる場面展開。
昨今の、「前半などでよくある長々とした解説的描写シーン」が一切ない、ノンストレス映画である。
集中力のない人、前半のかったるさで眠くなる人におススメ。

話の途中、ジョーカーとクインがタダの農民と化すシーンがある。
直前の戦いで記憶をなくしたようである。
いくら記憶がなくなっているとはいえ、相手はジョーカーだ。

仲間は容赦しない。
だが、バットマンは深く追求せず、見逃す。

注目点はジョーカーとクインの演技だ。
本当にこんな夫婦がいるのではないかと思わせるほどの名演技である。
しっかりと悪役臭や演技者臭が消えているのである。
本の少し前までハイテンションで盛り上がったバトルをしたばかりで、このシーン。
声優さんのすごさを、まざまざと見せつけられた。

終盤の「各国の大名が、城を改造したロボットでプロレスをする」というトランスフォーマーみたいな話も、「まあアメコミやし!」と笑って許せる。

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