創作に役立たない、「映画の感想」

しーとみ@映画ディレッタント

ンソゲキッ! 『バーフバリ2 王の凱旋』

前回、ものすごくいいところで中断した所の続きから。
なぜ、先代バーフバリはあの様になったのか。
真実を知ったバーフバリ・ジュニアがどう行動に移すのかが明かされる。

過去編では、主人公の母親であり、先代の妃であるデーヴァセーナとの馴れ初めシーン。

クンタラ王国の姫デーヴァセーナは、「財宝だけ送りつけて本人は顔も見せない」と、バーフバリの兄からの求婚を断る。
激怒した母親は「姫を捕虜にしろと」いう文をバーフバリに送る。
同じ頃、クンタラは賊徒から襲撃を受ける。

窮地を救ったのは、マヒシュマティの王候補である先代バーフバリ。
デーヴァセーナができなかった「複数の矢を同時に放つ戦法」を、先代はいともたやすくこなし、彼女にも伝授する。

コツは「手の平を裏返すんですよ」。マジかよ……。

最終的には、二人で手を繋ぎながら6本の弓を放つという離れ業まで披露する。

クンタラを救った礼として、デーヴァセーナは先代に嫁ぐ。

そこまではよかったが、誰にも物怖じしない妻のため、先代は王座を退いた。
兄に政権を譲る形になってしまう。

王国を去り、一市民として暮らすことになるのだが。

ここからどうやって息子が逆転するのか。
時計を見たら、あと三〇分しかないぞ。
二時間ずっと過去編だった計算だ。
どうなるバーフバリ!?

だが、心配ご無用。
しっかりと決着はつく。

ちなみに、『木根さんの一人でキネマ』で最近公開された「バーフバリ回」によると、本作はいわゆる「ボリウッド」というジャンルではないのだとか。
ムンバイのヒンディー語圏映画を「ボリウッド」と言うらしい。
本作は、南インドのテルグ語、タミル語映画であるという。

あやうく恥をかくところだった。

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