創作に役立たない、「映画の感想」

しーとみ@映画ディレッタント

実はカンフー映画 『シャーロック・ホームズ』

世界一有名な探偵ホームズが、貴族が起こす世界征服作戦を止める話。

連続殺人犯の貴族が絞首刑にされた。なのに、遺体が墓から消た。
ワトソンが死亡を確認したのに。
死人が蘇るというニュースを伝えられて、ホームズは捜査を開始する。

本作は、ホームズモノというジャンルのカンフー映画だ。
グラナダ版の知的なホームズを見ていた人なら、あまりにもかけ離れたイメージの映画に度肝を抜かれるだろう。

演じるのも、Dr.ストレンジではなく、アイアンマンの方である。
ちなみに、ワトソン役の吹き替えは、森川智之氏。
海外ドラマ『SHERLOCK』でも、ワトソンだ。

ホームズの特技は、スリと料理と相棒の嫁いびり。

ホームズは脳内でイメトレをして、バリツの才能を遺憾なく発揮する。
続編『シャドウゲーム』では、バリツを駆使してオムレツを作る。

変装の達人で、アイリーンを尾行するためにサーカスのマネキンになったり、その辺にあるモノでいとも容易くホームレスに化ける。

また、相棒の嫁に難癖を付けて、ワインをぶっかけられるのなどお手の物だ。

アクション性は強いが、推理するところはしっかりと推理する。
原作通り、大麻も目一杯に吸う。

この映画は、レストレードが超優秀だ。本当にレストレードかと思う頭のキレっぷりである。

コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品