クラス転移で神の力貰ってしまったのだが

三日月

第9話〜準備〜

「テレポート」

俺はエルのいる空間へ行くことにした、何を持ってけばいいのかとか色々知りたかったからだ、初めて自分から行くけどうまく行くかな?



「やっほ〜明彦君、自分から来れたんだね」 

「はい、何とか成功しました」 

「うん、初めてにしては上出来よく頑張りました」 
「それで、何をしに来たの?」 

「はい、実は王に言われて神殿に行くことになったのですが何持ってけばいいのかとかが分からなくて、それで聞きに来たんです」 

「その迷宮の名前って知ってる?」 

「いや、よくわからない神殿だって言ってました」
「なんか急に現れたみたいで」



「多分それ私の神殿だよ」 

へ?

「あの、どう言うことですか?」 

「私が世界にいた時私が住んでた場所だよ」 

「そうなんですね、どんな場所なんですか?」 

情報は知っておいて損はないからな

「うん、モンスターは強いし罠もある普通の神殿だよ」 

「そうなんですね、でもエル様がいたところなら融通がきくんじゃないですか?」 

「多分きかないだろうね、近づくものを問答無用で殺せって言ってあるから」 

怖いな!たまにこの人怖くなるの何とかならないかな?

「そうなんですね」

「でも、最下層に行けばお宝として神の力がもらえるんだよ」

まじで!何その神殿でも、そんなにすごいならいろんな人が挑んでそうだけどな

「まぁあの神殿には力はないんだけどね」 

「そうなんですね」 

「あなたが力を持ってるんだもんそりゃそうだよ」

そうだった、俺この人から神の力もらったんだった

「まぁとりあえず最下層に行ってね」
「あそこに私の忘れ物が置いてあるからそれを取ってきて」

忘れ物?どんなやつかな?

「そうなんですね、どんなやつなんですか?」

「それは秘密行ってからのお楽しみだよ」 

「分かりました持ち物はどうすれば良いですか?」

「ん、とりあえず武器持ってけば」
「その辺で拾ったやつだけどあの団長からもらったやつより良いやつだよ

そう言ってエルは剣を投げてきた、危ないやつだなほんとに

「ありがとうございます、迷宮頑張ります」 

「うん、頑張ってねそれとちゃんと忘れ物取ってくるんだよ」

「分かりました、ちゃんととります」

「うん、それじゃあバイバイ」

「あちょっと」

無理やり返されてしまった、まだ話したいことがあっあんだけどな、まぁ強いならそれでいいけど

「さてと、明日出発だから寝ますかね」 

明日が楽しみだが同時に心配でもある、魔物も強いみたいだし、大丈夫だろうか?
まっ俺は神の力持ってるし何とかなるか

そう思って俺は明日に備えて寝た





































「まさか私の神殿が近くに現れるなんて思わなかったな、でも神殿に置いてあるあれがあれば明彦君の力になるし、それにあの子もいるしね」

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