サモナーだってやればできる!

河野原ぺこ@垢停止中

14話 アイテム収集

 俺とローゼとハイドラ率いる高校生軍団と共に草原まで来ていた。

「お、50メートル先にモンスター発見、ウサギだな」
「は?サトキって50メートル先まで見えるの?」
「え、普通じゃない?この前もサーチアンドデストロイしてたのに。あ、ローゼ。これ」

 俺はローゼに予備用に作った品質3のブロンズソードをあげた。ローゼは片手剣術を持ってたから、片手剣を渡してみたのだけれども大丈夫か?

 ブロンズソードを手に入れたローゼは50メートル先のウサギまで走って行ってモンスターを倒し、その死体を持って帰って来た。

「あるじ〜。やったよ〜」
「お、おう」

 なんか、俺がエンチャントした時ぐらいの攻撃力があるんだけど、まぁ、いっか。

「ちょっと俺はアイテム集めて来るから、ハイドラ〜。ローゼの事、見といてくれないか?」
「了解だ!」
「これ、ヒールポーション。ローゼが怪我したら使ってあげて」
「お、おう。なぁ、これ少しもらって良いか?」
「ローゼの面倒と解体してくれるなら5個ハイドラにやるぞ」
「よぉし!やるぞ!ローゼちゃん!」

 俺はハイドラとローゼとパーティーを組んだまま道に落ちてる素材を集める。

 意外と落ちてるんだな。薬草などは鑑定できるがそこら辺に生えてる雑草は鑑定しても雑草って出てくる。同じく石もだ。一応、拾っとく。

 ゲーム内時間4時間経過••••••。

 薬草が沢山、魔草が沢山、活力草が沢山、石が沢山、砂が沢山、爆草が少々、りんごが少々、みかんが少々、襲って来たモンスターのドロップアイテムが少々集まった。ついでにローゼが倒したモンスターの経験値が流れてきてレベルが1つだけ上がった。そろそろ、ハイドラ達と合流しよう。

「ん、サトキ、採取終わったのか?」
「あぁ、沢山取れた。ローゼ帰るぞ」
「分かった〜」
「ハイドラ、ポーション何個使った?」
「1個も使ってないぞ」
「ほうほう、それは凄いな」
「ホイ、ドロップアイテム」
「ありがとな。ポーション全部あげるよ」
「マジか、サンキュー」

 あ、また召喚書に封印するの忘れてた。まぁ、召喚モンスターと一緒に入れば多少は経験値が入ったはずだからいいか。それと、ハイドラとパーティーを解散したら、ローゼのステータスを確認するか。ちょくちょくレベルアップの報告が来てたからな。どれどれ。

名前 ローゼ
種族 幼き堕天使Lv3
満腹度60
HP40
MP70
SP70
STR20+29
DEX10+15
VIT15+44
AGI20+15
INT5
LUK5
所持ステータスポイント7

スキル
剣術Lv3 雷魔法Lv1 防御魔法Lv1 飛行Lv1 演舞Lv1

装備
スネイクフードパーカー 種類:パーカー レア度2 品質2
+VIT12 質量2 耐久値210
アイテムエンチャント+STR7

ウサギスカート 種類:スカート レア度2 品質2
+VIT10 質量1 耐久値210
アイテムエンチャント+DEX7

ウサギグローブ 種類:手袋 レア度2 品質2
+VIT10 +DEX8 質量1 耐久値170
アイテムエンチャント+STR7

スネイクシューズ 種類:靴 レア度2 品質2
+VIT12 +AGI8 質量1 耐久値170
アイテムエンチャント+AGI7

ブロンズソード 種類:片手剣 レア度2 品質3
+STR15 質量2 耐久値150

使用可能な技•魔法
ライトニングバレット MP1消費
ハードボディ MP5消費
飛行 1分間SP1消費
滑空 消費無し
バトルダンス SP5消費
ヒーリングダンス SP5消費

 Lv3か••••••。結構頑張ったんだな。

 俺はローゼの頭を撫でてやる。気持ち良さそうだな。
 さて、取り巻き達事、同級生達はまだ居た。というかこの4時間ずっとスクショ取りまくってたな••••••。

「俺は帰るから、ついて来るなよ。来ても入れないようにするからな」

 俺とローゼは畑へ帰った。

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