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呪われた吸血姫 1

ましろ

第1章 狂犬現る!?

ドラゴンから数日後、私たちはぐーたらしていた。
 だってやることがないんだもん。
「暇だね〜、てなわけで、自称情報屋さんなんかない〜?」
そうだよ、こんな時こその情報屋さんのクーゼルトさんだよ
「ふっふっふっ‪wよくぞ聞いてくれた!!」
満面な笑みを浮かべてしかもドヤ顔で言うクーゼルト
 一発殴りたい気持ちだね、はい。
「どうやら、この町に狂犬が現れたらしい」
へー、狂犬ね
「ただの犬じゃないぞ!しかもそいつはなんかアイリスを探してるらしい」
「えっ…」
ちょっと待って、私また命狙われてるの?
やだよ、命は大切だからね!
それに、私はまだ生きたい!!
「うわぁ、変なやつに目をつけられたねー、ドンマイ、アイリス」
「」
うん、これは何も言えないですわ
しかも、今回はアレクもめんどくさそうだ
そんな中…バコッ!!ていう音がして扉が勢いよく開いた
開いたというか、壊れたと言った方が正しい
「おーい、扉は壊すもんじゃないぞ?」
全くもってその通りである
「ふふふっ!!壊す、壊さないんじゃない!うちが壊したいだけだ!!」
うん、一方通行だね
しかも、清々しいほどの一直線だ
「噂をすれば狂犬だね〜」
私はそっと壊れた扉から外に出ようとしたが、クーゼルトによって腕を掴まれたので脱走することはできなかった
くそぅ…
「何よ!そこのあんた!!そっと逃げるんじゃないよ!!」
「私、命狙われるのはもう勘弁して欲しいのですが…」
「問答無用!!」
いきなり彼女は短剣を取りだし私に切りかかってきたが…
「ここだと、狭いから外でお願いな?」
「仕方ないな、わかった」
彼女は今でも殺りたそうにうずうずとしていた
一方、私はというと
「場所もなにも、私は殺し合いたくないのですよ!!」
そう叫んだが、皆知らないフリをして先を急ぐ
そして、私はアレクによって引きずられていた…



「で、どうして私の命がまた狙われてるんでしょうか…」
まぁ、だいたいはわかってる
この血液のせいだということは…
全くもってはぁー…なのである
「噂で、オーバーヒールを使う人がいるとかなんとかで、ドラゴンを頭に乗っけてると聞いたぞ!!ふはははっ!!」
うん、ばりばり私ですね
ドラゴン=メテオを頭に乗っけてるのは私しかいないし…
「完璧にアイリスだな」
「そうですね」
はぁー…
また、厄介な人が現れました
天国のお父さん、お母さん見てますか??
私、今度こそ死ぬかもしれません
「バトルスタートっ!!」
アレクの声と同時に彼女はまたしても短剣で突っ込んできた
もちろん、私はかわすよ?
だって痛いし
「2度も同じ手をくらうとでも思いましたか?」
そしたら彼女は
「同じ手?違うね!!」
上を見たらいつの間にか魔法陣があった
確かこれは、召喚魔法の闇属性だったはず
『ダークネメシス』
うわ…全体的にいうとメテオとはまた違うドラゴンだった
メテオは翼が1枚あるのに対し、ダークネメシスは4枚ある
見た目の違いはそれだけではないようで…
「ヤマタノオロチでしょうか…」
まぁ、そんなのんきなことを言っていたら彼女は
「のんきなことを言ってる場合じゃないよ!!」
と言われてしまい、この人も私との心が読めるのかなと思うとゾッとした
「ねぇ、二人がかりで私を殺るのは卑怯だと思うので、こちらもメテオを出していいですか?」
「ん?いいぞ??もちろん楽しませてくれるならな!!」
彼女は了承した
あとでどうなっても知らないからね?
「遠慮なくやりますね?なので気をつけてください」
「ドンと来い!!」
そして、私はいつの間にか呪文をかけていたリミッターを解除した
「メテオがんばってね!」
「グゥ!!」
メテオは大きくなりダークネメシスに襲いかかった
しかも、大きくなったとたんにダークネメシスに大きなドラゴンの爪の一撃を食らわせたったのであった
「貴様のドラゴン、メテオだったか??かなり大物だな!!ふはははっ!!楽しいぞ!!」
「それは、どうもです」
私は魔法で銃を取り出す
そして、狂犬にやろうとしたが外れた
「こんなものか?」
「いえ、外れてもいいものでしたので」
「なんだと!?うちを舐めてるのか!!」
狂犬は襲いかかろうとしたところで先程の外れた銃弾が植物のように動き狂犬の動きを封じ込めた
また、メテオの方はというと…
なんと、ダークネメシスを食べようとしていた
「メテオ、それは食べ物じゃないよ?」
「グゥ…」
そう言ったらメテオは残念そうにしていた
「うちの負けなのだ…これからは貴様についていくよ!師匠!!」
何故かクーゼルトは笑っていた
そしてアレクは薄々と笑みを浮かべていた
そして、私はというと…
「師匠は嫌です。あと私はアイリスです。よろしくお願いします」
「うちは狂犬のファルファナだ!気安くファルでいい!」
「僕はクーゼルトだよ。よろしくね、狂犬」
そういいながら、メテオにおやつを食べさせてるクーゼルト
「ムゥ…狂犬じゃない!!ファルだ!」
なんか、クーゼルトに向かって突進してきた狂犬…もとい、ファルはこれから私たちと行動することになったのだ
「俺はアレクだよ〜。まぁ、よろしくファル」
「アレク、これからお世話になるぞ!」
「うん、賑やかになったねぇ〜」
アレク、地味に会話になってないよ?
「そして、私にくっつくのはちょっとやめて欲しいです」
「師匠どうして!?」
「周りの視線が痛いのです…そして、師匠も…」
「そんなの蹴散らせばいい!!うちが殺ったる!!師匠じゃなくて姫に手を出すな!!」
うん、なんも手出ししてないよ??
あと、姫って…
てか、私が姫ってことに気づいたのかな??
クーゼルトは驚いる
アレクは眠たそうに、また興味があるように視線を送ってきた
「姫じゃなくて、アイリスでお願い」
「わかった!ひ…アイリス!!」
うん、姫って言いかけたけど見逃してあげよう

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