もふもふ好きの異世界召喚士

海月結城

再戦〜1〜

 再会を喜びあった2人は朝が明けるまで今までの出来事を話し合っていた。

「あー、もう朝か」
「早いの」
「そうだね」
「お、砕けた口調になったなぁ」
「うん。ウミ様のお陰だよ。でもま、外では敬語だけどね」
「そうか。さ、少しでも寝ておけ。今日は再戦するんだから」
「はーい」

 学校が始まる少し前に起きたミリアはウミと一緒に登校してきた。

「おはよう。ウミ、ミリア」
「おはようございます」
「眠そうだね」
「はい。朝方まで話し込んでいました」
「そっか。楽しかった?」
「とても」
「それじゃ、授業中に寝ないように頑張ってね」
「が、頑張ります」

 ミリアは、自信なさげに頷いた。

 結局ミリアは授業中に居眠りして先生に起こされていた。

「ミリア、起きて。お昼だよ」
「……ふぇ? ・・・!?」

 そして、ミリアはお昼まで寝てしまった。その間は、ミリアの寝息をBGMに先生と俺とで色々と話して時間を潰していた。

「や、やってしまいました」
「しょうがないよ。明日は休みなんだし、あと少し頑張ったらいっぱい寝なよ」
「はい」

 食堂に着いたので、それぞれ食べたい物を頼んで席に着いた。

「そうだ、さっきウミから聞いたんだけど、明日ウミと戦うんだって?」
「はい。そうなんですよ。ウミ様が居なくなってからの成果を見せて欲しいと言われたんですよ」
「一人でも出来る魔法の修行方法を教えてたから、どれだけ上達しているか楽しみだ」
「負けませんからね!」
「妾だって負けない」
「じゃあさ、何か賭けない?」
「「賭け?」」
「そう。例えば負けた方が食べ物を一食分奢るとかさ」
「「良いですね」」
「何を賭けますか?」

 少し考えてウミが提示したのが、

「では、こんなのはどうだ? 負けて方は1日限定で相手のおもちゃになる」
「はい。良いですよ」
「覚悟しておけよ。あんな事やこんな事をやるからな」
「ウミ様だって覚悟しておいて下さいよ。もう、イサミ様の撫で撫でで満足出来ない身体にしてあげますよ」
「ふふふ」「ぐへへ」
「あー、これはやっちゃったか?」

 次の日から2連休で、1日目に戦い2日目に賭けの内容が行われる。

「さて、明日が楽しみだな」
「えー、とても楽しみですよ」

 俺は少しの期待と多大な不安を胸にその日を過ごした。

「ルル。明日も一緒に居ような」
「もちろんだよ。ご主人様」

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