もふもふ好きの異世界召喚士

海月結城

新しい仲間

 契約スキルを発動した。

「この光景は何回見ても良いよな」
「ほぉ、綺麗じゃな!」
「よし、終わったな」
「お前、なんて言うのかな?」

ーーーーー
名前:イサミ・ケイレード
職業:召喚士
種族:人間 年齢:9
MP:32000/16000
LUCK:極
スキル:召喚・契約・通信
契約獣:クロ・モフラ・ルル・妖狐
ーーーーー

「妖狐なんだ」
「なぁ、なぁ! 妾の名前を早く考えてくれ!」
「急かすな、急かすな! すぐ考えるから!」

 そして、通信スキルを発動させた。

「なぁ、こいつの名前何が良い?」
「お姉ちゃん!!」
「ルル、それは名前じゃない」
「ヨウコで良いんじゃないか?」
「クロ。なんか、おばさんみたいだから却下」
「ウミ!!」
「……良いな! 流石モフラ!!」

 後ろでそわそわしている、妖狐の方を向き直った。

「決まったぞ!! お前の名前はウミだ!!」
「ウミ、ウミか! 気に入ったのだ!!」

 ウミは、嬉しそうに尻尾を振っている。

「それじゃ、帰るぞ」
「帰るって、どこに?」
「俺が今いる王都にだよ」

 そう言って、来た道を戻っていった。

 そして、ギルドに戻った。

「それで、その狐? が、報告にあった人影だと?」
「はい。その通りです」
「分かりました。では、森に現れた人影の調査の完了を認定します。これが、報酬です」
「ありがとうございます」

 そして、宿屋に戻りクロ達を紹介する事にした。

「えー、では、ウミから自己紹介をお願いします」
「うむ。妾の名前はウミだ! 見ての通り妖狐だ。近接戦闘とかは得意だから、任せておけ!」
「うん。ありがとう。それじゃ、クロ達お願い」

 クロ達の紹介を終えた僕は、夕御飯を貰いに下に行き、部屋に戻って来た。

「仲良くしてくれてると嬉しいな」

 そう思いながら部屋の扉を開けると、そこには微笑ましい光景が広がっていた。

 ウミの、尻尾にルルが抱き着き、頭の上にモフラが乗り、クロはウミに抱かれてなでなでされていた。

「なにその空間。天国? 天国はここであってます?」
「お主、大丈夫か!? もふもふするか?」
「い、いいのか?」
「もちろんよ」

 僕は、ウミの膝に頭を預けた。

「お主。可愛いのう」

 ウミは、俺の頭を撫で始めた。

 そして、その日はウミのもふもふで夜までゆっくりした。

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