東方桜千年録書

あきさか

R #2 幻想の巫女

【沖田 彩芽サイド】

—幻想世界・鏡池—

「うわっ?!……。」

地面に叩きつけられた。

「イッテ……はあ、あの賢者覚えてろよ。」

?『誰だ?』

「は?」

森の中から出てきたのは水色の髪色をした幼女だった。

「あ、貴女は?」

リィ『あたいは”リィ・マーガレット”だ。リィって呼んでくれ。』

「私の名は沖田 彩芽。ここは幻想世界ですか?」

リィ『うん。んじゃ、弾幕ごっこだ!』

「えっ…?」

リィ『スペルカード発動、氷符ひょうふ「フリーズ・ドライ」!』

「…マジかよ…スペルカード発動、彗星すいせい次元の魔法パラレル=マジック』!」

リィ『……強いな…凍結とうけつ「パーフェクト=フェザーブレイク」!』

「うおっ…!行くぞ!魔符まふ『マジカル・オブ=ライトニング』!」

?『あんた達何やってるのよ…。』

『「えっ?!」』

夭子『あんたが幻想入りした彩芽ね?燈から聞いてるわ。私の名は”阿弥陀 夭子あみだ ようこ”よ、よろしく。』

「は、初めまして。」

夭子『それじゃあ、幻想巡りね。』

「う、うん。」

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