東方桜千年録書

あきさか

D #1 神さまが幻想入り

—外の世界—

「……だれ?」

?『鋭いわね…。』

「貴女は、だれ?」

紫『私の名は”八雲 紫やくも ゆかり”よ初めまして響。』

「なぜ、名を知ってる。」

紫『細かい事は良いのよ。さあ、私のスキマに入って頂戴。』

「スキマ……噂には知ってる…。」

—スキマ—

「思ってたより気色悪な…。」

紫『ちょっとショック……まあ良いわ。』

「で、連れてこられた理由は?」

紫『今私の世界で起こってる”大規模な異変”を解決して欲しいのよ、”ある人物”と一緒にね。』

「わかった。それともう一つ、オレの能力は何だ?」

紫『貴女の能力は”国を創る事が出来る程度の能力”と”国を守護する事が出来る程度の能力”ね。』

「国造りに関連する能力か…悪くないよ。」

紫『そう。それじゃあ行ってらっしゃい。最初に向かうのは”博麗神社はくれいじんじゃ”よ。』

「えっ……。」

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