平凡な高校生の最強FPSプレイ

ノベルバユーザー343634

最後の戦いと彼女の想い

後残り二人となった。お互いはもう体力が無くなりかけていた。二人になる前に他の選手との戦いがいつもよりの激しかったからである。アリス選手がロバウト選手とアサルト戦を何度も繰り返しダメージを負っては、回復する繰り返しの結果アリス選手が相手を廃墟の中に追い込み手榴弾を入れ爆発さけて勝った。ガンブ選手は最初にマイク選手とスナイパーの戦いとなりマイク選手が他の場所に移動している時に照準を合わせヘッドショットを決めて即キルを入れて勝った。その後は二階建ての家でアサルトを持ったマリアとSG(ショットガン)を持ったガンブで戦った。近距離と中距離で戦えるM416(通称M4)をマリアが持ってガンブが愛用しているS686(通称サイガ)を持って何回も銃撃を行なった。M4はマガジンを入れて40発入るがサイガはたったの2発しか入らないが威力が高い為、2発全部当てたら相手の体力ゲージが無くなるという武器だ。15分間行われた戦いはガンブによる二階から飛び降りて一階にいたマリアにヘッドショットと体に撃ち勝った。
そして今アリスとガンブとのラストバトルになった。
今アリスが持っているのはアサルトのAKM(通称AK)とスナイパーライフルのM24を使っていた。ガンブはショットガンのサイガとスナイパーライフルのKar98K(通称カー)を持っている。
ガンブとマイクが戦っていたのと同じスナイパー戦をまたアリスと繰り返した。

「やっぱりランキング一位の人のエイムはすごいわね」

ガンブとの戦いで負けてリアルに戻りアリスとガンブとのスナイパー戦をただじっと見ながらそう呟いた。
その言葉に重ねるようにロバウト選手が言った。

「空きあらば撃つって感じですね。ガンブさんはどんな小さな当たり範囲でも確実に当ててきてますね」

顎に手を当ててそう呟いた。その言葉に付け足すようにマイクが渋い顔をしながら言った。

「僕はガンブとスナイパー戦になった事が沢山あったけど一回も勝てなかった。けど僕はガンブとの戦いが楽しかったから何度でもガンブと戦えた」

そんな事を呟いているマイクを二人はただモニターを見ながら聞いていた。

「見てみなよ。アリスとガンブの顔を。世界的の戦いなのにあんなにも楽しそうに戦っているじゃないか」

そうマイクが言ったのを聞いて二人の顔を見てみるとガンブはフードコートを着て骸骨の仮面を付けているが楽しそうに笑っているのが分かった。アリスの方は口をボロボロな包帯を巻いているが少し笑っているのが分かったし目が柔らかく楽しそうにしていた。
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「やっぱり強い。撃っても撃ち返してきて拉致があかない」

アリスは左手を強く握り締めて目を閉じて心の中で思った。
楽しい。負けたくないとか外れたとかそう言うのじゃ無く、ただただ楽しい。楽しい。と思いとやっぱり戦うからには勝ちたいと言う気持ちもある。

「私は絶対に勝つ!」

そう言いながら自分のスナイパーライフをガンブがいるところへ向けた。

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「かぁ〜〜やっぱり強いな〜。『オールキング』の異名は伊達じゃないな、やっぱり。」

小岩の後ろに隠れてリロードをしながらそう呟いた。この男は黒いフードコートをして骸骨の仮面を付けた最強のプレイヤーが言った。心の中で小さく思った。
楽しい。やっぱり楽しい!。このPGを始めたのも楽しそうだったから始めた。この戦いをする理由のも強い奴と戦いたい為だからだ。
そう心の中で思うとニヤッと笑ってスナイパーライフルを掛け直した。

「やっぱり楽しいけど、勝つのは俺だ。」

と言って銃身の先を相手の方に向けてスコープを覗きそう呟いた。

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決着がついた。ガンブのカーの弾がアリスのスコープ越しに貫いてヘッドショットしアリスの弾がガンブの頭にヘッドショットしたが、時間判定の結果で
ガンブの勝利
という文字がドームの大きな四つのモニターに映された。
ドームの中は観客の興奮した声と大きな声で埋め尽くされた。
司会の人が言った。

「ガンブ選手のゆ!う!しょ!う!だぁぁあああ!!!ガンブ選手4連覇をしたぁぁあああ!今年も最強の座を勝ち取ったのはガンブ選手だぁぁぁあああ!これからPG本社社長の優勝カップとPGの特別アイテムの授与式が始まります」

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第5回PG最強戦も終わり観客が帰って選手達の控え室ではまだアリスがいた。アリスの目の前には自分のデバイスと準優勝品が置いてありファンからの手紙が置いてあった。そんな中アリスは控え室の天井を見た

「悔しい」

そうアリスが呟きながら彼女の頬に銀色に輝く雫が落ちていった。彼女の家族はドームの外で彼女が落ち着いて来るのを浮かんで静かに待って慰めようか褒めようか悩んでいた。
そんなか一人の男子が入ってきた。アリスは急いで頬に手を当てて静かにを拭いてから入ってきた男子に見てビックリした。

「泣いているのか」

そうガンブが呟いたが、アリスは笑顔になってちがうっと言った。

「なんで泣いてんのか分かるが、あえて言わしてもらう。」

そうガンブが言うとアリスはガンブの顔を見て真剣に聞き入れた。

「楽しかった」

そうガンブは真面目にアリスの方に向かってそう言った。アリスは目を開いた。何故ってガンブと同じ思いで戦っていた事にアリスの胸の中が少し暖かくなるのが感じた。

「過去の試合でもお前と戦っていた時も勝ちたいとかの思いよりもどうして楽しいって思うんだよ」

ガンブが彼女の方に向きながら言った。骸骨の仮面を付けても笑っているのがよくわかった。アリスはガンブの言葉に聞き入れていた。

「またやろうぜ」

その言葉にアリスは本当の笑顔をしてガンブに向かって彼の骸骨の仮面の頬にキスをし、同時に宣戦布告した。

「来年は私が勝つます。」

そう言うと、ガンブは苦笑しながら背を彼女に向けドアノブに手をかけた時ガンブが彼女に言った。

「楽しみに来年を迎えるとするよ」

そのまま控え室から出て行った。アリスはただじっと彼が出て行ったドアを数分見つめた後に荷物を持って笑顔で帰りを待っている両親の元へ走って向かった。彼女の顔には悲しい顔ではなくこれから起きる未来に対して笑顔で廊下を駆け出した。


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最強の男が日本に向かってマネージャーと一緒に飛行機に乗って座っていた。マネージャーが俺の顔を見て言った。

「なんでそんなやる気の無い顔をしているんですか?」

そんな事を言われた最強PGガンブの黒木連夜はやる気の無い感じでそんな愚問を返した。

「いや〜帰ったって次の日は学校だなぁって思ってだるくなってただけだよ」

などとやる気の無い言葉を日本に向かっている飛行機の窓を見ながらそう返した。
まさかすぐに会うことになるなんてこの時の彼には微塵も思っていなかっただろう。


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