転生者、兵器道を極める

山風狭霧

第1章 第9話 お披露目

 ─職業診断から数日後─

 俺が「聖騎士になった」ということを伝えると、父は剣術の教師を募り。

 別荘にて剣術の練習をやる─



 予定だったのだが。

 そこでも俺の特性、「伝説の軍人」が発動。

 元々持っていた武器も特殊ということも相まって、今はUSを練習することとなった。

 要するにサボりだ。

 師匠は同じくUSを所持し、「聖騎士」と同じく上級職と言われる「重戦士」のジョブを持っている。

 ちなみに師匠のUSの詳細は教えて貰ってない。当たり前だ。

 ちなみに今いるのは別荘の地下に作ったシェルター兼格納庫兼演習場。

 意外と建物自体は安かった。建物自体は。

 問題はここに収容・運用されている兵器群の召喚だった。

 まぁそれは後にして…早速兵器紹介の時間

 まず!戦車から!

 まず1つ目は「ティーガーⅡ」!!

 大戦中において投入された全車輌において
前面装甲の貫通が認められず、その圧倒的な装甲と主砲には当時対抗できる戦車が存在しなかった。

 今回の採用に至り、多くの人員と現代並みの設備を用意した「戦車技研」において再設計されたエンジンと変速機に置き換えられ、現在の主力戦車とも言えるだろう。

 この中で特徴的なのがエンジンだ。

 元々ティーガーⅡにはガソリンエンジンが搭載されていたが、それを10式戦車等と同じ水冷式4サイクルV型8気筒ディーゼルエンジンに交換。

 これにより中戦車並の速度を余裕で出せるようになった。

 そして同じく「戦車技研」により開発された
複合装甲を標準装備に増加装甲、爆発反応装甲やアクティブ防護システムや発煙弾発射装置、地雷処理装置が搭載可能。


 次は「M41軽戦車」!!

 朝鮮戦争において運用されたM24軽戦車の後継機となる車輌。

 T34との交戦の前に対人・対非装甲を目標として運用される榴弾ですら撃破されてしまうM24軽戦車。

 当時のアメリカが保有していた最高の軽戦車であったが為に、T34を撃破できる実力を持つといわれるM41軽戦車は生産ラインから直接投入された。

 測距儀が使いものにならないなどの欠点があったがそれを改良したM41A3をさらに
「戦車技研」が改良したもの。

運用としては威力偵察車主力を担う。

 他にも装甲兵員輸送車として「BTR-60」に
天板とさらなる装甲の追加がされた。

 武装には俺が召喚し、それを「戦車技研」
と同じく創設された「火器技研」が改造した
kord重機関銃が設置。

 他にも爆発しやすいエンジンの変更・ハッチの設置場所などの問題点も解決した。




 兵器運用・実験施設付格納シェルター
「アダマント基地」陸軍機甲特区

設備(拡張予定)
・「戦車技研」本部
・「火器技研」重火器支部
・天候変動型演習場「市街地」「平原」「砂漠」
                                「森林」「海岸」「射撃場」
・火力・地熱発電所
・整備・格納施設

運用部隊数(戦車・装甲車部隊編)
・「ティーガーⅡ」4個戦車大隊(216輌)
・「M41軽戦車・BTR-60」2個混合機甲偵察
   大隊(軽戦車54輌・装甲兵員輸送車48輌)

計:乗員1392名、整備士4580名

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コメント

  • 山風狭霧

    おお!ありがとうございます!!
    こちらこそありがちゃんちゃん鍋!w

    0
  • 水野真紀

    なんか好きになる
    どこか惹かれる文章
    好きだそういうの
    俺もそういうのかけるようになりたい
    みてくれたらありがちゃんちゃん鍋

    2
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