第2話『初めて見る物達』

—幻想世界—

遊『イテテ…。』

空から落ちるとは…あの妖怪…覚えてろよ。

？『誰ですか？』

遊『ん？』

そこにはエメラルドグリーン色の髪色のロングヘアに…なんて言えばいいのかな…ワンピースっぽい服を着た幼女が僕の目の前に立っていた。

遊『あの、ここは幻想世界ですか？』

？『そうですね、もしかして貴方は外の世界から来たのですか？』

遊『外の世界？』

？『そうです。ここの幻想世界せかいでは外来人、または外の世界から来たと言います。』

そうなのか…少し考えてみればそうだな。

遊『えっと、君の名前は？』

ミズチ『私の名前は”ミズチ・アルカナ”です。能力は”水霊を操る程度の能力”ですね、貴方の名前はなんですか？』

遊『僕の名前は城巛遊。あの、”能力”ってなんですか？』

ミズチ『能力ですね…簡単に言いますと、ここに住む人たちはだいたいみんな持ってますね。ここの世界では”スペルカードルール”と言うルールが存在します。』

遊『スペルカードルール？』

ミズチ『まあ簡単に言いますと”弾幕ごっこだんまくごっこ”です。まあ説明するより見た方が早いですよね？』

遊『そうですね、お願いします。』

ミズチ『では。スペルカード発動、水霊すいれい「青龍・隕石ブルー・メテオ」！……こんな感じですね、分かりましたでしょうか？』

遊『凄いですね…！あ、話ズレますがこの世界で一番最初に行った方が良い場所とかってあります？』

ミズチ『ん〜。やっぱり”阿弥陀神社あみだじんじゃ”ですかね…今から行きましょうか。』

遊『ありがとうございます。』