桜幽幻録書

あきさか

回想録書 第5録 『春終異変・未』

空閣城くうかくじょ

あろま『よっと。』

妖子『燈居るー?』 

咲『居ますよ、呼んできますね。』

燈『で、用は?』

あろま『見ての通り春が全く来ないんだぜ、どうするよ?』

燈『はあ…またあの子ね。』

妖子『やはり神奈子達ね?』

燈『そうみたいね、じゃあ異変解決として貴方達に依頼するわ。』

妖子・あろま『了解(だぜ)。』

—冥界—

明日香『神奈子様、準備が整いました。』

神奈子『ええ。』

あろま『おいっ!!そこのあんたに用があるんだぜ!』

神奈子『あら、あろちゃんじゃない。何かしら?』

あろま『お前らが幻想世界の春を奪ったのは!』

神奈子『だとしたら?』

妖子『捕まえるわよ。』

神奈子『仕方がないわね〜、明日香ちゃんあろちゃんをお願いね?』

明日香『わかりました。』

妖子『一対一って事ね…行くわよ、スペルカード発動、夢符ゆめふ陰陽啾々いんようしゅうしゅう」!』

神奈子『スペルカード発動、防符ぼうふ亡霊の結界ゴースト・レクチャー」。』

あろま『行くぞ明日香!スペルカード発動、恋符こいふ青龍の隕石ブルー・ドラゴン・メテオ」!』

明日香『冥斬めいざん木の葉の方夢このはのかたゆめ」!』

コメント

  • あきさか

    加賀美 咲(かがみ さき)
    ・能力・鏡を操る程度の能力
    ・種族・九尾の狐
    ・通り名/鏡と異界を繋ぐ狐

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